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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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新春の二宮;吾妻公園から富士山の展望と菜の花を愛でる

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                                            <吾妻山から富士山を望む>

                    新春の二宮:吾妻公園から富士山の展望と菜の花を愛でる
                         (山旅スクール5期同窓生ほか)
                        2019年1月21日(月) 晴
<ルート地図>


←クリック拡大

▇JR二宮駅から歩き出す
 今日は久々に山旅スクール5期同窓生他の皆さんと一緒に散策を楽しむことになっている.
 JR二宮駅改札口10時00分集合である.何時もの塔ノ岳詣でに較べると,随分と楽な時間なので,返って朝の時間を持て余してしまう.
 朝の東海道本線の電車はどこかで何かがあったようで10分ほど遅延するが,集合時間前の悠々二宮駅に到着する.本日の参加者は,塔ノ岳でもお馴染みのTBさん,IGさん,KIさんなど総勢6名(男1人,女5人)である.
 9時55分,二宮駅から歩き出す.
 駅前から三々五々歩いている観光客の流れに乗って歩く.そして,10時丁度に吾妻山公園入口に到着する.

<吾妻山公園入口> 

▇いきなりの急階段
 吾妻山公園入口から,いきなり急な登り階段になる.
 階段を登り始めると,たちまちの内に”フーフー,ハァ,ハァ,…”になる.
 ちょっと長い階段の両側にはビッシリと水仙が咲き乱れている.水仙の写真を撮りながら登り続けて.10時07分,展望台に到着する.

<展望台に到着>

▇展望台からの眺望
 展望台の高度はそれほど高くはないが,眼下に二宮の市街地が手に取るように見えている.その向こうに相模湾が広がっている.今日は快晴.遠くに江ノ島,三浦半島も見えている.
 展望台の周囲には桜の木が植えられている.桜が満開になったときの美しい風景を想像しながら,暫くの間,展望台からの眺望を楽しむ.

<展望台からの眺望>

▇水仙を眺めながら…
 10時20分頃,展望台を出発する.園内のなだらかな坂道を登る.進行方向右手の土手は水仙の群生地である.左手を見ると枯れ木の間から二宮の住宅地と日光を反射する相模湾が見えている.
 私達はこの冬の風物詩を味わいながら,実にユックリとしたペースで坂道を登り続ける.

<今が見頃の水仙群生地>

▇浅間神社の鳥居
 10時28分,坂道の途中にある浅間神社の鳥居に到着する.なかなか立派な鳥居である.
 鳥居の先にはかなり急な登り傾斜の石段が続いている.仲間の一人が,
 「…登りましょう!」
と一同に促してから,勢いよく登り始める.残りの私達も引きづられるようにして,石段を登り始める.

<浅間神社の鳥居>

▇浅間神社
 10時30分,浅間神社に到着する.
 それほど大きな社殿ではないが,なかなか立派な社殿が建っている.
 鳥居の脇に設置されている説明文によると,この神社は冨士浅間神社の末社である.祭神は美人の神様のようである(下記説明文をクリック).

←説明文(クリック拡大)
<浅間神社>

▇事務所で休憩
 社殿の右手沿いの土道に入る.緩やかな坂道をほんの少し下って,10時36分,事務所に到着する.ここで10分ほどトイレ休憩.
 辺りは沢山の観光客で賑わっている.
 事務所隣の休憩所に入る.休憩所には吾妻山公園のPR資料などが置いてある.その中から公園の地図を1枚頂く.

<水仙に囲まれた事務所>

▇吾妻山山頂から富士山を望む
 トイレ休憩を終えて,吾妻山山頂に向けて,緩やかな坂道をゆっくり歩く.ほどなく広々とした芝生の丘陵に入る.
 坂の上から下ってくる男性から,
 「富士山が待っていますよ…!」
と私達を励ます.
 10時46分,吾妻山山頂(標高136メートル)に到着する.
 目の前には菜の花を近景にして,富士山が聳えている(冒頭の写真).
 富士山の山裾に小さな山が見えている.毎度,塔ノ岳詣でをするときに小田急線の電車から眺める矢倉岳である.その左手には箱根の金時山がぽっこりと聳えているのが見える.

<富士山と矢倉岳の眺望>

▇大山と菜の花
 富士山の右手には丹沢の大山がくっきりと見えている.手前の菜の花とよく似合っている.
 大山の左手には塔ノ岳,蛭ヶ岳などの丹沢の名峰が連なっている.
 近くの無料で備え付けの双眼鏡がある.それを覗くと,お馴染みの塔ノ岳山頂から花立山荘辺りの稜線がくっきりと見える.素晴らしい景色である.

<大山と菜の花>

▇吾妻神社
 まだ昼の弁当には少し早い時間である.そこで昼前に山頂から少し下ったところにある吾妻神社をお参りすることになる.
 段差が大きい階段道を降りる.少々歩きにくい階段である.
 11時05分,吾妻神社に降り立つ.
 吾妻神社の祭神は弟橘媛命(詳細は下の説明文をクリック).

←説明文(クリック拡大)
<吾妻神社>

▇再び吾妻山山頂へ
 本殿を回り込むようにして,降りてきたときとは別ルートで,もう一度,吾妻山山頂に戻る(11時20分).
 山頂に建っている吾妻屋の向こうに日光を反射して鈍く光る相模湾が見えている.

<吾妻山山頂の吾妻屋>

▇山頂芝生で昼食
 山頂のベンチと芝生に陣取って,昼食を摂る.
 同行の主婦の皆さんから,いろいろと差し入れを頂戴する.
 昼食後は芝生に仰向けに寝転んで,眩しい太陽を浴びながら一時を過ごす.実に良い気分である.

<吾妻山山頂で昼食>

▇滑り台で一気に下山
 12時15分,昼食を終えて,そろそろ下山しようということになる.
 下山は,滑り台を使用することに…
 「…滑り台は子どもが使うものだと思っていたのに…」
とどなたかが言う.
 「まあ,良いから,これを使って降りましょう…」
ということで,全員がこの滑り台を使って一気に下る.

<滑り台を使って一気に下る>

▇山麓の直売所
 滑り台を降りて,園内の散策路をノンビリと下る.
 12時27分,浅間神社鳥居に到着する.ここからは往路を辿っての下山である.
 12時35分,再び展望台に到着する.ここでほんの2~3分,景色を眺めながら立ち休憩を取る.そして,12時47分,山麓の中腹にある売店に立ち寄る.
 建物の中には休憩所と売店がある.
 まずは売店を覗いてみる.地元で取れたものを思われる野菜や果物類が並んでいる.どれもこれも新鮮で美味しそうである.

<山麓の直売所>

▇二宮駅に戻る
 13時07分,直売所を出る.
 坂道を下って,13時11分,二宮駅に戻る.まだ時間は早いが,これで本日の行程は全て終わりである.
 二宮駅に到着した途端に,2~3年前に五十三次洛遊会の皆さんと一緒に秦野の廃線跡を辿ったときのことを思い出す.
<二宮駅>

▇ガラスのうさぎ像
 まだ時間が早いので,駅の海側の広場にあるガラスのうさぎ像を見に行こうと皆さんを誘う.
 駅のコンコースを通り抜けて,反対側の広場に降りる.降りたところに八百屋がある.一同,ガラスのうさぎ像はさておいて,まずは八百屋の中を一回りする.そして,そのあと,ガラスのうさぎを見物する.
 ガラスのうさぎ像の説明文をデジカメに収めたつもりだったが良く写っていないので,二宮町のパンフレットから説明文を要約引用すと,「太平洋戦争末期,東京大空襲で母と妹を失い,二宮で機銃掃射により父を失う悲惨な体験を綴った自伝小説「ガラスのうさぎ」」をモデルにした像である.
 ”とにかく戦争はまっぴらだ…”
 多感な少年時代に戦争を体験した私は,心底からそんな感情を持っている.

<ガラスのうさぎ像>

▇大船駅構内でコーヒーブレーク
 二宮13時30分頃発の東海道本線上り電車に乗車する.途中,茅ヶ崎で何人か下車する.流れ解散.残りの4人は,13時57分,大船駅で下車.3人は根岸線に乗り換え.
 まだ時間が早いので,改札口を出ないで,構内の某喫茶店でコーヒーブレーク.付き合いが長い方が多いので,ついつい長話をしてしまう.
 15時10分,バスの時間に合わせて私一人が先に喫茶店を出る.残り3人がその後何時までこの喫茶店にいたかは私には分からない.

<大船駅構内の某喫茶店にて>

▇無事帰宅
 路線バスを利用して帰宅する.
 バスの中で〃会社に勤務していた絵仲間とバッタリ一緒になる.その瞬間,私の頭の中は山歩きから水彩画の方に切り替わる.
 ”そろそろ絵の制作に本腰入れなければ…”
と心の中だけで慌て始める.
 でも,家に帰ってからまず最初にやったのは昼寝だった.
 ”こりゃ,駄目ダ!”

<ラップタイム>

  9:55  二宮駅歩き出し
10:00  吾妻山公園登り口(役場口)
10:07  展望台(10:20まで)
10:28  浅間神社の鳥居
10:30  浅間神社
10:36  事務所隣接の休憩所(10:45トイレ休憩)
10:46  吾妻山山頂(11:00まで)
11:05  吾妻神社(11:15まで)
11:20  再び吾妻山山頂(12:15まで昼食)
12:27  浅間神社の鳥居
12:47  山麓の直売所(13:07)
13:11  二宮駅

[散策記録]

▇水平距離           1.93m

▇沿面距離           1.96m

▇累積標高(+)        138m

▇累積標高(-)        138m

▇所要時間(休憩時間込み)
 二宮駅発             9:55
  〃 着           13:11
 (所要時間)       3時間16分(3.27h)
 水平歩行速度      1.93km÷3.27h=0.59km/h(=590m/h)   
                                (おわり)
「関東・伊豆箱根・上信越」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/b310ac5e15770f914d9320a6a850a7d9
「関東・伊豆箱根・上信越」の次回の記事
(なし)

お断り;
 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
 また,当ブログ記事を読んで,不快になられた方は,以後,当ブログへアクセスされないようにお願い致します.


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