<鎌倉芸術館>
閑話休題・日々雑感;鎌倉芸術館で水遊会の展覧会を見学
(水彩画の美しさの再認識)
2018年7月18日(水) 晴・酷暑
連日,とんでもない猛暑が続いている.テレビでは不要不急の外出は避けるように,そして適度に冷房の利いた室内ですごすように,頻りに注意している.いわれるまでもなく,蒸し暑い最中の外出は確かにきをつけなければいけないなと自覚しているが,そうかといって,冷房の利いた狭い空間の中で閉じ込められたような毎日を過ごすのでは,何のために息をしているのかが分からなくなる.
”やっぱり,正解は熱中症に警戒しながら適度に外出すること”
と勝手に解釈する.
今日の外出の目的は,元勤務先の仲間であり,かつ山中までもあるOK氏が所属する水遊会の展覧会を拝見することである.会場は大船駅から徒歩10分ほどの所にある鎌倉芸術館である.かつてシネマワールドがあったところと言った方がわかりやすいかも知れない.
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<鎌倉中央公園経由で会場へ>
▇けだるい雰囲気の鎌倉中央公園
ちょっとお臍が曲がった私は,このクソ暑い最中,路線バスやモノレールを使わずに鎌倉芸術館までの3キロメートル弱を歩いていくことにする.もちろん,鎌倉中央公園経由である.
10時半頃,淸水塚口から鎌倉中央公園にはいる.何となく蒸し暑い水蒸気が立ちこめているような気だるい空気が淀んでいる.
弱いながらも風が吹いているので,涼しくて快適とまではいえないが,蒸し暑くて困るというほどでもない.お散歩を楽しむ2~3②の方とすれ違いながら,山崎口から山崎の住宅地へ.
<上池>
▇薬師堂跡
何時ものように,薬師堂跡を経由して水道山の山裾伝いに大船方面へ向かう.
<薬師堂跡>
▇36.0℃!,とんでもない気温だ
大規模団地レーベンスハウス沿いの歩道を歩く.風がなく照り返しが凄い.
携帯電話を取りだして気温を測定する.
ナ,ナント! 外気温は36.0℃.”何をか況んや”状態である.
<とんでもない気温だ>
▇跨線橋から留置線の電車を楽しむ
台3丁目の横須賀線跨線橋を渡る.丁度そのときに留置線に横須賀線の電車1編成が停まっている.どうやら15両編成のようである.もちろんすぐさま写真を撮る.こういう風景は,何か仕事を終えて一休みしている感じがして,実に良いなと思う.
<留置線の電車>
▇鎌倉芸術館に到着
離山地蔵尊,大船病院の前を通って,鎌倉芸術館に到着する.鎌倉芸術館を訪れるのは久々のことである.
なんだか,やけに,ひっそりとしている.人の気配がまったくない.
”ありゃ~ぁ! 日にち間違えたかな?”
<鎌倉芸術館>
▇本日のイベント案内
傍らにある「本日のイベント案内」を見る.
だだっ広い掲示板の中央に,ぽつんと1枚,水遊会の案内が張ってある.どうやら,今日は水遊会が広々とした鎌倉芸術館を借り切っているような感じである.
<本日のイベント案内にはぽつんと1枚張られている>
▇序でながら催し物案内を覗く
ついでながら,入口に向かって反対側にある催し物案内を覗いてみる.
けっこぅいろいろなポターが張り出されている.内心で”良かったな”と安心する.
<水遊会の会場を一回り>
▇受付でOK氏に挨拶
受付で登板のOK氏に挨拶する.私は早い到着のようで,会場はまだがらんとしている.
OK氏の案内で,会場を一回りする.
私には画のことは良く分からないが,清潔,緻密で,完成度の高い絵が多いなという印象を受ける.会場を回っている内に心が洗われたような気分になる(了承を得て会場の雰囲気だけを撮影).
▇OK氏の作品
ご本人の了承を得て写真を撮る.
作品は2枚.
私の勝手な印象.
とにかく緻密で丁寧な仕上げである.
上の絵の遠景はいわゆる空気遠景法.素晴らしい.ご本人も描くのが一苦労だったとのこと.
下の絵は橋のデッサンの正確さと,消点を画面左隅のちょっと下に設定した構図の巧みさに感心した.橋が画く弧を正確にデッサンするのはかなり難しそうである.それを丁寧に仕上げていることにえらく感心させられる.
いい絵を見せて貰ったなと思う.
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▇今度は自分がシッカリ書かなければ…
私が所属する協会の会員展は10月開催予定である.
少しは気を引き締めて描かなければ…と,OK氏の絵から刺激を受けた.
”暑さにかまけて,でれでれしていてはダメ!”
大いに感銘,刺激を受けた展覧会見学だった.
(おわり)
「閑話休題・日々雑感」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/26454bbd16250da28ca1da25c85c2b79
「閑話休題・日々雑感」の次回の記事
(なし)
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