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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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富士山すそ野一周ウォーキング(全17回);1回目(2);北口本宮浅間神社から新屋山神社へ

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                                 <北口本宮冨士浅間神社境内散策>

      富士山すそ野一周ウォーキング(全17回);1回目(2);北口本宮浅間神社から新屋山神社へ
                      (クラブツーリズム)
                   2018年4月12日(木)  晴れ
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https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/74336ce0eb0a372ee852a50cdbcc5e71

<ルート地図>


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<厳粛な雰囲気の参道>

▇歩き出しは参道入口から
 茅ヶ崎駅近くのバス停から専用バスに乗車して,9時54分に北口本宮浅間神社(以下浅間神社と省略)駐車場に到着した私たち33人は,駐車場の片隅でストレッチを行った後,13時35分に,ST講師を先頭に歩き出す.列の末尾には添乗員のMMさんである.
 まずは参加者全員をほぼ10人ずつ4班に班分けをする.私は2班.10名の班の中で男性は私を含めてたった2人,参加者全体を見ても男女比はほぼ2対8である.
 ST講師の説明によると,参加者を年代別に見ると,50歳代はほんの僅か,後は60歳代,70歳代が大半を占めているとのこと.ウォーキングや登山のグループではほぼ共通の傾向である.
 ”60~70歳代の男性よ! もっと外に出て歩こう!”
と私は声を大にしてお勧めしたい.
 さて,私たちの最初の訪問場所は浅間神社である.言わずと知れた富士山川口湖口登山口にある神社である.

<浅間神社参道入口>

▇厳粛な雰囲気
 厳粛な雰囲気の長い参道をユックリと歩く.
 本来ならば,まずは浅間神社の由来などを簡潔に記述したいところだが,今回のウォーキングの主目的はウォー-キングなので,あやふやな知識しかない私が,にわか仕込みで生半可なことをくどくど書き連ねるのはヤボというものである.ここでは,富士登山の安全を願う場所と言うことだけに止めておこう.
 なお,講師からは簡潔な説明資料を頂戴している.
 ウィキペディアによると,浅間神社の社格は県社のようである.
 私たちは,参道の所々にある旧跡などの説明を受けながら,ユックリと境内を歩く.

<厳粛な雰囲気の参道>

▇桜咲く境内
 途中,講師から角行の立行石という旧跡の説明を受ける.角行は富士講の開祖で,この石の上で爪立ち30日の業を行ったとのこと.細かい説明板が石の近くに設置されている.
 10時24分,狛犬の前を通過する.参道の桜が丁度見頃を迎えている.

<桜が見頃な参道>

▇立派な門
 参道を進むと,朱塗りの立派な山門(…と呼んでいいのかな)に到着する.傍らにある満開の桜との調和が,なかなか見応えがある.
 扁額に何が書いてあるのか,見上げながら確かめるが,崩し字なので浅学な私には読めない…が,「富士嶽」と画いてあるようにも読める.
 ”まあ,読めなくてもイイカ…”
で,石段を登って山門を潜り,その先の参道を進む.

<朱塗りの山門>

▇本殿参拝
 参道の突き当たりにある本殿(正式名称は未確認)を参拝する.んかなか立派な建物である.
 本殿前の大木に圧倒される。

<本殿参拝>

▇立派な拝殿
 拝殿(?)の前で,講師の詳しい説明を受けるが,あまりに詳しすぎて,私ごとき素人はとてもではないが付いていけない.説明は確かに聞こえるが,そのまま頭には入らずに,反対側の耳から簡単に消えていく.
 ”もう少し,要点だけをゆっくり説明してくれないかな…”
と適応能力に欠ける私は感じる.

<立派な拝殿>

▇境内の桜が満開
 境内の見取図がないので,一体どこを歩いているのか良く分からないが,見事な桜を眺めながら,はぐれないように講師の後を追う.
 ”境内の見取図が欲しいな…”

<境内の桜が見事>

▇夫婦梅
 途中で夫婦梅と名付けられた梅の木の前を通過する.
 梅の花と桜の花が,一緒に見頃になっているのが珍しい.

<夫婦梅>

▇西宮本殿
 10時28分,西宮本殿を詣でる.朱色が鮮やかな社殿である.国重要文化財に登録されている.祭神は天照大神と琴平大神の2柱だという.

<西宮墾田>

▇同居する神々
 10時23分,境内社が立ち並ぶ場所を歩く.
 同行の講師が,
 「…日本の神様は,近くに祀っても,隣同士で喧嘩しないから良いですね…」
と言う,
 ”なるほど,確かにそうだな…”
と私も改めて再認識した次第である.

<同居する神々>

▇諏訪神社
 境内社の中でも,特に立派は社殿が造られているのが諏訪神社である.
 たまたま私の家の家紋が,なぜか諏訪神社の神紋と同じなので,諏訪神社には親近感が湧いてくる.特別に諏訪神社だけは,シッカリと写真を撮っておく.

<諏訪神社>

<福地用水沿いの散策路を新屋山神社へ>

▇桜満開の散策路
 11時47分,浅間神社の参拝を終えて,境内の外へ出る.出口に「ご参拝おつかれさまでした」と画いてある立て看板が立っている.
 ここから先は,福地陽水沿いの閑静な散策路が続く.

<参拝を終えて,桜が見頃な小径に入る>

▇見事な桜並木
 進行方向右手に,見事な桜並木が続く.ときどき桜並木の先に富士山が見え隠れする.
 私たちはガイティングレシーバーを通じて聞こえてくる講師の話を伺いながら(時には風景に没頭するために,聞くのを止めるが),ノンビリ調子で歩き続ける.
 正直に二分の気持ちちを吐露すれば,折角素晴らしい風景の中を歩いているんだから,七面倒臭い細々とした話なんかより,桜並木をそよそよと吹き抜ける風の薫りや,辺りの風景に全神経を傾けていたい.そんなわがままな私には,折角の話も単なるだみ声の雑音としか感じられなくなってしまう.
 ”もうちょっと,デリカシィのある控えめな説明をしてほしいな…”
と勝手にわがままなことを思っている.そして,ついには折角のガイディンギレシーバーを耳から外してしまう.
 暫くの間,足に心地が良い土道が続く.

<桜並木が連続する>

▇日中両国世代友好の碑
 10時47分,日中両国世代友好の碑に到着する.
 見事な桜の前に,大きな碑が立っている.講師からこの碑についての説明があったかもしれないが,この碑に到着する頃,私はガイディグレシーバーを耳から外していたので,この碑のことは何も分からないまま,桜を眺めただけで通過してしまう.
 ”まあ,碑のことはどうでもいいや.見事な桜が見えたから…”

<日中両国世代友好の碑>

▇道路を直角に渡る
 自動車道を斜めに渡って,福地用水沿いの草道に入る.道路の路肩に「富士山徐福之碑」と大書した案内杭が立っている.
 道路沿いに一列になって,「1,2の三3!」で道路を直角に渡る.

<道路を直角に渡る>

▇福地用水沿いの道
 冨吉陽水沿いの細い小路に入る.進行方向右手は用水を挟んで桜並木が続く.道路の左側には田畑や集落が点在する.歩いていて実に心地の良いところである.
 このあたりもガイディングレシーバーは耳から外したまま、全神経を風景に傾けながら歩き続ける。

<福地陽水沿いの散策路> 

▇桜の向こうに富士山
 福地用水沿いの桜の向こうにときどき富士山が顔を出す.5合目付近まで残雪で真っ白になっている.
 ”やっぱり,富士山は形,姿が良いなあ…”

<桜の向こうに富士山>

<新屋山神社>

▇沢山の赤い鳥居
 11時02分,信屋山神社入り口に到着する.
 福地用水を渡って,新屋山神社の境内に入る,境内入口には「新屋山神社」と刻字された大きな石柱が立っている.その先には赤い鳥居が沢山並んでいる.私たちは鳥居を潜って拝殿に向かう.
 講師が,歩きながら,
 「…ここは金運の神様ですよ.皆さんお参りしてから宝くじを買いなさい.宝くじは買わなければ当たりませんよ…」
と俗っぽい説明をする.

<新屋山神社に到着>

▇お祓いを受ける
 それほど長くはない参道の突き当たりに,場違いとも感じてしまうほどの立派な拝殿がある.
 「さあ,さあ,清めが清んだら,拝んで,拝んで,…1人ずつでは時間が掛かるので,何人か一緒に並んでお参りして下さい…」
と講師が私たちをせき立てる.
 急かされるままに,手を洗い口を濯いで,参拝を済ませる.
 「さあ,皆さん,おはらいを受けましょう…」
というかけ声に合わせて全員が拝殿の前で頭を垂れる.
 するとどこからともなく神主が現れて,ほんの一言二言,呪文のようなことを言ってから,私たちの頭上でお祓いをする.そしてすぐに社殿の中に消えてしまう.
 下の写真はお祓い直後に撮ったもの.社殿の置くに去って行く神主さんの後ろ姿が偶然写っている.
 「…さあ,これで宝くじ買って下さい…」
と講師がだめ押しする.
 ”そういえば,私は生まれてこの方,宝くじは1枚も買ったことないな…”
と賭け事には全く無縁だった自分の半生を振り返る.
 11時09分,新屋山神社のお参りを済ませる.

<新屋山神社のお祓い>
                               (つづく)
続きの記事
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(執筆中)

「富士山すそ野一周ウォーキング」の目次
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/8e5951273a0b396d3b3d0f180c72e619
「富士山すそ野一周ウォーキング」の索引
(準備中)

お断り;
 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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