ホーキング博士が旅立った! ショック!
(閑話休題;日々雑感)
2018年3月15日(木)
今月14日,あのホーキング博士が旅立ったというニュースに接し,本当にビックリした.ホーキング博士はオックスフォード大学とケンブリッジ大学で物理学と天文学を専攻した理論物理学者だ.筋萎縮ナントカという病気で苦労された.
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私の物理学や天文学の知識はせいぜい高校生程度.でも,ホーキング博士の本(もちろん初心者向けの日本語版)を何冊か,興味深く読んでいる.今でも,1989年に購入した『ホーキング宇宙を語る』(林一[訳],早川書房)を,後生大事に保管している(写真).
もちろん,21世紀になってから急速に進歩した宇宙論と比較すれば,この本の内容は,いささか古典的に感じもしなくはないが,私にとっては大切な本である.だから,表紙にビニールカバーを掛けて後生大事に扱っている.
博士の訃報に接し,私は,もう一度,この本を読んでみたいなと思っている.
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さて,
話はぐっと逸れてしまうが…
私は自然科学関連の古典ものに結構興味がある.
例えば,
エルンストヘッケル[著]岡上梁[訳],明治39年(1906年),『宇宙の謎』有朋館
も,私にとって大切な本である.
この本との出会いは,私の父がエルンストヘッケルの著書の愛読者だったことから,当時,中学生だった私が感化を受けたのが始まりである.
この本のお陰で私は自然科学に興味を持つようになったし,後々,ホーキング博士の著作物を読むようになった切っ掛けにもなっている.
エルンストヘッケルの本については,別途,機会があったら,読後感想をいろいろと纏めてみたいと思っている.
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その後,この分野への私の興味は,ガモフの著書を読み耽る時代に移る,丁度私が大学生の頃である.
『不思議な国のトムキング』(題名ちょっとあやふや)
『1,2,3,無限大』
など.
これらの本も家中を探しまくれば,必ずどこかにあるのだが,今日の所は見つからない.ここでこれらの本の表紙を写真で記録できないのが残念である.
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そして,ぐっと時代が下る..
その間のことは省略して,20世紀末頃.カールセーガンの三部作(下の写真)へと興味は移る.
この三部作も私には大切な本なので,カバーにビニールをかぶせて大切に保管している.
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この分野での20世紀末までの私の興味はこんなところかな.
宇宙の仕組みに,とてつもない興味を抱かせてくれたホーキング博士の本に感謝,感謝である.
それが切っ掛けで,今でも放送大学のテレビ番組の中で,この方面の放送があると夢中で見ている(放送大学の学生でもないのに…).
ホーキング博士が旅立ったという報せにより,私の心の奥底のどこかに,真っ暗な洞穴が空いてしまったような気分になっている.
今となっては,ホーキング博士のご冥福を祈るのみである.
ホーキング博士,有り難うございました.
(おわり)
※本稿の初出は趣味人倶楽部です(初出に加筆した).
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(なし)
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