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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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夏の終わりの鎌倉;雨の鎌倉中央公園

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         夏の終わりの鎌倉;雨の鎌倉中央公園
               (独り散策)
2017年8月16日(水) 雨

■雨に濡れた遊歩道
 もう8月も後半,つい先日まで,猛烈に暑い日が続いたかと思っていたら,このところ,天気が悪い日が続いている.
 私は,明後日,8月18日(金)から,アルパインツアー社主催のピレネー山小屋重曹トレッキングに参加する予定になっている.もう出発2日前だというのに,まだろくに出発準備をしていない.何となく気が進まないのである.もっとも,パスポートとクレジットカード,それに若干の厳禁さえあれば,あとは何とかなるという安易な気持ちがないと言えば嘘になるが…
 とはいえ,出発日が押し迫ると,さすがに準備をしないわけにはいかない.アイゼン,スパッツ,雨具,防寒具,ヘッドランプなど雪山歩きに必要不可欠なものだけは特に注意してスタッフバックに放り込む.あとの着替えなど,そんなに沢山持って行く気は最初からない.
 とはいえ,やっぱり細々としたものが不足しているので,午後から大船まで仕入れに出かける.
 あいにくの雨,でも路線バスに乗る気もしないので,雨の中を大船までブラブラと歩いて行くつもりである.
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 清水塚口から鎌倉中央公園に入り,山崎口から公園の外に出て大船駅まで歩く.片道約6000歩のプチ散策である.
 ビニール傘を差して歩く.ビニール越しに公園の上池の写真を撮る.雨粒が傘に当たって,ぱたぱたと音を立てている(冒頭の写真).
 つづいて,ついこの間まで半夏生が見事だった急傾斜前の木道をゆっくりと歩く.濡れた木道の風情が何とも言えないほど美しい.
 ”雨に触れた木道を水彩画に仕上げたいな…”
とふと思うが.これはどうにも難しそうである.

 
■しっとりとした緑に癒やされる
 雨が降りしきる中,園内を散策している人など私以外に誰も居ない.当たり前と言えば当たり前だが…
 でも,雨の音しか聞こえない公園を静かに散策するのも,なかなか良いものだなと実感する.
 雨で潤う木々の緑が実に良い,気分最高.



2017年8月29日(火)  曇:涼しい

■サルスベリ
 ピレネー山脈10日間の旅を無事終えて8月28日(日)の深夜,無事帰国した.昨日(219日)は逆時差ぼけで,日中どうにも眠くて堪らない.
 朝食後,予定より遅れに遅れている本業の物書きを始めようとして,PCを立ち上げる…までは良かった.
 さて,どうしよう?
 前回まで書き終えている文章を読み返しているうちに,いつの間にか机にうつぶせになったまま寝込んでしまう.それも不思議なことに,いつの間にか横になって眠っている.
 目が覚めた瞬間,自分が一体どこで何をしているのか,今は朝なのか夕方なのかにも迷う.
 ”しまった~ぁ…”
 あわてて時計を見ると,すでに14時を過ぎている.
 びっくりして,2階の自室から1階の食堂へ降りる.食堂には私の昼食が並べたままになっている.家内はどこかに出かけてしまったようである.私は,テレビを眺めながら(巳ながらではない),昼食を済ませる.
 なんだか一日損をしたような気分になる.
 まだ眠い.ぼんやり頭では何もできないし,こんなことで終日家に籠もっていたら,ますます萎えるだけ.ちょっと時間が押しているが,とりあえずは鎌倉中央公園でも一回ししようか…ということで家を出る.
 園内のサルスベリが丁度見頃を迎えている.



 
■結局一日を無為に過ごす
 小一時間,鎌倉中央公園から山崎辺りをぶらついただけで帰宅する.
 すぐに夕食の時間である.
 食後も,どうも何もやる気にならない.
 …という訳で,貴重な一日を無為に過ごしてしまった.本当にもったいないことをした.
 明日からはもう少し気合いを入れなければ…
                                                   (おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/272e15b7109b001201974ec5d1663ccc
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
(なし)

お断り;
 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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