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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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ノルウェー紀行;第10日目;オスロ観光(4);ムンク博物館

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                              <ムンク博物館に到着>
 
    ノルウェー紀行;第10日目;オスロ観光(4);ムンク博物館
           (アルパインツアー)

第10日目;2013年8月28日(水)(つづき) 晴

<ルート地図>

■オスロ全体図

                          ↓
■ムンク博物館付近地図              拡大図


<ムンク博物館>

■地下鉄で移動
 国立ギャラリーの見学を終えた私たちは,地下鉄ナショナルシアター駅から地下鉄に乗車して,15時02分にトーエン(Toyen)駅に到着する.
 私たち全員がオスロ市街地図を持っているのに,すべてツアーリーダーに任せっきりで,ひたすらツアーリーダーの後ろに付いて歩く.地下鉄の駅から外へ出た途端に,私など東西南北がサッパリ分からなくなる.ツアーリーダーが通りすがりの人に,ムンク博物館への道順を聞くが,要領を得ない.結局数分迷ってから,再び元の地下鉄駅まで戻る.
 良く辺りを見回すと,地下鉄構内に入る所にムンク博物館の案内板がある.最初からこの案内板に気がつけば,迷うことはなかった.
 案内板の指示に従って,住宅街の中を暫く歩いて,15時18分にムンク美術館に到着する.周囲は閑静な住宅地のようである.
 
<地下鉄トーエン駅入口>            <ムンク美術館>

■ムンク博物館見学
 博物館の中に入る.
 ガラス張りの明るい建物である.入口近くに一寸した売店がある.見学時間は約40分である.長いような短いような見学時間だが,まあ,これだけの時間があれば,一通りは見学することが出来るだろう.ここも内部の撮影は禁止されているので,ここで撮影した写真は,入口付近で写した写真1枚だけ(下の写真).

<博物館入口の壁画>

■多様なムンクの絵
 ムンクの絵を眺めながら,館内を一巡する.
 館内にはさまざまなモチーフで画かれた絵画が並んでいる,美術館入口で入手した資料によると,館内には自画像3枚,風景画多数,その他様々なモチーフで画かれた絵が展示されている.
 館内の見取図は以下の通りである(ムンク博物館のパンフレットより引用).

■ムンクの自画像と『叫び』の絵
 館内に於いてあるパンフレットにムンクの自画像の写真が載っているので引用する.パンぬレットの右側に画かれているのは,館内の説明である.
 また,その下の資料は,オスロ案内(日本語)に掲載されている『叫び』の絵である.ここにはムンクの生涯について簡単な説明文が載っている.

<ムンク博物館のパンフレットより>


<ムンク関連のアトラクションと『叫び』の写真>

<手工芸美術館へ>

■これからは自由行動
 15時57分,ムンク博物館の外に出る.なんだかホッとした気分になる.何かから解放されたような気分である.
 集合時間の16時に全員が揃う.
 ここで,ツアーリーダーの案内による観光は終わり,これからは自由行動である.
 グループは,大きく二つに分かれる.ツアーリーダーと一緒に,一旦ホテルに戻ってから,一緒に夕食を食べる組と,夜のオスロ湾内クルーズ組である.私はオスロ湾内クルース組に入っているようである.というのも,昨夜,クルーズに行きたいという方からお誘いを受けたときに,曖昧な返事をしている内に,
 「もう,クレジットカードでキップ購入してしまいました…」
と言われてしまう.これにはいささか驚くが,まあ,特に行きたいとも,行きたくないとも思わないので,”それでは仕方がない参加しよう”と決める.ついつい,先日の昼食がミルクからレモンティーに変わってしまったことを,思わず連想する.でも,まあ,ご好意でいろいろ面倒を見て頂いているので,有り難いと思っている.
 私たちクルーズ組は男性2人,女性3人,合計5人である.私と山学校で一緒だったTBさんも一緒である.
 一校とお別れした私たちは,クルーズの集合時間18時まで何もすることがない.自由行動するとしても,それほどの時間があるわけでもない.そんな折りに,TBさんが,日本で購入した旅行案内書を開いて,手工芸美術館へ是非行きたいという.私たちは,特段行きたいという所もないので,
 「では,一緒に,その手工芸美術館とやらへ行きましょう」
ということに決定.
 日本語の案内書に掲載されている地図によると,この美術館は地下鉄ナショナルシアター駅近くにあるらしい.
 ”なんだ! 先ほど国立ギャラリーを見学してから乗車した駅まで戻れば良いんだ…”
 これは気が楽である.

<ムンク美術館周辺は色々な国からの観光客で賑わっている>

■地下鉄でナショナルシアター駅まで移動
 トーエン(Toyrn)駅16時10分発の地下鉄に乗車する.駅のホームは,東京の地下鉄に比較すると,何となく薄暗くて殺風景な感じがする.また,ここの地下鉄が何両編成なのか良く分からない.
 オスロの地下鉄は,1回乗車すると何となく雰囲気が分かり,次からは迷わずに乗車することができる.その点,何回乗車しても良く分からない東京の地下鉄より親しさがある.
 幸いなことにトーエン駅からナショナルシアター駅までの間は,沢山の路線の電車が乗り入れているので,頻繁に電車が来る.
 私は元汽車マニア.どこの駅へ行っても,真っ先に見るのが,その駅の時刻表である.ところがこの駅構内では時刻表が簡単には見当たらない,あるいは時刻表などないのかもしれないが,時刻表にお目に掛かれないのが残念至極.
 16時19分,ナショナルシアター駅に到着する.

<地下鉄Yoyen駅構内>

                                        (つづく)

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