<橫浜公園>
閑話休題;やっと仕上げた水彩画3枚(1);会場設営のお手伝い
(2017神奈美公募展)
2017年4月4日(火)~4月9日(日)
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開催日前日;2017年4月3日(月) 晴
<いよいよ明日から展覧会だ>
■今日は会場設営のお手伝いだ
昨日(4月2日)の日曜日,私は塔ノ岳を往復した.山麓は春なのに花立山荘付近から上は季節外れの積雪があり,軽アイゼンを装着して往復した.久々の雪山だったので,老骨には少々堪えた,その翌日の今日は,神奈美公募展の会場設営のお手伝いをすることになっている.塔ノ岳に登ってから,一晩,ゆっくり寝たのに,まだ,若干の疲労感が残っている.登山の翌日まで疲れが残っているなんて滅多にないことである.
今日の会場設営で私の担当は,純粋なムスケルアルバイト.役員の指示通りにパネル,机,椅子などを運んで,会場作りをする.その後搬入された作品を,指定された場所に運んで壁に吊り下げる.そして,作品名と作者名が印刷された札を貼り付ける…こんな単純作業だけである.
■何となく身体が重いが…
何時もの通り,今朝も,早朝3時30分に起床する.
身体の節々が重くて,何となく怠い.
”なんだか気乗りしないな…サボりたいな…”
と思うが,私の体内に巣喰っているもう一人の私が,
”サボっちゃ駄目だよ…お前さんがこの会に貢献できるのは単純な力仕事だけだろう,”
と私を諭す.
”それも,そうだな…お前さんの言うとおりだよ…”
私は重い腰を上げて会場設営のお手伝いのために,7時30分頃,自宅を出る.行き先は橫浜の山下公園に隣接する神奈川県民ホール.最寄りの駅は根岸線関内である.
私は作業しやすいようにラフな出で立ちをしている.丁度,今は通人時間帯である.きちんとした背広姿の現役サラリーマンや素敵な出で立ちのOLに混じって,朝の通勤電車に乗車する.茫々四半世紀前までは私も一丁前のサラリーマンだった.今目の前に居るサラリーマン同様に,通勤電車に乗って東京まで通っていた.
”今,思えば,あの頃は輝いていたな,張り切っていたな…”
私は電車に乗りながら,往時の自分のことを懐かしく回想する.
■朝の橫浜公園
関内駅で下車する.
同じように関内で下車した沢山のサラリーマンやOLが”ザッ7,ザッ,ザッ,…”と,同じリズムに乗って,野球場のある橫浜公園を横切ってヤマした後編方面に歩いている.その歩く速度が速いのなんのって…老骨にむち打つ私は,やっとの思いで,流れに逆らわないように歩く.正直,シンドイ.
<朝の通勤風景;橫浜公園>
■橫浜公園の見事なチューリップ
今,橫浜公園の花壇には,色とりどりで物凄い数のチューリップが見頃を迎えている.
”凄いな…よし! チューリップの写真を撮ろう…!”
写真を撮るという口実を見付けた私は,サラリーマン達の行列からスピンアウトしてしまう.とてもではないが,サラリーマンと同じ速度では歩けないから…
<橫浜公園のチューリップ>
■桜が見頃だ
日本大通りを山下公園に向けて歩く.突き当たりの道を右折する.
某教会の桜が丁度見頃を迎えている.立ち止まって桜の写真を何枚も撮る.今年は展覧会開催期間中に桜も楽しめそうである.
<某教会の桜>
<会場設営>
■大きな握り飯
世の中の高齢化が進むにつれて,どこの団体でも会員の高齢化と,会員数の減少が進んでいるようだが,この団体も同じような悩みを抱えている.そのためもあって,ご多分に漏れず,数年前に比較するとかなり少ない人数で会場設営をすることになる.
まずは倉庫からパネル,机,椅子などの運搬から始まる.
パネルで会場の一角を囲んで,中に机数脚と椅子を10数席運び込んで事務所兼控え室を作る.壁にフックを掛けて絵を取り付ける準備をする.
受付係が運び込まれる絵を受け付ける.受付が済んだ絵を,私達人足が,然るべき所まで運んで吊り下げる.絵の下に題名と作者の名前が印刷されている札を貼り付ける.
こんな一連の作業が終了するのに,ほぼ1日掛かる.
途中,昼食は,交代で作ったばかりの控え室で摂る.大きな握り飯2個を頂戴する.ご飯がふっくらと炊けていてなかなか美味しい握り飯である.
食べ物に卑しい私は,早速握り飯の写真を撮る.
午前中,ずっと動きっぱなしだったので,美味しく頂戴する.
<大きな握り飯と鶏の唐揚げ>
■設営を終える
夕方,やっと会場設営を終える.
ここで,会場の様子を写真で披露したいところだが,作者の承認を得ないままブログに載せるのも問題なので,私が出展した3枚の絵が飾られているところだけを披露しよう.ついでに脇の壁に飾ってある2枚の絵もちょっと写っているがご容赦願うことにしよう.
会場の様子は,ざっとこんな感じである.
私の絵3枚は,追ってこのブログ上で一枚ずつ取り上げて記事にするつもりだが,1番左がノルウェーのガルホニッケンに登ったときに通過したベッセン尾根(F40),真ん中がキリマンジャロ(F20),1番右が塔ノ岳(F40)である.
私の絵をご覧頂いた何人かの会員の意見が随分と参考になる.1番手こずった真ん中の絵が割合評価が高くて,自分では一番良いなと思っていた左の絵が低評価である.
”これだから,絵は置くが深いな…”
と改めて面白いなと思う.
それに平素山に登っていない方々の感想はとても参考になる.
<設営された会場の一角>
<無事を終えて帰宅>
■大賑わいの橫浜公園
16時30分頃,設営を終えて会場を出る.そして最寄りの関内駅へ.
何だか体内に疲労が貯まっているためか,終始ダラダラ歩きである.
途中で通過した横浜公園の球場周辺に,沢山のテントが張られている.どうやら,明日辺り,この球場でプロ野球が開催されるらしい.改めてプロ野球の集客パワーに圧倒される.
<橫浜公園の噴水;野球選手の形をした植え込みがある>
■無事帰宅
根岸線関内駅から電車に乗車,終点大船駅で下車.丁度都合良く接続する路線バスに乗車して,17時30分頃,無事帰宅する.
何だかやけに草臥れた感じがするが,何とか役目が終えてホッとした気分である.
とりあえず明日の午前中は休憩.午後から会場に出掛けてみようかと思っている.
これで,自分の作品も何とか展覧会に間に合った.
正直なところ,これで気が抜けた.
(つづく)
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(執筆中)
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