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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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グランドキャニョン谷底往復;第2日目(3);サウスリムトレッキング

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                             <夕方のグランドキャニョン>

             グランドキャニョン谷底往復;第2日目(3);
           サウスリムトレッキング
             (アルパインツアー)
     2017年2月28日(火)~3月7日(火)
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/cb2788cbbfda78bc336a64e663d43b57

第2日目;2017年3月1日(水) (つづき)

<ルートマップ>


←クリック拡大

<サウスリムトレッキング>

■トレッキング出発点へ
 今夜の宿泊ホテルのレッドフェザーロッジに到着した私達は,ひとまずチェックインの手続きを済ませてから,一旦,割り当てられた部屋に入って一息入れる.私達は明日から始まるトレッキングに備えて,これから足慣らしのためにサウスリムトレッキングをしながら,グランドキャニョンに夕陽が沈む風景を眺めに行く予定である.
 16時30分にロビー集合である.遅刻して同行者に迷惑を掛けたくないので,16時20分にロビーへ降りる.もし誰も来ていなければ,ロビーでコーヒーを飲みながら皆が集まるのを待つつもりである.
 しかし,私がロビーに浸いたときには,もう殆どの方がロビーに来ている,私はまたもや一行がパンクチュアルなことに感心する.
 16時37分,ホテル前で専用車に乗って出発する.専用車は先ほど通った道を走って,サウスリム方面へ向かう.
 16時57分,サウスリムのビジターセンター付近の駐車場に到着する(具体的に地図上の場所は確かめなかった).
 現地ガイドのADMさんが,
 「…この辺りの標高は2,200メートルです…今の気温は+2℃です」
と教えてくれる.ADMさんは,私達日本人のためにヤードや華氏ではなくメートルと摂氏を使ってくれる.
 16時59分,駐車場から歩き出す.暫くの間は除雪された舗装道路に沿って歩き続ける.

<駐車場から歩き出す>

■左手にグランドキャニョン
 歩き出してすぐに,進行方向左手にグランドキャニョンの雄大な風景が見え始める.
 ”これがグランドキャニョンか…!”
 私はグランドキャニョンを間近で見るのは初めての経験である.
 今からかれこれ30年ほど前に,確かボストンからフェニックスへ移動したときか,あるいはフェニックスからロサンゼルスに移動したときか,定かではないが飛行機から眼下に広がるグランドキャニョンを見たことを覚えている.あのとき,いつかはグランドキャニョンへ行ってみたいなと思っていたが,今,その夢が漸く叶えられた,感激!
 17時32分,サウスカイバブトレイルヘッド(South Kaibab Trailhead)に到着する.ここは谷底へ降りる下山口の一つである.明日,私達は,ここから谷底へ下山する予定である.下山口から滑りやすい残雪が一杯のジグザグ道が見えている.
 ”ここを降りるのは,ちょっと大変だな…”
と若干気後れする.

<グランドキャニョンが見え出す>

■舗装されたトレッキングルート
 暫くの間,舗装されたトレッキングルートを歩く.道路の両側には堅くなった雪がかなり残っている.
 ADMさんが先頭を歩く.歩きながらグランドキャニョンの説明を懇切丁寧にしてくれるが,目をも取る余裕がないので,折角の説明もほとんど頭に残らないのが残念である.

<サウスリムトレッキングコースを歩く>

■途中から雪の中へ
 突然,ADMさんが,
 「あっ…! あそこをを見て…! カモシカが居ますよ」
と叫ぶ.
 なるほど,私達の直ぐ側に1頭のカモシカが立ち止まっている.人間を畏れる様子は全くない.すかさずADMさんが,
 「…でも,近付かないで…野生のカモシカやリスなどに噛まれると,面倒な病気に感染することがあります…」
と私達に注意する.
 カモシカに出会った辺りから,普通の遊歩道を外れて,リム沿いの残雪の中に入り込む.

<カモシカに出会う>

■道なき道
 暫くの間は,森林の中の残雪を踏みながら歩く.残雪の表面が凍結していて硬くなっているので,一歩ごとに,”ザクっ,ザィっ”,と踏み込む感じである.
 どこを歩いているのか,あまり良く分からないが,とにかく誰とも会わない場所を,暫くの間歩き続ける.

<残雪の中,先頭を行くAMDさん>

■バス乗り場の脇を通過
 17時45分,バスが通る道に飛び出る.その後は暫くの間バス通りに沿って歩き続ける.
 17時50分,カイバブリムルートを走る巡回バスのバス停を通過する.

<バス停を通過>

■ヤキポイント
 17時59分,今日のトレッキングの目的地であるヤキポイント(Yaki Point)に到着する.
 ”Forming Temples”という大きな看板が立っている.その向こうには夕陽に映える対岸が見えている.なかなか壮大な風景である.
 私達は互いに写真を撮り合いながら,ここで日が暮れるのを待つ.

<ヤキポイント>

■壮大な日没の風景
 18時22分,グランドキャノンの対岸に日が沈む.素晴らしい風景である.ついついドボルザークの新世界を口ずさむ.
 ”どうせ上手く撮れないだろう…”
と思いながらも,数枚の写真を撮る.

<対岸に沈む夕陽>
                                         (つづく)
つづきの記事
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(編集中)

「グランドキャニョン谷底往復」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/5af65f36dc434f32b7f18600720f25c7
「グランドキャニョン谷底往復」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/c18667bacc5d6d7634fb6ebe265177b2

お断り;
 これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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