<貞宗寺の梅>
鎌倉の梅・河津桜;
上町屋・玉縄城趾・龍宝寺・フラワーセンター大船周遊
(単独散策)
2017年2月17日(金) 曇・春一番
<ルート地図>
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来週,いくつかのグループを鎌倉北部の社寺を案内することになっている.目的は観梅.
私は心配性.だから,案内候補になっている社寺史跡などを直前に自分の目で見ておかないと気が済まない.これが,気分テクにも私に大きなプレッシャーを与える.
加齢とともに,どうしても億劫になりがちだが,今日はもう金曜日.あまりノンビリしているわけにもいかないので,ごごから大急ぎで上町屋,植木,玉縄地区,それに隣接する藤沢の社寺などをぐるり一廻りした.
例によって出発点は鎌倉中央公園清水塚口,終点は大船駅.
その間に訪れた主要社寺,史跡などは,訪れた順に長島ふな公園,泉光院,上町屋天満宮,御霊神社(肱沢),鎌倉古道上ノ道,兜松,貞宗寺,圓光寺,久成寺.ふわん坂,玉縄城趾,七曲がり,龍宝寺,フラワーセンター大船植物園,玉泉寺,玉縄首塚.ここでタイムアップ.大船駅から路線バスを使って温和しく自宅へ戻る.
歩行距離10.5キロメートル,類せ標高(+)176メートル,累積標高(-)220メートルのプチお散歩である.
今回は,途中の経緯をグダグダと記述するのは止めにして,主要社寺.遺構で見かけた梅に花の写真だけを記録に留めることにする.
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<上町屋・藤沢市宮前地区>
■長島ふな公園
10時25分,鎌倉中央公園清水塚口から歩き出す.深沢の梅園を眺めながら,モノレール下の道を通り抜けて,最初の訪れたのが長島ふな公園である.公園のフェンス越しに梅園の写真を撮る.ただし,この梅園には立ち入ることができない.
■泉光院
長島分公園の前から農道に入る.脳当の突き当たり付近に泉光院がある.境内の梅を廃刊する.
■上町屋天満宮
泉光院から200メートルほど離れたところに上町屋天満宮がある.ここで梅の写真を撮った後,長島方面へ向かう.
上町屋天満宮の社殿に向かって左側に梅の木があった.
■御霊神社
神鋼橋を渡って藤沢に入る.柏尾川右岸沿いの道をほんの少し下流に向けて歩いてから,右折して,御霊神社参道に向かう.道路の両側には住居が連なる.
この道の両側には,梅の木が沢山植えられていて,歩いていても楽しい.
御霊神社参道の急階段を登って御霊神社を詣でる.残念ながら御霊神社の境内で梅の木を見つけることはできなかった.
■鎌倉古道上ノ道と兜松
御霊神社の裏山を越えて,鎌倉古道に出る.神戸鋼業の敷地内にある兜松旧蹟を金網越しに眺める.
その後,藤沢市の市民農園脇から東海道本線地下道を抜けて,武田薬品前にでる.
<植木・玉縄地区>
■湘南鎌倉総合病院
武田薬品沿いの道を歩いて,再び鎌倉市内に入る.岡本けやき公園前で左折して住宅地内の道路に入る.
湘南鎌倉総合病院前の公園が見事.
■貞宗寺
電柱に掲示されている貞宗寺の案内板を頼りに貞宗寺を訪れる.
この寺の梅は実に見事.
■圓光寺
貞宗寺から住宅地内の細い道をたどって,圓光寺に到着する.梅の木は僅かしかないが,写真の納める.
円光寺を出てから,ふたたび住宅地内の路地を辿って久成寺に向かう.
■久成寺
なだらかな坂道を登って久成寺へ.
山門を入り,石段を登る.本堂前で合掌の後,そっと本堂裏手を拝観する.沢山の梅が咲いている.
<ふわん坂から玉縄城趾へ>
■玉縄城コースマップ
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※現地案内板を引用
■ふわん坂
久成寺を出て,ふわん坂を登る.この坂道を登るのはほぼ1年ぶりのことである.ちょっと懐かしい感じがする.
急坂を登り切ると,道路の両側に旧家が並ぶ一角がある.庭抱きには見事な梅が咲いている.あまりに見事なので写真を撮らせて貰うが,逆光が災いして上手く撮れないのが残念である.
■玉縄城趾から七曲がりへ
ふあん坂を登り切って右折,陣屋坂へ下る三差路を左折して玉縄城趾の一角に入る.道路の両側には民家が密集している.この道の突き当たりが七曲がりである.
もう十数年前(もっと前かな?),坂の下り口から見事な梅園を見下ろすことができたが,今は跡形もなくなっている.代わりに新しい住宅地になっている.
遠くには鎌倉の名峰,六国見山が見えている.
そういえば,七曲がりも,何時の間にか,すっかり綺麗に整備された.以前は側溝の蓋のある草道だったが,今は綺麗な階段道になっている.
■長屋門
七曲がりを下って新興住宅地に入る.昔,素晴らしい梅園が合った所である.住宅地を抜けると立派な長屋門がある.この長屋門は個人住宅のものなので,遠くから写真を撮らせて貰うに留める.
バス通りに出る.
このまま龍宝寺方面に向かうのはちょっと惜しい気がしたので,左折して植木小学校前を通過して玉縄トンネルまで行ってみる…が,ここで気が変わって,往路を引き返す.
■龍宝寺
そろそろ帰宅しなければならない時間である.
帰宅途中の道順にある諏訪神社へも立ち寄って見たかったが,ぼんやり歩いている内に,諏訪神社入口を通過してしまう,もどるのも面倒なのでそのまま龍宝寺へ向かう.
まずは梅と本堂を入れた写真を撮る.
<フラワーセンター大船>
■まずは展示場
龍宝寺トンネルを潜ってフラワーセンターへ.
私ごときロートルの入場料は100円也.手頃な値段で入れるので有り難い.
まずは展示場へ.飾られている花が美しすぎる.
今日は春一番が吹き荒れているために,展示場の入口の扉は閉めてある.わざわざ扉を開けてまで会場に入ろうという人は稀らしく,展示場には誰も居ない.私ごとき花オンチが訳も分からずに花を見ている.ちょっと申し訳ないような気分になる.
■梅園を一廻り
さすがにフラワーセンターである.多種多様な梅が咲き誇っている.
立派な一眼レフカメラを持った人達が,熱心に写真を撮っている.私は愛用のバカカメラで適当に写真を撮りまくる.
私もここでは沢山の写真を撮ったが,その中で,まあ,何とか見られそうな写真を投稿しておこう.
<玉縄から大船駅へ>
■玉泉寺
フラワーセンター大船で小一時間過ごした後,玉泉寺に向かう.
玉泉寺境内は人の気配もなく静まり返っている.本堂前だ合掌後,本堂裏手に回ってみる.墓地入口付近の梅が見頃に咲いている.
玉泉寺を,そっと後にする.
もう時間も押しているので,玉縄小学校前を通り抜けて,真っ直ぐ大船駅に向かうことにする.
■大船観音を望む
玉縄首塚の前を通過して,大船駅の大道路橋に登る.真正面に大船観音が見えている.時間があれば,是非,お参りしたかったところである.
実は…
毎日のように,この観音様を仰ぎ見ているのに,もうかれこれ40年以上もの間,一度も参拝したことがない.また今回も参拝せずに帰宅するとは…ちょっと残念な気もするが,もう今日は憑かれたし時間も押している.そのまま大船駅に向かう.
■バス待ちはコーヒーで…
路線バスを利用して帰宅しようと思う…が,バス待ちの時間が25分もある.
強風の中,バス乗り場で並んでいるのも,ちょっと癪なので,ルミネ1階の某コーヒーショップに立ち寄る.
コーヒーを賞味しながら,今度の水曜日に案内する予定の某グループの歩行ルートのことを,ぼんやりと考える.
<無事帰宅>
■路線バスを利用して帰宅
バスの発車時刻に合わせて,バス乗り場に向かう.バスは多少混雑していたが何とか座れる.
”バスなんかに乗らずに,歩いて帰れば良いじゃないか…”
と私の体内に巣喰っているもう一人の私が,私に嫌みを言う.
”そう言うなよ…,今日もちょっと散歩するつもりで,10キロメートルも歩いちゃったんだから…”
と私は自分に対して言い訳を言う.
■今日も無事だった
夕方帰宅する.
自室へ入る.
自室の真ん中に書きかけの水彩画(40号)が床に置いてある.これを見た途端に,
”この絵,何とかしなければ…”
と焦りに似たものが心の中から沸きだしてくる.
”でも,まあ,とにかく明日の土曜日は塔ノ岳に登ろう! そうすれば何とかなるだろう!”
…ま,こんな訳で本日の成り行きお散歩も無事終わった.
<ラップタイム>
10:25 鎌倉中央公園清水塚口歩き出し
10:35 長島ふな公園
10:41 泉光院
10:47 上町屋天満宮
11:08 御霊神社(藤沢)
11:17 兜松
11:39 岡本けやき公園
11:57 貞宗寺
12:05 圓光寺
12:11 久成寺
12:21 ふわん坂入口
12:28 陣屋坂入口
12:36 七曲がり入口
12:55 龍宝寺
13:09 フラワーセンター大船(14:01まで散策;昼食)
14:08 玉泉寺
14:19 玉縄首塚
14:25 大船駅
[散策記録]
■水平歩行距離 10.5km
■累積登攀高度 176
■累積下降高度 220
■所要時間(休憩時間込み)
鎌倉中央公園清水塚口発 10:25
大船駅着 14:25
(所要時間) 4時間00分(4.00h)
水平歩行速度 km/4.00h=km/h
(おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/615cc6c9e453ccda818114771510995a
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
(なし)
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鎌倉の梅;上町屋・玉縄城趾・龍宝寺・フラワーセンター大船周遊
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