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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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アンデス・ブランカ山脈紀行;第9日目(4);夕食後ホルヘチャベス国際空港へ

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                       <バルコマールショッピングセンターから海岸を望む>

 アンデス・ブランカ山脈紀行;第9日目(4);夕食後ホルヘチャベス国際空港へ
               (アルパインツアー)
        2016年9月6日(火)~16日(金)
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f653e7d9b302ed1c24314d2e7cc29b45

第9日目;2016年9月14日(水)(つづき) 晴

<ルート地図>


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<バルコマールショッピングセンター>

■近代的なビル群
 17時20分,専用車に乗って,土産屋「ポルティコ」を出発する.
 私達を乗せた専用車がどこを走っているのか良く分からないが,ほぼ北西の方向へ向かっているようである.
 専用車は立派なビルが沢山建ち並ぶリマの中心部に入る.あの砂山にへばり付くように粗末な住宅が密集しているのと対照的な市街地である.車窓からビル群を眺めながら,どちらも同じ国だというのが不思議になる.
 日本と殊更に比較するつもりはないが,大都会と田園地帯の格差が日本とは比較にならないほど大きいのではないかと思う.
 17時40分.立派なビル群の一角にあるバルコマールショッピングセンター(Larco Mar)に到着する.ここで,18時00分まで自由行動ということになる.

<バルコマールショッピングセンターに到着>

■ショッピングセンターを一廻り
 この辺りはリマのミラフローレンス地区らしい.周囲のビル群から少し低い所に,ブディック,レストラン,ディスコなどが立ち並んでいる.
 現地ガイドが,ここに「恋人達の公園」というデートスポットもあるとのこと.
 街中の喧噪が苦手な私には,どうも肌が合わないところだが,とにかくその辺りを一廻りしてみるが,特に買いたいものもないし,食べたいものもない.5~6分も歩く内に退屈してくる.
 そこでショッピングセンターの一番高いところまで登って見る.「恋人達の公園」というデー押すポットである.ここから南太平洋の浜が見下ろせる.なかなかの風景である(冒頭の写真).
 それにしても…
 つい昨日までのトレッキングで,山の中で見かけた人達と,今,この近代的なショッピングセンターを訪れている人達が,同じ国の人とは俄に信じにくいほど格差がありすぎる.私は一介の観光客に過ぎないので.口幅ったいことを言うべきではないが,この格差に起因する社会的な課題が随分沢山ありそうな気がしてくる.
 ”ペルーって…一体,どういう国なんだろう…”
 私はまた良く分からなくなる.

<ショッピングセンターの全景>

■私のメモ帳
 私が使っているバカカメラの調子が悪くて(本当は私の腕が悪くて),何とを撮ったのか訳の分からない写真ばかりドッサリと残っている.実に口惜しい.
 でも,記録だけは残しておきたいので,メモ帳のコピーを掲載しておくことにしよう.
 こんなシャラキタナイメモでも,私には臨場感のあるメモである.このメモを見ると,この日のことがありありと脳裏に浮かぶ.


<ラ・ロザ・ナウティカで夕食>

■派手な入口
 ショッピングセンター見物に見飽きた人達が,集合時間前の続々と集合場所に帰ってくる.
 18時丁度に私達は専用車に乗って,ショッピングセンターを出発する.ほんの10分ほどで,レストラン「ラ・ロザ・ナウティカ(Ra Rosa Nautica)」 に到着する.
 随分と派手な入口である.
 店内に入る.馬鹿でかいレストランである.椅子席がズラリと並んでいる.ほぼ満席.私達は中央窓際の席に案内される.
  
                                                                            ←クリック拡大
■コース料理
 メニューは現地ガイドが注文したようである.次から次へと料理が運ばれてくる.
 これが,今回のブランカ山脈トレッキングの旅で,最後に味わうペルー料理である.私には何処の料理かハッキリ分からないが,どことなく中華料理風である.
 広い客席の一隅に座っているので,何となく落ち着かない雰囲気が漂っている.いよいよこれで今回のペルーの旅も終わりだなと感慨深く料理を味わう.
      
<コース料理>

■食事を終えて駐車場へ
 19時48分,夕食を終えて店の外へ出る.もうとっぷりと日が暮れている.
 レストラン前の狭い道には小さなブティックや土産屋が軒を並べている.目に付いたショーウインドウを覗き込みながら駐車場に向かう.
 賑やかな街中を眺めながら,つい昨日までアンデスの山中で見た田舎の原始的な生活をしている人達のことを連想する.ここか,本当に,あの山の中の集落と同じ国なんだろうか.都会と田舎の格差がとてつもなく大きいことに改めて思い知らされる.
 
<レストラン前の商店街>                           <夜景>

<ホルヘチャベス国際空港>

■コスタデルソルホテルウインダム
 19時53分,専用車に乗車した私達は,ホルヘチャベス(Jorge Chavez)国際空港に向けて出発する.途中,賑やかな市街地を通り抜ける.
 20時39分,空港隣接のコスタデルソルホテルウインダム(Costa Del Sol Hotel Windham)に到着する.初日宿泊したホテルである.2日目,このホテルから出発したときに,ホテルに忘れ物をした人が居たので,この忘れ物を受け取り方々,ここでトイレ休憩を取ることになる.
 空港までの途中で,写真を沢山撮ったが,すべてがひどうブレていて,何が写っているのかサッパリ分からない.残念.
 唯一,何となく薄らボンヤリと判別できる写真がこれである.

<空港にて;左手前が現地ガイドEMさん>

■ホルヘチャベス国際空港で搭乗手続
 ホテルでの休憩を終えて,そのまま徒歩で空港へ向かう.
 21時10分,空港に到着する.
 現地ガイドとツアーリーダーの支援を受けながら,すぐに搭乗手続きを済ませる.機内預け入れの荷物の手続きを終えて身軽になる.これから私達はアメリカのダラスでトランシットして東京(成田)国際空港へ戻る予定である.
 搭乗手続が終わったところで,現地ガイドのEMさんと運転手のお二人とお別れである.お二人は,これから夜道をワラスまで専用車を運転して帰るとのこと.重労働である.
 私達が登場する飛行機はアメリカン航空AA988便23時59分発ダラス行である.
 ここから先は各自自由行動である.それぞれがセキュリティチェック,出国手続きを済ませて,搭乗開始時間までに,搭乗ゲート前に集まることになる.ツアーリーダーから,
 「登場ケートが変わることがあるので注意して下さい…」
というアドバイスを受ける.
 空湖でも,ろくな写真が撮れなかった.また残念.
 仕方がないので,当日のメモを記録として掲載しておくことにする.
    ツアーリーダから指示を受ける        搭乗券                 搭乗待合室
             ↓                    ↓                      ↓


                                    (つづく)
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(執筆中)

「ブランカ山群トレッキング」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/3ac14bd1d44b99a378555e26864f76b7
「ブランカ山群トレッキング」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/9e3ba704d9bf4f7278473747420c4534

[参考資料]
ペルー周遊記(ピスコ山登頂);インデックス
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f78082280c7a6bb87b1810478b6786ea

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