<リマの郊外>
アンデス・ブランカ山脈紀行;第9日目(3);パチビルカからリマへ
(アルパインツアー)
2016年9月6日(火)~16日(金)
第9日目;2016年9月14日(水)(つづき) 晴
<ルート地図>
■第9日目のルート図(再掲)
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■リマ市街地図
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<荒涼とした大地と住宅街>
■立派な国道を走る
昼食を終えた私達は,12時20分,専用車に乗り込んで,パチビルカの海岸を出発する.
すぐに素晴らしい高速道路に入る.片側2車線の道路で,幅広い中央分離帯もある.路面の舗装状態も申し分ない.ただ,雨が降らないのだろうか,道路に側溝はなく,路肩や中央分離帯とを区切る仕切りのようなものはない.私には道路工事のことは,サッパリ分からないが,日本の高速道路に比較すると,何だかやけにだだっ広くて,道路沿いに電信柱のようなものもなく,スカスカ感がある,
それはともかく,快適な専用車の旅が続く.
車窓からの景色は,砂,砂,砂,…砂地の連続である.砂塵が立ち上る中に点々と平屋建ての家屋や物置のような建物が点在している.
12路32分,道路沿いのガソリンスタンドに立ち寄って給油する.私達は給油が終わるまで席に座ったまま待つ.
専用車は給油を終えて,また走り出す.
<砂塵の中の立派な高速道路>
■ガソリンスタンドでトイレ休憩
14時08分,トイレ休憩のため,道路沿いのガソリンスタンドに立ち寄る.
手許に,この辺りの詳しい地図がないので,今,専用車がどの辺りを走っているのか良く和分からないが,辺りの様子から,リマまでそれほど遠くはないところまで来ているような気がする.
トイレ序でに,ガソリンスタンドの売店を覗いてみる.
今の私は,自動車の運転は全くしていないので,最近の日本のガソリンスタンドがどんな具合か全く分からない.だから日本のガソリンスタンドと比較することはできないが,このガソリンスタンドにも,随分いろいろな嗜好品や飲み物が置いてある.
<ガソリンスタンドで東レ休憩> <ガソリンスタンドの売店>
<リマ近郊の密集住宅に圧倒される>
■砂礫の山に住宅
何時の間にか広い平野が洗馬張り,草木が全くというほど生えていない砂礫だけの丘陵が迫ってくる.
すでにリマの均衡に入ったらしく,砂礫の山頂まで,家が立ち並んでいる.そのすざましさに圧倒される.
<砂礫の山の山頂まで住宅が建ち並ぶ>
■うわ~ぁ…凄いなぁ!
専用車が進むにつれて,山間に広がる住宅の数が増え出す.
びっしりの住宅,また,住宅…この光景は正に圧巻である.
それにしても,電気,ガス(あるいはプロパンガス),水道,道路などきちんと整備されて居るんだろうか.
<緑がない住宅がビッシリ>
<リマ市内に入る>
■突如立派なビル
14時15分,ガソリンスタンドでのトイレ休憩を終えて,ガソリンスタンドを後にする.車窓からは,住宅の密集地が延々と続く.
15時23分,大きくて立派な建物の前を通過する.工場だろうか.この辺りから急に街らしくなる.立派な歩道橋を潜る.
交通渋滞が激しくなる.激しい渋滞で,専用車もノロノロ運転を余儀なくされる.周囲の車がやたらに警笛を鳴らす.とにかくうるさくてイライラする.
<立派な建物の前を通過する> <立派な歩道橋>
■トラフィックジャムが続く
道路は車,車,車,….歩道には人,人,人,…
日本でも大都市の中心街や行楽地の渋滞は厳しいが,ここペルーに比べればまだマシなのかもしれない.とにかく,やたらに警笛を鳴らすのがペルー流なのかもしれない.
現地スタッフは,当然,この渋滞を知っているらしく,専用車がノロノロでも一向に気にしている様子はなく,平然としている.
まあ,ここは成るようになれである.
<道路はカオス>
<スーパーマーケットに立ち寄る>
■スーパーマーケットに到着
これまで海岸線沿いの道を走っていたが,15時45分,三差路を左折して,左手に見えていた崖の上に登り始める.
15時02分,崖の上にあるスーパーマーケット「ビランダ(Viranda)」に到着する.
<崖下の道> <スーパーマーケット「ビランダ」>
■大きな店だ!
店内に入る.予想以上に大きな店である.同行者の何人かは,ここで日本へのお土産を調達するんだと張り切っている.確かに,空港の免税店でお土産を買うよりは,一般市民が使っているお店で購入した方が,実用的でローカル色豊かなお土産を仕入れることができるだろう.
もっとも,年金暮らしのケチケチ旅を続けている私は,ここでも何も買う気にはなれない.店内の写真を撮ってから,店内2階にある喫茶室で,皆さんの買い物が済むまで待つことにする.私と同じように,全く買う気のない方が,私に同行する.
帰国後,店内で写した写真を見ると,どれもこれも極端にブレていて,何が写っているのか全く分からない.まるでバカみたい.こんなに写らない条件のときは,カメラが自動判断してシャッターが降りないようにするのが当たり前だろう…と,自分の未熟さを棚に上げて,バカかベラのメーカーに悪態をつく(ただし,無言で).
<皆で揃って店内へ> <2階の喫茶室>
■どこへ行っても同じ味のコーラ
喫茶室では,コーラを所望する.
当然といえば当然だが,私が旅行した範囲の外国では,どこでコーラを飲んでも同じ味がしているように思える.そのため得体の知れない飲み物を飲むより,コーラを飲むのが無難だなと私は思っている.
買い物を終えた方々が,三々五々と2階の喫茶室に集まってくる.
16時31分,スーパーマーケットから外に出る.
入口に,5種類に分別されたゴミ箱が並んでいるのを見つける.5種類とはえらく厳格だなと感心する.
<コーラを飲みながら休憩> <5種類に分別するゴミ箱>
<土産店「ポルティコ」>
■ポコ・ア・ポコは閉店!
16時33分,専用車に乗った私達は,スーパーマーケットを出発する.
手許に正確な地図がないので,専用車が何処を通っているのか良く分からないが,周囲の風景からどうやら南南西の方向に向かっているようである.
16時49分,若い日本人が経営する土産店「ポルティコ(Portico)」に到着する(資料1).
8年前に,10日間ほど滞在してお世話になったことのある「ポコ・ア・ポコ」は,すでに閉店してしまった.残念!
ツアーリーダーのIBさんも,「ポコ・ア・ポコが一番良かったが閉店してしまい残念だと言う.
…ま,ともかく,コルティコの店内に入る.小綺麗な店である.
玄関では,縫いぐるみの可愛いアルパカが私達を迎え入れる.
<ポルティコの玄関> <可愛い縫いぐるみのアルパカ>
■こぢんまりだが明るい店内
店内を見て回る.
こぢんまりとした店内だが,明るくて清潔感がある.多種多様な土産品が陳列されている.私は何も買わないつもりだが,音の保養になる.
店内の写真を何枚か撮るが,例によって何を撮ったのか分からない写真ばかりである.そのなかで,随分呆けてはいるものの,何が写っているか何とか分かる写真が1枚だけある.下の写真がその写真である.
この写真からも分かるように,ペルーには何とも形容しにくい歴史の襞のような積み重ねがあって,それが民芸品にも色濃く反映しているように思える.
何人かの方々が,ここでも熱心に買い物をしている.
<ポルティコの店内>
(つづく)
[参考資料]
資料1;http://4travel.jp/overseas/area/latin_america/peru/lima/shopping/10536509/
つづきの記事
↓
(執筆中)
「ブランカ山群トレッキング」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/3ac14bd1d44b99a378555e26864f76b7
「ブランカ山群トレッキング」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/9e3ba704d9bf4f7278473747420c4534
[参考資料]
ペルー周遊記(ピスコ山登頂);インデックス
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f78082280c7a6bb87b1810478b6786ea
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