<総持寺の三門を潜る>
初冬の橫浜;総持寺の紅葉を愛でる
鶴見大学公開講座『鎌倉学』(第5回);「幻」に終わった理想郷プラン
(独り散策)
2016年12月8日(木) 晴
この記事の内容は感想文だけで,講義内容は全く記載しておりません.
記事の中の説明文は現地の案内板の記事インターネット,あるいは参考文献から引用したもので,講義内容から引用したものではありません.念のために申し添えます.
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/5e3d6ebbeff73f8b472332a48f95de8a
<ルート地図>
■鶴見駅周辺地図
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■総持寺境内地図(北の方向に注意)
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※境内掲示の地図を引用
<鶴見大学キャンパスを見学>
■鶴見駅前マクドナルド
自宅から鎌倉中央公園の紅葉を見物しながら大船駅に到着した私は根岸線の電車に乗車して,11時11分に鶴見駅に到着した.
授業は13時30分開始である.まだ十分に時間があるので,まずは鶴見駅前のマクドナルドで昼食を摂ることにする.
メニューは,私の定番フィレオフィッシュセットである.
<鶴見駅到着> <マクドナルドでフィレオフィッシュセット>
■鶴見大学キャンパス入口
マクドナルトでユックリと昼食を摂った私は,大学会館前の道を橫浜方面に向けて歩いてみる.先々週,この道を逆方向に歩いていたので,今日は同じ道を先々週とは正反対の道順で歩いてみたかった.
大学会館からほんの数分歩いたところに鶴見大学のキャンパスがある.
”あれぇ,意外に近いところにあるな…”
やっぱり,何処を歩いているのか覚束なかった初回と違って,先が分かってみると案外近いんだなと感じる.
鶴見大学はそれほど大規模な大学出はないが,綺麗な校舎が建ち並んでいるので第一印象はなかなか良い.比較しても詮ないことだが,私が卒業した田舎大学では大半の時間を木造のオンボロ校舎で過ごした.正直なところ,鶴見大学のような校舎が羨ましい.
<鶴見大学入口>
■総持寺参道
拾い鶴見大学キャンパスを二分するような位置にある総持寺参道入口に到着する.入口には大きくて立派な常夜灯が立っている.道幅が広くて立派な参道が,ずっと奥の方まで続いている.参道は緩やかな登り坂になっている.
私は,暫くの間,ゆっくりとした歩調で参道を進む.
<総持寺の参道>
■総持学園の学校群
参道に面して総持学園キャンパスの見取図が立っている.
鶴見大学に興味のある私は,見取図の前で立ち止まる.どうやら総持学園は歯学部,文学部,短期大学部,それに附属幼稚園,付属病院から構成されているようである.
私のように公開講座を受講している者は付属図書館を利用することができる.これはとても有り難い,
”さて,図書館とやらは,何処にあるんだろう”
ということで,キャンパスの地図を追ってみる.
”なるほど,ここか!”
そのうちに,機会を見て,図書館に是非行ってみたい,
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■鶴見大学のキャンパス
参道沿いにキャンパス内に道路が並行に走っているようである.
”ならば,底を歩いてみよう…”
傾斜地にキャンパスがあるためか,キャンパス内に階段道がある.
”この坂道は,年寄りには頂けないな…”
<階段道が特徴的な総持学園キャンパス>
<総持寺の境内を散策>
■立派な三門
三門の直前でキャンパス内の道から参道に戻る.
参道のドン詰まりの位置に大きくて立派な三門が立っている.折角,総持寺まで来たんだから,三門を潜って総持寺の境内に入りたい.
そこでキャンパス内の道路から,もう一度,参道に戻る.
<立派な三門>
■赤い幟旗の丘
三門を潜って総持寺の境内に入る.その途端に何とも言えない清々しい気分になる.
境内左手に小高い丘がある.その丘の山頂に向けて,赤い幟旗が沢山並んでいる,幟旗には「三宝大荒神」という白抜き文字が書かれている.
「三宝大荒神」が何の神様か私には分からないが,この赤い幟旗に惹かれるようにして,小高い丘に登る.
<赤い幟旗が立つ丘に登る>
■立派な鐘楼とお堂
丘の上には立派な鐘楼と,ラッド博士碑がある.その先にに「金井安全祈願」や安産を祈願する文字が白抜きに印刷された幟旗が沢山立っている.幟旗の奥には立派なお堂がある.
少々時間が押しているので,お堂のお参りは次回ということにして,往路を戻ることにする.
<鐘楼> <お社>
■聖観世音菩薩
丘から境内を見下ろす位置に聖観世音菩薩の立像が祀られている.
この立像の正面に廻って拝観する.道なりに進むと,その先は通行止めになっているので,往路に戻ってから丘を降りる.
<聖観世音菩薩>
■大権宝殿
私ノ頭の中には,境内の建物の名称と位置がハッキリ記憶できていないので,折角,いくつかのお堂を参拝しても,どの建物が何かが全く理解できていない.ただ手許に残っているのは写真だけ.
…ま,ともかく,私は宝蔵館嫡々庵の前を通って,回廊を渡り,大権報道の前に立つ.
まだ,この宝殿がどんな由来のある建物かは知る由もないが,建物の壮大さに圧倒される.
<大権宝殿>
■立派な門
境内のそぞろ歩きを続ける.後になって何処をどう歩いたのか辿れないが,菊のご紋賞が取り付けられた由緒ありげな門を迂回しながら,紅葉が美しい境内を歩き回る.
境内を散策する人とときどきすれ違うが,鎌倉の名刹と違って観光客でごった返すこともなく落ち着いて歩けるのが魅力である.
<立派な門> <境内そぞろお歩き>
■大きな門と立派な建物
大きな門が眼に入る.なんとなくそちらに足が向く.その気になって調べれば門の名称はすぐわかるだろうが今はその気がない.
門を潜ると右手に大きな建物がある.建物の前には自動車が数台停まっている.何となく活気を感じたので,ちょっと立ち寄って見ることにする.
この建物はどうやら社務所のようである.建物の中に売店があるようだが,靴を脱いでから,ピカピカに掃除してある廊下を奥の方まで行かないと辿り付けないようである.
靴の脱ぐのが面倒なので,今回の売店巡りは止めておく,
<立派な門> <大きな建物>
■大祖堂
広い境内を適当に歩いてから,大祖堂を詣でる.
そろそろ鶴見大学会館へもどらなければならない時間である.私は今夏も総持寺参拝見学はこの程度にして,鶴見駅方面に戻ろうと思う.
今回の総持寺見学は2度目なので,少し様子が分かってきた.そこで,今回は成願寺付近を通って,鶴見大学会館へ戻ることにする.
渡り廊下を2回潜ってから,坂道を下り始める.
<大祖堂> <渡り廊下を潜る>
<成願寺経由で大学会館へ>
■素晴らしい紅葉と成願寺
総持寺の坂道を下り始める.進行方向右手に黄金色に紅葉した林が私の眼を和ませてくれる.素晴らしい景色である.
坂道を下り終えて自動車道に突き当たる.右折してすぐの所にある成願寺を詣でる.
成願寺は,前回の記事でいくらか書いたので,今回は省略する.
<黄金色の林> <成願寺>
■成願寺の桜(かな?)
成願寺境内の桜(かな?)が満開である.私には桜か梅かハッキリ区別が付かないが,多分桜だろうと思うがどうかな?
まあ,どっちにしろ師走に満開の花に出会えるとは!
<成願寺境内にて>
<『鎌倉学』受講>
■鶴見大学会館に戻る
13時15分に鶴見大学会館に戻る.1階受付で出欠.今日の資料を受け取ってから,3階の視聴覚教室へ向かう.
まだ授業開始15分前なのに,殆どの受講生がもう集まっている.現役の学生と違って,全員がパンクチュアルなのが社会人受講生の特徴のようである.
<鶴見大学会館> <授業風景>
■楽しい授業
今回の授業は『鎌倉学』(第5回)である.
今回のテーマは
「幻に終わった理想郷プラン」
である.
ここでは講義内容には一切触れないが,自分が今住んでいる鎌倉でこんな経緯があったのかと驚きの連続であった.
今回で鶴見大学秋学期公開講座『鎌倉学』は無事終了となる.私にとって,全く初めて聞く素晴らしい内容の講義だった.特に感銘したのは,これまで考えてもみなかった視点から,改めて「鎌倉って何なんだ」を考えるキッカケを作って貰えたような気がする.
今回の5回の講義は,”あっ”という間に終わってしまった.また次の学期の講義に期待して,会場を後にする.
明日から約1週間の間は,息をつく暇(いとま)もないほど多忙な毎日が続く予定である.帰りの電車の中で,明日から何をどのような順序で捌こうかと頻りに思案する.
(2016年度秋学期授業おわり)
「閑話休題;日々雑感」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/864778afeb2cd6dd444ed3d3988db942
「閑話休題;日々雑感」『鎌倉学』の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/049f06c19f01d039fdc474765ca053c2
「閑話休題;日々雑感」の次回の記事
(なし)
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