<海岸沿いの散策路から断崖と海を見下ろす>
熱川温泉と忍野八海観光の旅;第1日目(3);城ヶ崎海岸散策
(塔ノ岳常連会[仮称])
2016年12月4日(日)~5日(月)
第1日目;2016年12月4日(日)(つづき) 晴
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/24587bf5e641f7c3d5895d22233c79f8
<ルート地図>
■城ヶ崎→伊豆高原駅(再掲)
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■伊豆急ウォーク地図
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※伊豆急のパンフレトから引用
<海岸沿いの散策路>
■吊橋休憩所から歩き出す
城ヶ島の吊橋付近を一廻りしてから,一旦休憩所に戻る.
散策希望者は,12時50分頃,休憩所を出発して,伊豆高原駅まで散歩をすることになる.幹事長のTGさんから,
「…14時30分までに伊豆高原駅に到着するようにして下さい…」
という指示を受ける.
大半の方々が散歩組になる.ハマちゃんことHNさんを先頭に,海岸沿いの散策路を南西に向けて歩き始める.頼りになるのは伊豆急が作成した「伊豆急全線ウォーク」という1枚物のちらし地図(上に示した2枚目の地図)だけである.ところが,この地図も南北が逆さになっているので,見てもなかなかピンと来ない.それに,この地図は城ヶ崎海岸駅がスタートになっているので,海岸線沿いの道は表示されていない.
”まあ,いいや…その内にこの地図のどこかに突き当たるだろう”
13時01分,海岸直ぐ近くの断崖沿いのトラバース道を歩いている.風景が素晴らしい道である.やがて緩やかな登り坂になる.道路は次第に高巻きのトラバース道になる.
13時06分.散策路沿いの樹木の切れ目から,垂直の断崖と真っ青な海が見下ろせる場所を通過する(冒頭の写真).
13時09分,「しんのり,右つりばし,左海洋公園」という表示のある道標の前を通過する.
<海岸線沿いの散策路>
■大島が見える
13時12分,どなたかが,
「あっ,大島が見える…」
と叫ぶ.
なるほど,大きな松の木の先に大島が大きく見えている.図らずもここで写真タイムである.
今日はスッキリと晴れていて,水平線がバッチリ見えている.大島に向かって右側に三角形に尖った島も見えている.伊豆諸島の一つに間違いないが,この島の名前は知っているような知らないようなでハッキリしない.
<伊豆大島が見える>
■白波が飛び散る海岸
散策路は何時の間にか海面すれすれの位置にまで下っている.13時13分,白波が岩礁にぶつかる崖の脇を通過する.なかなかダイナミックな風景である.ここで2~3時間留まっている余裕があれば,良い絵が描けそうな所である.
<白波が飛び散る海岸>
■ありゃ~っ! 階段だ!
13時14分,目の前に突如長い階段が現れる.
”ありゃまあ~…シンドイ階段だ”
目の前にいきなり出現した登り階段に驚くが,エッチラホッチラと登る.
階段を上り詰めると,いきなり大きな駐車場のような所に出る.かたわ等に立つ案内板には「伊豆四季の花公園,門脇灯台・吊橋1.1km…」と書いてある.
”オレ達,一体,何処に居るんだろう…”
手許にある伊豆急発行の地図を見ても一向にハッキリしない.
<長い上り階段> <案内板>
<住宅地内の歩道道路を適当に…>
■まだこんな所だ! 大変だ!
広場の片隅に案内地図がある.
”オレ達,今,何処だ”
と思いながら地図を眺める.
地図の中に赤い字で「現在地」と書いてある場所を発見する.
"こりゃ大変だ.まだ,これっぽちしかある居ていないぞ.海岸線沿いの散策路を歩いたら,これまで歩いた距離の3杯はあるぞ…とてもじゃないけど14時30分に伊豆高原駅に到着するなんて不可能だ!”
そこで鳩首相まみえて俄軍議.その結果,散策路を諦めて,最短距離の自動車道路を歩くことに決定する.
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■別荘地の中を適当に歩く
鳩首談議中に,ベンチで食事を始めた人にも,
「時間がないからすぐに出発しまあ~す…」
と急がせる.
ここからは,私を含め2~3人が先頭に立って,街角にある案内標識を頼りに,伊豆高原駅に向かう道を探しながら,ちょっと急ぎ足で歩き始めるが,足の遅い速いがあるため,列が長くなってしまう.
13時23分,歩道道路をひたすら歩く.ところどころにある案内を頼りに歩き続けるが,伊豆高原駅を示す案内がなかなか見つからない.途中,土産物販売店の前を通って,13時35分に「RESORT城ヶ崎地区」と書いてある大きな案内版の前に到着する.
幸いなことに,この案内版にも大まかな地図が書かれているので,この地図を見て,伊豆高原駅の方向を確かめる.
「どうやら別荘地の中に迷い込んじゃったですね…」
と後ろの方でどなたかが言っている.
<舗装道路をひたすら歩く> <別荘地の一隅で>
■立派な並木道
13時36分,三差路に突き当たる.
「さて,どっちだろう…」
三差路の左手の道は,大きな建物の前で行き止まりになっている.この建物は一体何か少々気になるが,詮索している閑はない.とにかく右折する.
伊豆急の地図にも,鋭角に右折するそれらしい道が記されている.
「…湖野道に間違いないようですね…」
と先頭を行く3人で確かめあう.
立派な並木道が続く.道の両側には如何にもリゾート地らしい建物や公園風の広場が続く.
<立派な並木道>
■伊豆高原駅の方向が確定
13時44分,大きな木の下に数枚の看板が立っている交差点に到着する.
伊豆高原別荘地の分譲地案内の大きな看板の下に「自然研究所,城ヶ崎海岸,1次2次分譲地」などと書いてある看板が立っている.
「どこかに伊豆高原駅の案内板はないかな…」
と探す.すると,これらの看板から少しは馴れたところに「伊豆高原駅」の大きな看板が立っているのを見付ける.
私を含めて手探りで先頭を歩いている3人は思わず,
「良かった…!」
<大きな木の下の看板> <ユニデン迎賓館>
■早くTGさんに報せなければ…
今頃,TGさんとSSKさんは伊豆高原駅に先に着いて,私達の到着を今か,今かと待っているに違いない.一刻も早く,全員が指定された時間の2時半ぎりぎりに伊豆高原駅に到着できることを報せなければならない.
散策グループの実質のリーダー格であるMGさんは,ずっと後ろの方に居られる.そこで先頭の3人は,後に続く人に,
「TGさんに無事を知らせるので,一足先に行きます…TGさんへ連絡をお願いします」
と言付けを頼んで,速歩で歩き出す.
この辺りは緩やかな登り坂が連続している.
もちろん,先行しても,途中でわかりにくい交差点などがあったら,そこでストップして,一同の到着を待つつもりである.
しかし,この伝言は後ろまでうまく伝わらなかったらしく,後になって,
「…足の速い人を先に行かせてはダメだ…」
と言っている人が居ることを知る.
先頭の人間は必死になって,道探しをしているのに気が付かないのだろうか.
13時56分,途轍もなく立派な庭園と建物の前を通過する.敷地内の紅葉が真っ赤である.入口には「ユニデン迎賓館」と書かれた立派なモニュメントが作られている.
後,30分ほどで14時半である.それまでに果たして伊豆高原駅に到着するだろうか,一抹の不安がある.
<長い登り坂>
<伊豆高原駅へ>
■甘味処「どっこいしょ」
14時05分,伊豆急の地図に「伊豆高原ローズテラス」と書かれているレストランらしいお店に到着する.ただお店の看板がちょっと見当たらないので,ここが本当にローズテラスかどうかハッキリしない,いずれにしても残された時間は25分である.
さらに先へ歩き進んで,14時07分に甘味処「どっこいしょ」に到着する.これで現在地がハッキリする.
「このすぐ先に踏切があるはずですね…これで間違いなく14時30分に伊豆高原駅に到着できますね」
3人は漸く胸をなで下ろす.
<ローズテラス?> <甘味処「どっこいしょ」>
■踏切を渡る
14時09分,前方に間違いなく踏切が見える.
「ああ,良かった! 踏切を渡って左折すればすぐに駅の筈ですね…」
先頭の3人は胸をなで下ろす.これで薬草通り,14時30までに伊豆高原駅に到着できる.すくなくとも先頭の集団は…
踏切を渡る.目の前に駅のホームが見えている.
”よかった!”
<踏切が見える> <踏切を渡る>
■伊豆高原駅に到着
伊豆高原駅ではTGさんとSSKさんが私達の到着を待っている.
14時12分,先頭の3人は,無事,伊豆高原駅に到着する.
3人に続いて大半の方々は続々と到着する.ただ,最後尾の方が到着するまでには10分ほどのタイムラグがあったが,全員が予定の14時30分には伊豆高原駅に到着する.
駅前には足湯がある.
まだ多少の時間的余裕があるので,足湯を楽しむことはできるが,ホテルに帰ればすぐに温泉に入れる.それなのに,わざわざここで足湯もなかろうということで私は敬遠する.
<伊豆高原駅の足湯> <伊豆高原駅の駅舎>
<ホテルへ戻る>
■電車で熱川温泉駅へ
伊豆高原駅14時35分発伊豆急下田行の電車に乗車する.それぞれがバラバラの席に座る.立ち席のままの人もいる.
電車は14時49分に伊豆熱川駅に到着する.
<伊豆高原駅> <伊豆熱川駅>
■また坂道だ
伊豆熱川駅で下車する.
駅を出ると,目の前に急坂がある.この坂を越えないとホテルへ戻れない.坂道はもうウンザリ.ヘトヘト(でもないか?)
坂道を登り切って少し下って,14時55分に無事ホテル「おおるり」に到着する.
<また坂道だ> <ホテルへ無事戻る>
(つづく)
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(執筆中)
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「関東伊豆箱根の山旅」の次回の記事
(なし)
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熱川温泉と忍野八海観光の旅;第1日目(3);城ヶ崎海岸散策
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