<塔ノ岳山頂から富士山を望む>
霧と富士山と紅葉の丹沢;塔ノ岳(今年31回目)
(単独山行)
2016年11月20日(日) 晴・小春日和
<ルート地図>
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■深い霧の朝
本当は昨日(11月19日)の土曜日に丹沢塔ノ岳に登りたかったが,あいにくの雨.しかたなく日曜日の今日,丹沢塔ノ岳に登ることにした.
天気予報では今朝は放射冷却で寒くなるようなことを言っていたような気がするが,いつも通り朝3時に起床したとき,体感的にはそれほど寒いとは感じなかった.
何時ものように,4時10分に自宅を出発する.勿論,大船駅までの2キロメートル余りの道を歩く積もりである.
家から外に出多途端に,辺り一面がモヮ~ンとした霧に包まれているのに驚く.昨夜,雨が降ったのか,路面がベタベタに濡れている.
”ありゃ,りゃ…変な天気だな.このまま塔ノ岳に出掛けて大丈夫かな?”
と少々心配になるが,最新の天気予報では「今日日中は晴」というご託宣なので,それを信じて予定通り出掛けることにする.
<住宅地の道路は濃い霧に包まれている> <霧の中紅葉した銀杏が見える>
■電車遅れる
何時ものように大船駅前で軽い朝食を済ませて,東海道本線下り始発熱海行の電車に乗車する.濃い霧のために,電車は2分ほど遅れて大船駅に到着する.大船駅発車後も霧の中の徐行運転が続く.小田原には5分ほど延着したが,何時もの小田急電車には何とか間に合う.
渋沢駅から大倉行の臨時バスが出る.臨時バスは登山客で超満員になる.臨時バスは6時55分に大倉に到着する.その直後,ガラガラの1番バスが続けて到着する.臨時バスと1番バスは乗り合わせた常連は,毎日登山のTGさん,三角髭のTDさん,ISIさん,IIJさん,AIさん,HIさん他.
■朝日が眩しい中登山開始
途中の経過時間が測定しやすいように,7時丁度にバス停大倉から歩き出す.大半の常連の皆さんより一足先の出発である.今日も塔ノ岳全行程を完全にマイペースで登るつもりである.
何事もスロースターターである私は,体調が整う歩き出しの30分は,特に慎重にユックリ歩かないと,途中でバテてしまう.歩き出し直後の舗装道路は,見かけよりかなり急傾斜の上りなので,ここをいきなり全速力で登り始めると,すぐに顎が出てしまうこと必定である.そのため特に歩き出しを慎重にすることが大倉尾根を楽に登る必須の条件だと思っている.
前方を見ると,紅葉が始まった山が朝日を浴びて眩しく見えている.私の直前を常連の方が歩いているが,私がノソノソアルクをしているので,この方との間が瞬く間に広がっていく.
歩き出してから8分掛けて,ようやく登山口を通過する.その間,TGさん,ISIさん,YDさん,AIさん他常連の皆さんを含めて,実に沢山の方が私を追い越して行く.沢山の方に追い抜かれながらマイペースを守り続けるのは.心理的には結構辛いものがある.しかしここが肝心だと自分に言い聞かせながら,頑固にマイペースを守り続ける.
<朝日が当たって紅葉が眩しい大倉>
■気持ちの良いトラバース道
今朝方まで雨が降っていたらしく,路面はビショビショに濡れている.克董窯のちょっと先で舗装道路から土道に入る.登山道には石が敷き詰められているが,濡れてヌルヌルになった石はとても滑りやすい.これでは帰りが大変だなと思いながら,7時20分,丹沢ベースを通過する.
この辺りまで来ると,私の体内エンジンの慣らし運転もなんとか終わる.そして,今日の自分の体調が,まあ,まあ,普通だなと分かる.
この辺りまで私と前後して歩いてきたISIさんやIIJさんに,
”では,(平らな所だけ)ちょっと先に行かせてもらいます”
とお断りしてから,歩行速度をほんの少しだけ速める.
やがて朝日が真横から射し込むトラバース道になる.今日は気持ちよく登山するには,多少気温が高めだが,朝日が爽やかである.この辺りを歩くときの気分は最高である.
7時28分,観音茶屋を通過する.まだ朝が早いので,観音茶屋はまだ開店していない.
<朝日が射し込んで心地よいトラバース道>
■見晴茶屋からの眺望
7時44分,雑事場ノ平に到着する.ベンチ近くにTDさんが居られる.軽く会釈して先に行かせてもらう.
7時46分,見晴茶屋に到着する.
茶屋前からの相模湾の眺望を楽しむ.地面すれすれの雲海が見下ろせる.なかなか見る事ができない素晴らしい風景である.地表にベッタリへばり付くように見えている雲が霧の正体である.
<見晴茶屋からの眺望>
■見晴階段
見晴階段に差し掛かる.
ここで恒例の定点観測用の写真を撮る.朝日が横から射し込む階段を見上げると沢山の登山者の後ろ姿が見えている.
ここまでユックリペースで歩いてきたので,疲労感は全くないまま,案外良い調子で見晴階段を登り切る.
<見晴階段>
■見頃を迎え始めたモミジ坂
見晴階段を登り切って,モミジ坂に差し掛かる.周囲の紅葉が漸く見頃を迎えたようである.今日は天気も上々なので,モミジがとても綺麗に見える.こんなに綺麗なところをラップにとらわれてセカセカと登ってしまうのも勿体ないので,写真を撮りながらユックリと登り続ける.
8時02分,一本松を通過する.大倉からの所要時間は1時間02分.紅葉を楽しみながらにしては,まずますのラップである.
<紅葉が見頃を迎えるモミジ坂>
■駒止階段
駒止階段に差し掛かる.階段を見上て”やれやれ大変だな,この坂をのぼるのは…”と思いながら,何時ものように写真を撮る.
相変わらず登山者の後ろ姿が数珠繋ぎになっている.
階段の手前で,常連のIIZさんとバッタリ.IIZさんは塔ノ岳からユーシンの方まで下る予定とのこと,ユーシンの方は,多分,紅葉が見事だろうなと想像する.
<駒止階段>
■駒止茶屋
駒止階段を登り切って,8時17分,駒止茶屋を通過する.大倉からの所要時間は,1時間17分.
”ありゃ~っ! 思っていたより時間が掛かったな”
でも,まあいいさ,ということで大倉の尾根道に差し掛かる.先ほど駒止階段で私を追い抜いていったグループが汗ビッショリになって,ベンチで休憩を取っている.大汗をかきながら登るのは大変だなと思いながら.ベンチ脇を通過する.
<大倉の尾根道に差し掛かる>
■堀山の尾根道からの富士山
8時25分,富士山が良く見える場所に到着する.一部の方々が富士見平と呼んでいる場所である.雲一つない青空に,6~7合目ぐらいまで新雪で真っ白な富士山が良く見えている.あれこれ露出を変えて数枚の写真を撮る.その中で,まあ,まあ,富士山が写ったのが下の写真である.これでもまだちょっと露出オーバーのようである.
8時25分,堀山の道標を通過する.ここからは下り坂.思いっ切り速度を速める.
<堀山の尾根道から富士山を眺める>
■小草平(堀山の家)
小草平手前の坂道で,TGさんに追い付く.成り行きで,TGさんを追い越させて貰う.
8時34分,小草平に到着する.小草平のベンチで数名の登山者が休憩を取っている.大きな杉の木の間から真っ白な富士山が見えている.毎度のことながら,ここから富士山を写すのは結構難しい.周囲の杉林が暗いので,どうしても露出オーバーになってしまうらしく,私のバカちょんデジカメは,普通にシャッターを押したら,富士山は青空の中に消えてしまう.ここでも何枚か写真を撮ってみたが,なんとか富士山が写ったのが下の写真である.
堀山の家にちょっとだけ顔を出す.女主人のなっちゃんが居られる.
「…帰りに立ち寄ります…」
と挨拶してから,小草平から先の登山をつづける.
堀山の家の玄関に取り付けられている温度計は12℃.
<小草平から富士山を望む>
■萱場平
小草平から暫くの間はガレ場が続く.この辺りは殆ど何も考えずに,ひたすら登り続ける.
ガレ場の先は長い階段道になる.ときどこ若い駈けっこの人達が私を追い越して行く.私は頑固にマイペース.脂汗を掻かないように,ハアハア息にならないように,極力抑えながら登り続ける.こうすることが一番楽に速く登れることが体験的に分かっている.
8時43分,下ってくるKSさんとバッタリ.久々にお会いする.KSさんから元気を貰って,良い気分で登り続ける.
8時53分,ようやく萱場平に到着する.何時もの通り定点観測の写真を撮る.今日はたまたま映り込んだ人影は1人だけ.タップリの日差しで暖かそうである.
<萱場平>
■新しい木道
萱場平の泥んこ道に,最近,新しい木道が作られた.随分と歩き易くなったので,感謝,感謝である.
木道を上りきると,長い階段道が連続する.階段1段を2歩で上る感じの階段道が暫く続く.その先は,次第にガレ場になる.大きな岩を廻り込むようにして先へ進むと,完全なガレ場になる.きついけど結構愉しいところでもある.
今日は途中で頑張らなかったので,一定のリズムのままで登り続ける.
もうそろそろ俊足のMGさんが私に追い付いても良い時間だが,一向に現れない.MGさんは今日お休みかな…だとすれば,下山後のコーヒーブレークもなさそうだなと思いながら登り続ける.
<萱場平付近の新しい木道>
■花立階段下からの富士山
9時07分,後七分坂(花立階段のこと)に到着する.階段下から眺める富士山もなかなかなものである.
ここでも足を止めて,数枚の富士山の写真を撮る.山裾や上空に少し雲が出てきたようである.
<花立階段下からの富士山>
■花立山荘
後七分坂を8分掛けて登って,9時16分,花立山荘に到着する.山荘前のベンチで沢山の登山者が休憩を取っている.山荘前から富士山や越前岳方面の風景がとても良く見えている.もちろんここでも数枚の写真を撮る.
大倉からの所要時間は2時間16分.やぱpりまだまだ遅速である.ただ塔ノ岳までの所要時間は3時間をある程度切るぐらいで容易に登れそうである.堀山の家から所要時間は43分.目標時間より3分余計に掛かっている.
<花立山荘前からの富士山>
■花立山
花立山荘でも,富士山の写真を撮っただけで,休憩を取らずにそのまま登り続ける.
暫くの間,踏み髙がやけに高い階段が続く.私が大倉尾根で一番イヤに感じる場所である.
”もうすぐ,嫌な階段もおわりだ.ここを通過してしまえば後山頂までは楽勝だ”
と自分に言い聞かせながら登り続ける.
階段道が終わるとガレ場に出る.すると視界が急に開ける.
9時24分,上から下ってくるチャンピョンとすれ違う.
「やあ,FHさんですね…」
と定番の挨拶を交わす.
9時26分,花立山山頂に到着する.富士山,実編みアルプスがとても良く見えている.素晴らしい眺めである.ここで立ち止まって数枚の写真を撮る.
続いて馬の背を通過する.この辺りの紅葉の見頃はすでに終わっている.すぐそこに見える鍋割山稜の山肌もすっかり冬景色に変わっている.
<花立山山頂から富士山と南アルプスを望む>
■塔ノ岳山頂
9時32分,金冷シを通過する.
金冷シから山頂までは,紅葉も終わっているし,眺望もほとんどないところばかり,写真を改めて取るところもない.それにここから先は急いでもユックリでも所要時間は15分+α程度で大差ない.自分の体感に合わせて無理のないように注意しながら登り続ける.
金冷シから最初の階段を登っているときに,突然,
「…やあ,FHさん」
と声を掛けられてビックリする.花立山荘のカナブン氏である.
「…今.お客さんを塔ノ岳山頂まで案内してきたところです…」
とのこと.
そういえば,花立山荘には滅多に立ち寄らないので,ちょっと気が引ける.
塔ノ岳山頂近くの木道を丁度上り終える直前で,下山を開始した女性韋駄天のYDさんとバッタリ.今朝の霧で東海道本線の電車が遅れたことを話題に1~2分立ち話をする.
「何時ものように,(大倉発)13時10分のバスに間に合うように下山します…」
ということでお別れする.
9時48分,塔ノ岳山頂に到着する.山頂の気温は12℃.風もなく心地よいので,尊仏山荘に入るのを止める.山頂へ私より先に到着した常連のYSが休憩を取っておられる.山頂からは相変わらず富士山や南アルプスが良く見えている(冒頭の写真).
今日の大倉から塔ノ岳山頂までの所要時間は2時間48分.季節が進んで涼しくなったためか.ほんの少しだが最近回を重ねる度に所要時間が短くなっている.花立山荘から塔ノ岳山頂までの所要時間は42分.これも40分程度で無理なく歩けるようになれば,胆石手術前の体調に戻ったと言えるだろう.同様に金冷シからの所要時間は16分.こちらは途中で雑談をしていたことを考慮すればマアマアである.
<塔ノ岳山頂>
■下山開始
塔ノ岳山頂で腰を下ろして,そそくさと昼食を食べ出す.
程なくAIさんが山頂に到着する.さらにちょっと間を置いて,MGさんが到着する.
「今日は霧のために電車が遅れて,何時ものバスが目の前で発車してしまいました…」
とのこと.
10時丁度に,MGさん,YSさんと一緒に,塔ノ岳山頂から下山を開始する.昨年,右膝の怪我をしている私は,特に下りは慎重にしなければならないので,とてもお二方と一緒の速度では降りられないが,まあ無理せずに一緒に行けるところまではお付き合いしようと思う.
下山口付近に立つと,少し霞が掛かった相模湾が見下ろせる.右手には真鶴半島が見えている.水平線付近は海と空が一体になっていて,何処までが海なのかちょっと分かりづらい.
山頂付近の木道を下り終えて,階段道を降りているときに登って来るISIさんとすれ違う.さらに金冷シ付近でTGさんとすれ違う.
<塔ノ岳山頂から相模湾を望む>
■沢山の顔見知りとすれ違いながら…
10時10分,花立山を通過する.
10時20分,花立山荘を通過する.山荘前のベンチは休憩を取る登山者で鈴なりである.
私は,到底,MGさんには付いて行けないので,MGさんには先に行ってもらうことにする.
花立階段を下山中に,突然,
「FHさん!」
と声を掛けられる.
いつも日曜日に登っておられるMMさんである.
「土曜日が雨だったんで日曜日にされたんですね…ところで,ペルーへ行ってこられたんですか?」
と話しかけられる.ここで1~2分立ち話.
花立階段を降りきったところで,常連のNNさんとバッタリ.さらに,花立階段を下り終えてガレ場を下っているときに,ONさんとすれ違う.こうして登山途中で沢山の山の知人と一言二言挨拶を交わすのも楽しみの一つである.
今日はグループ登山の方々がとても多いようである.数珠繋ぎになって登って来る登山客とすれ違いながら下山するのは鬱陶しいが仕方がない.
10時35分,萱場平を通過する.相変わらずベンチは鈴なりである.
■堀山の家
10時49分,小草平に到着する.ベンチはこれから登る人達で賑わっている.
今日は早い時間に塔ノ岳から下山し始めたので,十分に時間の余裕がある.それでは…ということで,堀山の家に立ち寄る.女主人のなっちゃんが愛想良く出迎える.先客はKIさん.
今日は少々喉が渇いたので,冷たいコーラを所望する.
「写真を撮りましょう…」
ということなので,コーラで乾杯しているところをパチリ.
堀山の家の裏手では,改修工事が進められている.
<登山者で賑わう小草平のベンチ> <堀山の家でコーラを所望する>
■紅葉の間から表尾根が見える
堀山の家で10分ほど休憩を取った後,11時12分に再び歩き出す.今日はまだ十二分に時間の余裕がある.私は周囲の景色を眺めながら,気楽な気分で歩き続ける.
登っているときはあまり気が付かなかったが,下山になると気持ちにゆとりが出るのか,改めて登山道周辺の紅葉が見事なのに気が付く.まだバスの時間までには十分にゆとりがあるので,あちらこちらの紅葉の写真を撮りながら,ユックリと下山し続ける.
堀山の尾根道からは,紅葉した木々の間から表尾根の山々が見えている.
<紅葉の間から表尾根が見える>
■モミジ坂の紅葉
11時13分,駒止茶屋を通過する.
駒止階段を慎重に下る.11時25分.一本松を通過してモミジ坂に差し掛かる.この辺りの紅葉も,登っているときにはあまり気が付かなかったが,結構,良い具合に紅葉し始めている.これから暫くの間は,山麓の紅葉が楽しめそうである.
やがて見晴階段に差し掛かる.
見晴階段を下り始めた途端に,ムッとする湿気を肌に感じる.この辺りで気候が急に変わって少々蒸し暑くなる.
見晴階段を慎重に下って,11時37分,見晴山荘を通過する.
<モミジ坂の紅葉>
■観音茶屋で一休み
11時51分,観音茶屋に到着する.
このまま下り続けたら,大倉にちょっと早く着きすぎるので,観音茶屋に立ち寄ることにする.氷水にしようか,それともお汁粉にしようか迷うが,今日の所は,疲労回復には甘いものに限るということで300円也のお汁粉を所望する.女主人が応対する.
「つい15分ぐらい前にYDさんが立ち寄りましたよ.MGさんは着替えだけしてそのまま下山しました…」
とのこと.
お汁粉を賞味しながら,つい先日まで,ここで一緒に雑談をしていた常連のIMIさんや,YK編集長はどうされているんだろうと連想する.
私より遅く塔ノ岳を出発したAIさんが,観音茶屋前を通過する.
<雑事場ノ平付近の紅葉> <観音茶屋のお汁粉>
■無事大倉に下山
お汁粉を味わいながら,そろそろISIさん,TGさんが下山してこないかなと待っているが真土草臥れたので.12時05分,観音茶屋を出発する.
途中,丹沢ベース付近では,濡れた敷石で歩くのが厄介だったが,12時23分,予定通り大倉に到着する.
私より先に下山したMGさん,YDさん,YSさん.AIさんが待合室で休憩を取っている.私も合流する.
YSさんから,自宅で取れたという柚を沢山頂戴する.
「輪切りにして蜂蜜に浸ける美味しいですよ…」
とのこと.これは楽しみである.
■渋沢でお茶
大倉13時10分発渋沢行のバスに乗車する.私より後から下山したISIさん,TGさんも同じバスに間に合う.
バスは数名の立ち席が出る程度の混雑である.
13時25分,渋沢駅に到着する.
希望者だけ…と言ってもほぼ全員だが,渋沢駅ビル1階のミスタードーナッツに立ち寄る.270円也のホットコーヒーを所望する.この店はコーヒーのお代わりは自由.1回お代わりすると,珈琲一杯が135縁になる計算である.みみっちいが…
コーヒーを味わいながら,20分ほど他愛にない雑談に耽る.これがまた愉しい.
余談になるが…
このグループの活動は,集団活動の研究対象として大変ユニークだと思っている.
*会の名称は?
*会員は何人居るの?
*何時設立されたの?
*活動目的は?
確かに塔ノ岳常連のグループは存在しているし,活動もかなり活発である.しかし,これらの質問に答えられる人は誰も居ない.正式名称はないし,そもそも会員って居るのか居ないのかもハッキリしない.仮に居るとしても何人か良く分からない.ただ50名ぐらいと答えても正解だし,100人以上と答えてもウソではない.活動目的も定かではないが,忘年会や種々の祝い事もやっている.でも年会費もない.会は有るような,無いような…いつ会に入ったかも定かではない.でも私の書棚には,この会の写真やDVDが沢山ある.だから,確かに何かがある不思議な集まりなのである.
”こんなユニークなグループは,良い研究対象になるな…”
と私はずっと思っている.
<同じバスに乗って渋沢に到着> <ミスタードーナッツでお茶>
■無事帰宅
13時50分頃,お開きになる.
大多数の皆様は小田急線上り電車に乗車される.小田原行に乗車するのはYDさんと私だけ.小田原でYDさんとお別れして,私は小田急の売店をウロウロ.
小田原から快速アクティに乗車する.
16時少し前に無事帰宅する.
昨夜からわが家に泊まり込みで来ている孫娘と一緒に賑やかに夕食を楽しむ.
明日は関東学院大学公開講座『鎌倉学』を釣行に出掛ける予定である.どんな内容の授業かが今から楽しみである.
今日の塔ノ岳は,上り下りともにマイペースを厳守したので,帰宅後の疲労感はゼロ.
…という訳で,今日も”良かった,良かった”である.
<ラップタイム>
7:00 大倉歩きだし
7:28 観音茶屋
7:46 見晴茶屋
8:17 駒止茶屋
8:34 堀山の家
9:16 花立山荘
9:32 金冷シ
9:48 塔ノ岳山頂着
10:00 〃 発
10:10 金冷シ
10:20 花立山荘
10:49 堀山の家(10:56まで休憩)
11:13 駒止茶屋
11:37 見晴茶屋
11:51 観音茶屋(12:05)
12:23 大倉着
[山行記録]
■水平歩行距離 7.0km(片道)
■累積登攀下降高度 1,269m
■上り所要時間(休憩時間込み)
大倉発 7:00
塔ノ岳山頂着 9;48
(所要時間) 2時間48(2.80h)
水平歩行速度 7.0km/2.80h=2.50km/h
登攀速度 1,269m/2.80h=453m/h
■下り所要時間(休憩時間込み)
塔ノ岳発 10:00
大倉着 12:23
(所要時間) 2時間23分(2.38h)
水平歩行速度 7.0km/2.38h=294km/h
下降速度 1,269m/2.38h=533m/h
(おわり)
「丹沢の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/7a28d042f7affd253eba4f192fa5bf41
「丹沢の山旅」の次回の記事
(なし)
お断り;
これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
また,当ブログ記事を読んで,不快になられた方は,以後,当ブログへアクセスされないようにお願い致します.
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霧と富士山と紅葉の丹沢;塔ノ岳(今年31回目)
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