<会場の関東学院大学>
司馬遼太郎で学ぶ三浦半島の歴史(第2回)
(KGU公開講座)
2016年7月8日(金) 曇
第1回の記事
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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/049f06c19f01d039fdc474765ca053c2
この記事の内容は感想文だけで,講義内容は全く記載しておりません.
記事の中の説明文は現地の案内板の記事インターネット,あるいは参考文献から引用したもので,講義内容から引用したものではありません.念のために申し添えます.
今は正に梅雨時.上空を,分厚い雲が覆っている.でも,そのお陰で比較的涼しいのが有り難い.
今日は,司馬遼太郎で学び三浦半島の歴史(第2回)開催日である.
例によって,時間にタップリ余裕を持たせて自宅を出発する.
まずは路線バスで鎌倉駅へ.10時10分過ぎぐらいに鎌倉駅西口に到着する.
鎌倉駅表口に廻って,鎌倉駅9時30分発金沢八景行の路線バスに乗車する.毎度,この峠朝比奈峠を越えて金沢八景側に下ると,沿道の様子が鎌倉側と少し違うような気がする.単調な市街地を抜けて,11時10分頃,金沢八景駅に到着する.
金沢八景駅に到着したら,何時ものように,まずは瀬戸神社を御参りする.これも験担ぎである.
今日は曇り空.日差しがないだけ涼しいはずだが,やっぱり蒸し暑い.30分ばかりどこかで涼を取ろうと思う…が,土地不案内の私には駅近辺で冷房の利いた大規模量販店に入るぐらいのことしか思いつかない.
店の前の並んでいる大量の自転車の間を縫うようにして,店内に入る.涼しい.
特に買いたい物もないが,何となく店内をウロウロする.勿論,小遣いが豊富なら買いたいものはいくらでもあるが…
その内に,11時40分頃になる.
地下1階のフードコートに移動する.どうしても食べたいものなどないが,たまたま目に付いた定食をオーダーする.
加齢のせいで,この頃,少し小食になった私には,これでもちょっと量が多すぎるが,残すのも勿体ないので,ナントカ間食する.
金沢八景駅から,会場の関東学院大学金沢八景キャンパスまでは,路線バスがかなり頻繁に出ているが,大した距離でもないので,どうも乗る気がしない.
私は,適当に住宅地の中を通って,講習会場に向かう.ボンヤリとしたまま住宅地の中を歩いている内に,少々遠まりをしていることに気が付くが,もう遅い.
”まあ,いいや…その内に会場に着くさ…”
でノソノソ歩きを続ける.
住宅地内の舗装道路からの熱気の照り返しが結構強くて,曇り空ながら蒸し暑い.たまたま通りがけに購入したペットボトル入りの飲料を,チビチビと飲みながら,当てずっぽうに歩く.
その内に,予想通りに侍従川に突き当たる.
川を挟んで向こう側に,講習会場のある関東学院大学八景島キャンパスが見えている(冒頭の写真).
ただ残念なことに,川を渡る橋は,左右どちらを見ても数百メートル離れた所にしかない.マイッタナ!
どちらの橋を渡っても大差ないが,侍従川上流に架かる橋を渡ることにする.
侍従川の左岸沿いの遊歩道をノンビリと歩く.所々に,金沢八景縁の浮世絵を模した案内板が設置されている.
そう言えば,五十三次洛遊会の9月度例会で,私が金沢八景界隈を案内することになっている.
”そろそろ,金沢八景を調べておかなければ…”
と急に焦りに似た気分になってしまう.
途中から関東学院大学キャンパスまで,学生の皆さんと同じ速度で歩く羽目になる.
私が現役の頃は,
”近頃の学生は,なんでノロノロ歩くんだろう.もっとサッサと歩け…”
と思っていたが,退職して10年も経つとこちらも老い耄れてくる.今は学生の皆さんと同じ速度で歩くのは,さすがにきつい.口惜しいけど自分が年を取ったことを認めないわけには行かないようである.
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講義開始時間より20分前に教室へ入る.
もう大半の受講生が揃っている.教室には張り詰めたような雰囲気が漂っている.
第2回目の講義が始まる.講師はまだ若い男性,HR先生先生である.理工学部非常勤講師である.近代日本思想史専門の先生である(公開講座GUIDE BOOKから引用).
最初にNHKのビデオを視聴する.次いで司馬遼太郎著『三浦半島記』から,「記憶の照度」,「鎌倉陥つ」の部分を詠む.
レジュメ(本のコピー)
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会場の様子 『三浦半島記』
私は,実は1998年頃,この本を買い求め,しっかりと読んだ積もりだった.あれから約15年後,今回の講義を拝聴しながら,改めてこの本を開いてみる.15年も経つと本の紙も大分黄ばんでしまい,如何にも古書だという雰囲気になっている.
講師の案内に従って,あらためて読み返してみると,ページのあちこちに,自分で重要だと思ったところに傍線が引っ張ってある.ところが,この傍線を付けた当の本人がそのことをすっかり忘れている.
“ああ,そうだったな…”
”なるほど,すっかり忘れていた…”
”そいうえば,確かにこのとおりだったな”
とさまざまな感想や,新しい感動を覚える.
そして,学ぶことの楽しさを今更のように再確認する.
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14時20分に授業は終わる.
わざわざ鎌倉から時間をかけて会場まで来たにしては,短い授業だったが,いろいろな刺激を受けた楽しい一時であった.
来週は金沢文庫見学の予定である.今から楽しみである.
会場から金沢八景駅まで,同じ方向に向かう学生達と一緒の歩行速度で歩く.少々汗ばむがこれがまた楽しい.いわゆる”若素”をもらいながらの一時である.
金沢八景駅前から路線バスで鎌倉駅へ戻る.
鎌倉駅構内にあったBeck'sが閉店してしまったので,暇潰しを一寸する所がなくなってしまった.残念だが致し方がない.
適当に時間を潰して,鎌倉駅西口から路線バスを利用して,夕方帰宅する.
第3回の記事に続く
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司馬遼太郎で学ぶ三浦半島の歴史(第2回)
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