閑話休題;胆石症闘病記(13);エピローグ
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退院後20日目;2016年4月27日(水)
<胆石症治療終了>
■DTクリニックでチェック
胆石症で退院後,鎌倉のDTクリニックで,最終的なチェックを受ける.
「…手術の傷は完全に治っています,勿論,風呂もOKです…」
との診断である.
今までは,念のために,シャワーを浴びるだけで,風呂には入っていなかったが,今日から安心して風呂に入れる.実にラッキーである.
以上のような次第で,本日を以て,私の胆石症闘病記は,ひとまず大団円ということになる.
両親から貰った身体に,全身麻酔をしてまで,メスを入れるのは初めての経験であった.それに,折角五体満足に生んでくれた両親に対して,申し訳ないなとも思うが,お陰様で,ときどき起こっていた胃痛から,どうやら解放されたようなので,手術を受けて本当に良かったなと思っている.
闘病記を終えるにあたり,当ブログの読者の皆様,DT先生を始めお世話になった病院の関係者の皆様に深甚なる謝意を表する次第である.
■入院中滞った絵の制作
本業のことは,ブログ記事としては馴染まないので,ここでは触れないことにするが,当然影響を受けている.ここでは仕事以外のことを記録しておこう.
まずは水彩画.
5月3日(火)から8日(日)まで開催される展覧会には,何としても水彩画3枚を出展したい,私は,退院後,時間が許す限り画き続けた…と言ったら嘘になる.基ばかり焦っても,絵は気乗りがしなければ絶対に画けないから困ったものである.その代わりに,外出中に急に画きたくなってしまうこともしばしばである.
それはともかく,このほど漸く3枚の絵をほぼ仕上げた.3枚の全てが例により山の絵である.大きさは40号1枚,20号2枚である.
昨日,ようやく完成の目鼻が付いたので,搬入業者に予約を入れる.打ち合わせた結果,5月28日に搬入業者に完成した絵を引き渡すことに決定する.
<一人で乾杯>
■気分晴々
今日の天気は余り良くないが,胆石症快癒との診断を受けたので,気分晴れ晴れである.
”これは,もう,お散歩するしかない…”
…というわけで,心ウキウキ,鎌倉中央公園経由で大船駅までプチプチ散策を楽しむ.序でにプリンター用インクなどを調達する.
鎌倉中央公園の鯉のぼりが上の池に映っていた.もうすぐ5月.私の体感的カレンダーでは,胆石症のため1ヶ月ほど季節がすっ飛んでしまったような感じがする.
<鎌倉中央公園の鯉のぼり>
■大船駅ルミネ1階で乾杯
胆石症から解放された私はとにかく嬉しい.
退院後,2週間余りの日数が過ぎたが,その間,2回も天丼を食べたのに,胃痛は1回も起きていない.手術前は胃の辺りが絶えず重く,週に2~3回は胃痛で悩まされていたのに…結果論だが,もっと早くに手術を受けておけば良かったと思う.
胆石症から解放された祝杯を挙げなければ…
といっても私は下戸.
成り行きで大船駅ルミネ1階のコーヒー専門店で,一寸したお菓子とコーヒーで乾杯だ.
<大船駅ルミネ1階のコーヒー専門店にて>
■湯船に浸かる心地よさ
夕方,久々に湯船にトップリと浸かりながら,少々長風呂を楽しむ.これまでは,安全のためのシャワーだけで過ごしていた,でも,シャワーだけだと,どうしても身体を温めることができない.そのため何とも中途半端な気分だったが,今日からはユックリと身体を温めることができる.
湯船に首までトップリ浸かる.本当は半身浴の方が身体に負担が少ないのは分かっているが…この際,そんなことどうでもいい.
湯船に浸かりながら,これで胆石症闘病記も終わりだなとつくづく思う.
退院後21日目:2016年4月28日(金) 晴
<水彩画3枚>
■搬入業者に引き渡し
切羽詰まった気分のまま,ナントカしあげた(…といっても完成度90パーセント程度).
4月28日,13:00に納入業者に搬入を依頼した.正直なところ,
”あそこはもう少しなんとかしたい…ここはこうした方が良いのではないか”
と思うところは,ままあるが,そんなことを言っていたら切りがなくなる.
”あとは会場に来られた方々から頂戴する批評を参考にして,手を加えよう”
と割り切る.
これでなんとか胆石症による入院のハンデを何とかクリアしたことになる.
■晴れてコーヒーで乾杯
業者に絵を引き渡して,心が晴れ晴れする.まだ日は高いし天気が良い.
私は,すぐに散歩に出掛ける.もちろん,どこへ行くという宛もないが,清水塚口から鎌倉中央公園に入って,上の池の鯉のぼりを眺めてから,足貸せてある.
今日の足は,何も考える気がないらしく.なんとなく大船駅に到着する.
大船駅ルミネ1階のコーヒー専門店で,コーヒーで一人乾杯.万歳!
退院後23日目;2016年6月29日(日)
<塔ノ岳で一段落>
■塔ノ岳に復帰
只今の時間は3時50分.
今日は4時10分に自宅を出発.これから大船駅まで歩いて,東海道本線下り1番列車に乗車,小田原から小田急電車に乗り換えて渋沢へ.渋沢発大倉行バスに乗車して,7時頃から登山を開始する予定である.
復帰後最初の塔ノ岳は,無理をしないがモットーである.今日の目標は小草平である.無理ならばもっと手前で登山を中止するつもりである.
もし小草平まで行けたら,堀山の家の掲示板に,神奈美公募展のポスターを掲示して貰うつもりである.
なお,塔ノ岳登頂の記録は,稿を改めて,ブログに掲載する予定である.
■心からの謝辞
今回を以て,胆石症闘病記は,目出度くフィナーレを迎える.
闘病記を終わるにあたり,担当医の先生,お世話になった病院のスタッフの方々,下らない手記にお付き合い頂いた方々に深甚なる謝意を表する次第である.
(完)
胆石症闘病記の目次
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「閑話休題」の次回の記事
(なし)
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閑話休題;胆石症闘病記(13);エピローグ
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