<香港国際空港;旧正月の飾り付け>
香港トレイル50km大踏破;第5日目(4);帰国;第5日目の総括
(アルパインツアー社)
2016年1月28日(木)~2月1日(月)
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第5日目;2016年2月1日(月) (つづき) 雨一時曇
<ルート地図>
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<香港国際空港>
■香港国際空港に到着
飲茶の昼食を済ませてた私達は, 12時35分,レストラン「鳳城酒家」の前から,香港国際空港に向けて発車する.
どのようなルートを通ったかは,正確には分からないが,13時21分,香港国際空港に到着する.
ここで現地案内人のJDさんとはお別れである.
まずは搭乗手続.ここで名古屋組と東京組はお別れである.
ツアーリーダーのHKさんの先導で全員が搭乗手続と荷物の預け入れ済ませる.続いて,出国手続.これも問題なく済ませる.
セキュリティチェックを済ませてから,長い水平歩道の登り口辺りに集まって,HKさんの指示を待つ.
「14時30分までにこの場所に集まりましょう.念のため搭乗窓口はゲート35です.」
集合場所には,うまいことに旧正月を祝う見事な花が飾り付けられている(冒頭の写真).
<香港国際空港に到着>
■巨大な空港
香港空港は実に巨大で素晴らしい.自由行動をするにしても,余りに巨大な空港なので迷子になりそうである.
私は何も買う気にならないが,時間がタップリあるので,退屈しのぎにウインドウショッピングを続ける.主だった店を一回りしてみるが,どこの空港へ行っても売っている大半の商品は,似たような商品ばっかりである.ましてや,買いたいものなどさらさらない.その内に,見て回るのに飽きてくる.
時間を持て余して,また元の場所にすぐ戻ってきてしまう.
<広い空港>
■両替の怪
時間を持て余しながら,ボンヤリしている内に,
”ああ,そうだ,香港ドルを円に替えよう…”
と思い立つ.
幸いなことに直ぐ側に銀行の窓口がある.
私は手許にそのまま残っている香港ドルを円に交換する.すると,戻って来たお金は4000円となにがしかの香港硬貨である.
円から香港ドルに替えたときも,日本硬貨でなにがしかの端数が手許に戻って来たが,これらの端数を考慮せずに,ざっくり言えば,5,000円を香港ドルに替えた後,そのまま,また,元の円に戻すと4,000円になってしまう.
これにはさすがにボンクラの私でもビックリする.まあ,そのときの交換レートがどうだったかも影響するとは思うが,安易に外貨に交換していると,急激に目減りしてしまうことを肝に銘じなければいけないなと再認識させられる.
とにかく,”参った! 参った!” である.
<香港国際空港から東京(成田)国際空港へ>
■搭乗開始
14時55分,キャセイ航空香港空港CX[500便東京(成田)国際空港行の搭乗が始まる.
私は長い間並ぶのがいやなので,大方の乗客が機内に入って,空いてくる頃を見計らって,機内に入る.
私に割り当てられた席は,60C.客室の尾翼に近い方で通路側である.通路側でラッキーである.予想通り,機内は満席である.
<搭乗開始>
■香港国際空港を離陸
持ち込んだ荷物を前座席下に突っ込んでから,座席にすわる.進行方向左手に通路がある.
前座席の背に取り付けてあるスクリーンの情報を見ると香港空港から東京(成田)国際空港までの飛行距離は2,963キロメートルのようである.私達のグループの皆さんの席はバラバラに散らばっている.
機内は一人でユックリ気ままに過ごすのも乙なもの.私は自席に座ってから,随分とリラックスした気分になる.
私達の飛行機は,16時丁度に香港空港を離陸する.
■時間をJSTに変更
飛行機が上空に達した頃,機内のざわつきもおさまって静かになる.
16時28分,スナック菓子と飲み物のサービスが始まる.喉が渇いた私はコーラを所望する.
”そうだ! 時計をJSTに戻さなければ…”
香港と日本の時差は1時間.したがって,香港時間の16時28分は,JSTでは17時28分である.
ここから先の時間はJSTで表示することにする.
<スナック菓子とコーラ>
■機内食(夕食)
18時05分,夕食の機内サービスが始まる.
”ポーク オア チキン?”
私はポークを所望する.飲み物は可愛くオレンジジュース.
狭いお盆の上にギッシリと食べ物が並んでいる.キャセイ航空のパンは美味しいので助かる.
”ちょっと,量が多いかな…”
と思ったが,全部食べてしまう.
ちょっと食べ過ぎ.腹が苦しい.
<機内食(夕食)>
■食後のコーヒー
30分ほどで夕食が終わる.
続いて,18時42分,飲み物のサービスが始まる.私はコーヒーを所望する.
”ム.ム…,コンビニの100円コーヒーが勝ちかな?”
と思いながら,美味しく頂く.コーヒーを賞味すると,さらに気分が落ち着いてくる.
ドリンクサービスが終わる頃,眠くなってくる.
ウツラウツラしながら,映画トマロウランドを見始める…が,半分寝ているので筋など分からない.その内にグッスリと寝込んでしまう.
<機内コーヒー>
<東京(成田)国際空港>
■東京(成田)国際空港到着
19時57分,飛行機が着陸態勢に入ったというアナウンスがある.
"もう着陸か…”
ヨーロッパやアメリカの旅と比較すると,香港は近いので旅も楽だなと実感する.
20時03分,車輪を出す音が「ガタン」と機内に響く.
20時12分,前方カメラの映像をスクリーンで見ると,滑走路が証明で明るく光っているのが見える.滑走路に近づくにつれて,光が次第に大きくなってくる.
20時13分,滑走路に無事着陸する.
<成田空港に着陸>
■入国審査とバゲージクレイム
20時20分,ディセンバーグ.
東京(成田)国際空港に到着した第一印象は,香港国際空港と比較すると,天井が低くて狭苦しい.
もう時間が遅い.
私は今日中に鎌倉の自宅まで帰れるかが心配である.
入国審査の窓口には長蛇の列ができている.
”困ったな…”
と思ったが,意外に早く列が裁けて,20時35分に入国審査が終わる.審査官の,
「お帰りなさい…」
の一言に日本を感じる.
さて,問題のバゲージクレイムである.
”オレの荷物は出てくるのが何時もお終いの方になるな…”
とイライラしながら荷物を待つ.
ところが,意外にも早く,20時47分に荷物をピックアップする.
”しめた…! 成田エキスプレス大船行最終電車に間に合うかもしれない…”
私はツアーリーダーのHKさんへの挨拶もそこそこに,JR駅に猛ダッシュ.
<成田エキズプレス>
■成田エキズプレスに飛び乗る
ところが,出口をでたところで,JRへ向かうエスカレーターが何処にあるかで迷う.
猛ダッシュ…!
20時46分,JR改札口に飛び込む.改札口に駅員に,
「切符買う時間がありません…」
と咳き込むように訴える.
「これを持って,急いでホームへ行って下さい…」
と言いながら,小さな紙切れを私に渡す.
スタッフバッグを引きずりながら,ホームへ猛ダッシュ.
発車ベルが鳴っている.何両目の車両か分からないが,とにかく列車に飛び込む.同時に出入口の扉が閉まる.
<駅員から渡された紙切れ>
■前6両が大船行
どうやら前6両が大船行,後ろ6両(かな?)が高尾行である.
私が飛び込んだ車両は,幸いなことに大船行きである.
私は,適当な座席に座って,
”間に合って,良かったぁ~~~…”
これで何とか今日中にわが家に帰れる.
■やっとリラックス
適当な座席に座って,"ゼー,ゼー,ハア,ハア”の荒れた呼吸を鎮める.ちょっとの間だが走ったために汗ビッショリになっている.
私はスタッフバッグからお茶を撮りだして,一口飲む.このお茶の美味しいこと.
実はこのお茶.日本を出発する前に,搭乗窓口付近の売店で購入したまま,忘れて飲まずにいたものである.
お茶を飲みながら,東京(成田)国際空港に到着してからの慌ただしい経緯をノートにメモする(この記事のすぐ上に表示したメモ).
<お茶とメモ帳;メモは書きかけ>
■車内で購入した切符
やがて車掌が検札に廻ってくる.私は先ほど空港の改札口でもらった紙切れを車掌に渡して切符を購入する.
車内は空いている.
私の前の席には台湾の人らしいグループが乗車している.電車の座席は飛行機の座席と比較するとユッタリしているので座り心地が良い.
<車内で購入した切符>
■大半の乗客は横浜で下車
21時42分,東京駅に到着する.空港を出発してから最初の停車駅が東京である.沢山の乗客が東京駅で下車してしまう.
21時44分,東京駅から発車.
東京を発車してから,品川,武蔵小杉,浜の順に停まる.浜で大半の乗客が下車してしまい,車内はガランとする.
浜の次に戸塚に停まり,22時32分に,無事,大船に到着する.
<横浜を過ぎると車内はガランとする>
<無事帰宅>
■何時ものように賑やかな大船
大船で下車する.
スタッフバッグを引きずりながら,大船駅前に出る.相変わらず大船駅前は沢山の人で賑わっている.
雨が降っている.寒い.携帯電話の温度計は4℃.香港も寒いと思っていたが,やっぱり大船の方がもっと寒いことが良く分かった.
幸いなことに,自宅近くを通る路線バスが,まだ動いている.8分程待って路線バスに乗車する.
22時50分に無事帰宅する.
■取りあえずは風呂だ
まずは風呂だ!
一刻も早く,風呂に入って冷えた身体を暖めたい.早速,風呂を追い炊きしてから,ゆっくりと風呂に浸かる.やっぱり日本式の水深の深い風呂が良いなとつくづく思う.
次いでトイレ.
久々の温水シャワー付きの日本式トイレである.やっぱり,水洗式トイレは良いなと実感する.
身体が温まったところですぐ寝たいが,我慢して旅行中の洗濯物の仕分けをする.行動中に濡れた衣類はひとまとめにしてビニール袋に入れる.
やっと,自室でくつろぐ.
”ありゃ…,常夜灯が点けっ放しになっているぞ”
どうやら,留守中の5日間,自室の常夜灯がONになったままだったようである.ということは私の留守中,私の部屋に入った者が一人も居ないということになる.
別に家族に見られて不都合なものはないし,PCさえ弄らなければ,留守中に侵入されてもどうということもないし,部屋に鉤などもない.
プライバシィが保全されているのは嬉しいともいえるし,家族はオレのことなど無関心なのだともいえる.それとも,モラルが高いのか?
でも,万一,私が戸締まりを忘れて出掛けてしまったら…そう仮定すると,留守中に1回も戸締まりをチェックしなかったのかな.もっともわが家にはSECOMが入ってはいるが…
まあ,どっちでもいいや.とにかく,就寝前にPCの電源をONにする.
留守中に着信したメールは数百通.過半数が企業が勝手に送りつけてきたものである.それにしてもこの多さにはウンザリ.今夜はメールを見るのを止めにする.
■忙しない一日だった
24時頃,やっと就寝する.
こうして5日間にわたる香港の旅は,あわただしく終わった.
それにしても,今日は午前中に獅子山に登っていたのに,夜はわが家である.なんとまあ,それにしても,随分と慌ただしくて忙しない一日であった.
衣類などの片付けは明日だ.今夜はとにかくこれで終わりだ.
<第5日目のラップタイム>
7:17 登山口沙田坳邨歩き出し
7:45 展望立ち休憩
8:00 沙田坳邨1.3kmの案内標識
8:15 獅子山0.5kmの案内標識
8:27 獅子山山頂(8:38まで休憩)
8:46 コル(岩山山頂)(9:03まで交代で登頂)
9:12 獅子山頂0.4kmの案内標識
9:14 吾妻屋(9:18まで休憩)
9:32 獅子山頂1.0kmの案内標識
9:50 獅子山公園入口着
==========================================
16:00 香港国際空港離陸
20:13 東京(成田)国際空港着陸
(JST)
[第5日目のハイキング記録]
■水平歩行距離
沙田坳邨→獅子山山頂 約1.3km
獅子山山頂→獅子山公園 約2.5km
(合 計) 約3.8km
■累積登攀高度 335m
■累積下降高度 395m
■上り所要時間 (休憩時間込み)
沙田坳邨発 7:17
獅子山山頂着 8:27
(所要時間) 1時間10分(1.17h)
水平歩行速度 1.3km/1.17h=1.11km
登攀速度 335m/1.17h=286m/h(極めて低速)
■下り所要時間 (休憩時間込み)
獅子山山頂発 8:38
獅子山公園入口着 9:50
(所要時間) 1時間12分(1.20h)
水平歩行速度 2.5km/1.26h=1.98km/h
下降速度 395m/1.26h=313m/h
■全行程所要時間
沙田坳邨発 7:17
獅子山公園入口着 9:50
(所要時間) 2時間33分(2.55h)
水平歩行速度 3.8km/2.55h=1.49km/h
[飛行記録]
■飛行距離 2,963km
■飛行時間
香港国際空港発 16:00
東京(成田)国際空港着 20:13(JST)
(所要時間) 3時間13分(3.22h)
飛行速度 2,963km/3.32h=892km/h
(5日目終わり)
(次の記事に続く)
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「香港トレイル50km」の目次
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「香港トレイル50km」の索引
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