<CY の落書きの前で小休止>
香港トレイル50km大踏破;第2日目(5);広東料理と夜景;第2日目の総括
(アルパインツアー社)
2016年1月28日(木)~2月1日(月)
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第2日目;2016年1月29日(金)(つづき) 雨のち曇
<ルート地図>
■宿泊ホテルと香港文化センター
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■香港文化センター
<ホテルからレストラン「映月楼」へ>
■ホテルの自室にて
予定のウォーキングを終えた私達は,16時過ぎに宿泊中のホテルパノラマバイロンバスに一旦戻る.自室で一休みする.一休みしながら,自室の窓から外を眺める.
”うわ~ぁ…,これが香港か”
というのが第一印象である.
ヒョロヒョロとやたらに背の高いビルがビッシリと生えている.まるで手入れをしない竹林のような印象を受ける.香港では地震はないと聞いている.だから,鉄骨など入っていそうもない高層ビルでも倒壊しないんだろうなと感心する.
ビルの谷間には,赤さびた屋根が見える.なんとも凄い風景である.
”こういうのを殺風景って言うんだな…”
でも,これも香港の魅力の一つだなと改めて思う.
<自室の窓からの風景>
■専用車でレストランへ
軽装の身支度になって,集合時間18時00分の少し前,17時50分にホテルロビーへ降りる.
すでにほぼ全員が集まっている.
17時58分,ホテル近くに駐車中の専用車に乗車する.
18時02分,発車.
無秩序な感じのけばけばしいネオンが輝く人混みの街中を専用バスはノロノロと走る.どこをどう走っているかわからないが,18時12分,大きなビルの前に到着する.ビルの入口に香港文化中心(Hong Kong Culturai Center)と書いてある.
現地案内人のJDさんが,
「レストランは2階にありますが,エレベータに乗るとバラバラになり迷うかもしれませんので,歩きます.はぐれないように私に付いてきて下さい…」
という.
<ホテル近くで専用車に乗車> <香港文化中心のビルで下車>
■レストラン「映月楼」
大きなビルの中を左に曲がり,階段を登って2階(香港流に言えば1階)へ.そこからどう曲がったかはわからなくなったが,レストラン「映月楼」に到着する.ここは広東料理の店である.
店員に先導されて,店内に入る.店内は明るくて広々としている.豪華なシャンデリアがぶら下がっている.中華料理店特有の丸いテーブルが沢山並んでいる.私達は奥まったところにあるテーブルに案内される.
<レストラン「映月楼」の客席>
<夕食は広東料理>
■まずは飲み物
まずは飲み物のオーダーである.飲み物はツアー代金には含まれていない別料金である.
私は,もともと,敢えてアルコール類を飲みたいとは思わないので何も注文しない…が,隣の座られた方から,ちょっと強引にビールを勧められたので,コップに4分の1くらいのビールを頂戴する.もちろん,殆ど飲まずに残してしまう.
私ごとき下戸の辛さは,アルコール好きの方にはなかなか理解して頂けない.毎度のことだが…
でも,ビールは未だ良い.いくら下戸の私でも最初の一口は美味しいと思うことがある.でも,困るのが杯で飲む日本酒である.他人が口を付けた杯を渡されて無理矢理飲まされる…サラリーマン時代は,ヘドが出そうになるのを我慢して,一寸は口を付けたが,サンデー毎日氏になった昨今は,こんな杯は断固拒否するし,そのような危険に陥りそうなところは避けるようにしている.
思わず話が横道に逸れてしまった.
まあ,アルコール類が嫌いなことはさておき,この店のワインリストとやらを,興味本位で撮ったのが下の写真である.
なお,飲み物が日本に較べて高いか安いか,私には皆目分からない.
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<飲み物のメニュー>
■コース料理
ツアーリーダーのHKさんの説明によると,今日のコース料理の目玉は「酔っ払いエビ」とのこと.エビを酒漬けにしたもの.誰かが,
「人間も酒漬けにされちゃうよ…」
と冗談を言っている.
コース料理なので,大皿に盛られた料理が,次から次へと運ばれてくる.それを手許の小皿に取り分けて食べるが,そのうちに何を食べたのかわからなくなる.全部で何種類の料理を味わったか,後になってはっきりしないが,まあ,大体,次の写真のような料理を賞味した.
料理が旨い不味いかは個人差があるので,客観的なことは言えないが,広東料理は私ノ口に会っていて大変美味しかった.だから大満足である.
<コース料理一式>
<100萬ドルの夜景>
■夜景の見える波止場
晩餐会を終えて,19時50分,映月楼から外へ出る.ちょっと寒い.
JDさんが,
「…20時から音楽が始まりますので,遅れないように広場へ行きましょう…」
と私達を誘導する.
香港文化中心ビルの東側に廻る.ビルの壁と斜めに並んで立っている柱の間の通路を抜けて,香港島が良く見える波止場へ向かう.どこからともなく腐敗臭が匂っている.
沢山の人達が集まっている(冒頭の写真).
ツアーリーダーのHKさんが,
「…スリに気を付けて下さい.貴重品に注意して下さい…」
よ私達に注意を喚起する.
「では20時15分まで自由行動にします,20時15分にこの場所へ戻って下さい…」
私個人はネオン輝く夜景には,それほど興味はないが,折角だから写真ぐらいは撮っておこうと思う.そこで群衆をかき分けながら,香港島のネオンが良く見える場所まで辿り着く.そこで数枚の写真を撮る.その内の1枚が下の写真である.勿論,写真の腕前が全くない私である.しかもボロカメラ.上手に写るわけがない.それでも,まあ,雰囲気ぐらいは写っているだろう.
写真ではハレーションのためかどこの企業のネオンかわからないが,圧倒的に多いのが日本の企業のネオンである.脇の方に韓国の有名企業のネオンも見えている.
私は内心で,
「…まあ,こんなものか…」
と思っている.特段に美しいとも思わないし,むしろ毒々しさすら感じる.こんなことを書くと叱られるかもしれないが,あまり上品な風景だとは私個人には思えない.
雨雲が低く垂れ込めている.雨雲にネオンの光が反射して,雲がボンヤリと光っている.
<香港島の夜景を眺める>
■音楽会
20時頃,私達の集合場所の隣にある広場の一角から,突然,音楽が聞こえ出す.ラウドスピーカーを最大ボリュームに揚げているらしくて,音が歪んでいる.
エレキギターの音が,ガンガンと鳴り響く.
”ああ,これがJDさんが言っていた音楽か…!”
と改めて納得する.
遠目では聞こえてくる音楽が生演奏なのか録音ものなのかはわからない.とにかく私の趣味には合わない.私には,ただ,ただ,うるさいだけ.
私は何の脈略もなく,数年前にワルシャワの公園で生演奏のショパンの曲を聴いたとこのことを連想する.
”あのショパン,良かったなあ…”
<地下街を通ってホテルへ>
■一体何処を通っているんだろう
20時15分,喧噪の音楽が終わる.同時に私達の集合時間でもある.
沢山の群衆の中で,全員が揃ったか点呼を取る.そして,私達はキンギョのウンコのように,現地ガイドのJDさんの後に付いて歩く.
どこをどっちの方向に歩いているのか分からないが,えらく広くて長い地下道を歩き続ける.どうやら地下鉄の駅のようなところを通過する.
私はたまりかねて,案内図のあるところで,JDさんに,
「今,私達,何処を歩いているか教えて下さい…」
とお願いする.
JDさんの説明で,やっと自分たちが歩いている場所がおぼろげながらわかる.
<長い地下道を延々と歩く>
■ホテル近くで解散
20時35分頃,地下道から階段を登って地上に出る.
”一体,何処へ出たんだろう…”
辺りは喧噪とカオスの繁華街である.もうシャッターが降りている店もあるが,まだまだ沢山の人が散策している.
…とある街角で,ようやく見覚えのある場所だと気が付く.私達が宿泊しているホテルの直ぐ近くである.
ここで解散.
ある人は近くにあるコンビニ「セブンイレブン」に立ち寄るという.スーパーへ行くという人いる.私は山以外に何の興味もないので,そのままホテルへ直帰する.
20時40分,無事,時分の部屋に戻る.
■無事2日目も終わった
自室に戻って,まずは明日のウォーキングの準備をする.そして,今日一日の出来事を,ノートに纏める.
ノートには今日一日の感想として次のようなことを認めた.
①昼食までの雨天は残念だった.
②500メートルごとに方式が立っているのは凄い.立派.
③トレイルがとてもよく整備されている.
④トレイルの一部に高度感があるところがあった.
⑤トレイルの一部に歩いていて退屈するところがあった.
⑥夜景見物は余計だと感じた.
21時頃就寝.
<第2日目ラップタイム>
8:00 ホテル出発
8:21 スターフェリー埠頭着
8:27 九龍発(フェリーボート)
8:32 香港島七号埠頭着(徒歩)
8:59 ピークトラム山麓駅発(ケーブルカー)
9:20 ピークトラム山頂駅着(地下道を歩く;途中トイレ休憩)
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9:29 香港トレイル案内板
9:41 セクション1始点
10:19 H005
10:32 吾妻屋(10:39まで休憩)
10:41 H007
11:50 セクション1終点,セクション2始点
11:58 広場(12:22まで昼食)
13:12 吾妻屋(13:22まで休憩)
13:40 H024
13:50 セクション2終点,セクション3始点
14:13 沢を渡る
15:25 H036
15:40 セクション3終点
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15:50 セクション3発(専用車)
16:32 ホテル近傍着
16:42 ホテル自室着
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18:02 ホテル近傍発(専用車)
18:12 香港文化中心ビル
13:15 レストラン「映月楼」(19:50まで夕食)
19:55 埠頭(20:15まで夜景観賞)
20:40 ホテル帰着
[第2日目の行動記録]
ホテル→香港トレイル始点
九龍ホテル→九龍船着場(徒歩)
九龍船着場→香港島船着場(フェリーボート)
香港島船着場→ピークトラム山麓駅(徒歩)
ピークトラム山麓駅→ピークトラム山頂駅(ケーブルカー)
香港トレイル(セクション1~3)
■水平歩行距離 18.7km
■累積登攀高度 計測不能
■累積下降高度 計測不能
■所要時間 (休憩時間込み)
香港トレイル案内板前発 9:29
セクション3終点着 15:40
(所要時間) 6時間11分(6.18h)
水平歩行速度 18.8km/6.18h=3.06km/h
セクション3終点→九龍ホテル(専用車)
(第2日目終わり)
(第3日目に続く)
次(3日目)の記事
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(執筆中)
「香港トレイル50km」の目次
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「香港トレイル50km」の索引
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