<ボウ橋>
アシニボイン紀行;第7日目(4);バンフ市内散策(1)
<アシニボインロッジ4日目>
(アルパインツアー)
2015年9月21日(月)~29日(火)
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第7日目;2015年9月27日(日) (つづく) 晴
<ルート地図>
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<ブリュースターマウンテンロッジ>
■客室の平面図
■まずは自室へ
専用車でキャンモアから移動してきた私達は,15時10分,ブリュースターマウンテンロッジ(Brew star Mountain Lodge)に到着する.
ツアーリーダーのTMさんから,
「…市内観光をご希望の方は,16時にロビーに集合して下さい…30分ほど中心街をご案内します…」
とのこと.
勿論,私もご一緒するつもり.
まずは割り当てられた部屋に入る.
今夜も,STさんと同室である.私達2人に割り当てられた部屋は7階である.まずは部屋に入る.広いなあというのが第一印象である.
久々のシティホテルである.やっとバスタブとはいえ,湯船に浸かることができる,率直に言って,これが一番嬉しい.
今夜は私が窓際のベッドを使用させてもらうことにする.これまでは,窓から遠いベッドを使っていたので…
私達の部屋は下の写真の通り,広くて清潔である.
<客室>
<バスタブ> <洗面所>
■集合時間の少し前にロビーへ
ホテルの部屋から外を眺める.中庭の植木が見事に紅葉している.
すぐにでも風呂に入りたいが,集合時間が迫っているので,風呂に浸かるのは少し無理.
ボンヤリしていても時間が勿体ないので,同室のSTさんにお断りして,早めにロビーへ降りる.そして,ホテル1階にあるハーブ店を覗いてみる.
お店には,驚くほど多種多様なハーブが並んでいる.
店員の女性が笑顔で,
「…どれかいかがですか…」
と英語で私に話しかける.
「…ちょっと拝見しただけですが,随分と沢山の種類がありますね,驚きました…」
とたどたどしい英語で返事する.
<中庭の紅葉>
<バンフ市内散策>
■バンフ中心部
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■まずはバンフアベニューまで
16時に全員がロビーに集まる.
TMさんの案内で市内観光が始まる.私も地図を片手に,皆さんの後を追う.皆さん,山では歩行速度が遅いのに,町中ではヤケに速い.皆さんに追い付くのが大変である.
ホテル前のカリボウストリート(Caribou St.)を東へ向かう.すぐにバンフアベニュー(Banff Avenue)との交差点に到着する.
<市内観光に出発>
■公園博物館
皆さんは買い物に興味がおありのようである.したがって交差点を左折してバンフアベニュー沿いの商店街を見物するようである.
私は,可能な限り風物を観光したいので,リーダーのTMさんにお断りして,ここで離脱.ここからは独り散策に切り替える.治安も良いと言うことなので…
私は皆さんとは反対にバンフアベニューを右折してボウ川(Bow River)の方に向かう.
”楽しいな,独り散策,勝手流だ…”
これからは,今回の旅行で,はじめて味わう勝手流散策である.私は,何とも言えない開放感に浸る.
”さあ,これからは公認の独り歩きだ…デタラメ歩きをするぞ”
ルンルンの期待感を味わいながら,川の方に向かう.
独り歩きを始めてすぐにバッファローストリート(Buffalo St.)を横断する.
ボウ川に架かるボウ川橋(Bow River Bridge)手前,右側に立派な建物が建っているのを見付ける.手許の地図で確かめると公園博物館(Parks Museum)らしい.
博物館を一寸見物したい気持ちもあるが,ユックリしている時間が惜しいので,ここはとりあえずパス.帰りにもし時間があったら立ち寄ることにする.
<公園博物館>
■ボウ川橋を見上げる
博物館の周りは広大な公園になっているようである.
”気持ちよさそうな公園だな…少し歩いてみよう…”
ということで,まずは博物館近くからボウ川の河畔に出てみる.目の前にボウ川橋が見えている.大きくて立派な橋である.
”よぉしっ…,公園を一回りしたら,この橋を渡ってみるか…”
<ボウ橋を見上げる>
■公園を散策する
16時18分,公園の中を適当に歩き回る.木々の紅葉が丁度見頃を迎えている.青い芝生との色の取り合わせがとても綺麗である.
時々,散策中の人達とすれ違うが,かなりの方々は私と同じような観光客らしい.
<公園を散策する>
■川沿いの散策路
16時22分.途中からボウ川の左岸沿いの散策路を歩いてみる.ロウ川の流れは実にユッタリとしている.
対岸には遊園地のような施設が見えている.後で橋を渡って,遊園地付近まで行ってみようと思っている.
<川沿いの散策路>
■吾妻屋風の建物
さらに先まで歩くと,ボウアベニューが見え始める.私は,ここで方向転換して,再びボウ川橋の方に向かう.
16時23分,左手に吾妻屋風の建物を眺めながら,広場を適当に歩く.
後ろには峻険な形をした山が見える.
<吾妻屋風の建物>
■ボウ川橋を渡る
16時31分,ボウ川橋を渡る.予想以上に橋の幅が広くてユッタリしている.ときどき観光客とすれ違う.
私も,観光客ペースで,ユックリ,ユックリ橋を渡る.
インディアントレーディングポスト
↓
↑
カナダパレス
<意外に道幅が広いボウ川橋>
■橋の上からボウ川を望む
橋の真ん中で立ち止まる.
欄干に寄りかかってボウ川を覗き込む.豊富な水がユッタリと流れている.ここで,私は,フト,故郷の千曲川を思い浮かべる.心の中だけで,
”兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川…”
を口ずさむが,
”このボウ川には鮒は無理だな…”
で,歌を口ずさむのを止める.でも,
”帰国したら,なるべく早く田舎に帰るぞ…”
と思う.
<橋の上からボウ川を見下ろす>
<カスケートガーデン>
■カナダパレス
16時18分,長い橋を渡り終える.
地図を見ると,川を渡ったこちら側の公園をカスケードガーデン(Cascade Garden)と呼ぶらしい(この地図だけでは,この名称が公園全体をさすのか,それとも特定の建物をさすのか良くわからないが,ここでは公園の名称ということにしておこう).
橋を渡ると自動車道路に突き当たる.突き当たったところに,広い敷地に立派な建物が建っている.ここはカナダパレス(Canada Palace)というところのようである.敷地の周囲には立派な柵が設けられていて,門もシッカリ閉まっている.
生来へそ曲がりな私は,もちろん,
”こんな所に入ってやるか!”
と口には出さないで弱々しい啖呵を頭の中だけで切る.
勿論,帰国後,カナダパレスが何かを調べるつもりだった.でも,面倒なので,調べるのをヤメタ.
<カナダパレス>
■格好いい馬車
カナダパレス前で右折する.
16時37分,格好良い馬車に遭遇する.思わず写真を撮ってしまう.
”多分,観光用だろう…”
と思いながら…
馬の後ろの紅葉が美しい.
<格好良い馬車>
■インディアントレーディングポスト
馬車に出会ったすぐ先にインディアントレーディングポスト(Indian Trading Post)という建物がある.三角屋根の建物である.ちょっと立ち寄って見ようかとも思ったが,もう少し先まで歩いてから帰りに時間があれば立ち寄ることにする.
道路は,ここで,この建物の川側と山側の二手に分かれる.どちらの道を歩こうかと迷うが,取りあえずは川沿いの道を歩いてみることにする.
<インディアントレーディングポスト> ↑
川沿いの道
■川沿いの道
川沿いの道を歩く.川は大きく右に曲がって流れている.その向こうに山が見えている.山の名前は良く分からない.
この散策路が何処まで続いているか分からないが,目指す遊園地はどの辺りだろうか.
<川沿いの道>
■木の柵のある道
16時46分,道路の両側に木の柵が作られている場所に到着する.左手奥の方に遊具のようなものが幾つか見えている.
”ああ…,ここが遊園地(Children's Playgraund )か…!”
納得!
広々とした遊園地である.何人かの子供達が遊んでいるが.実にユッタリとしている.日本の遊園地とはずいぶんと雰囲気が違う.
この木の柵を見た瞬間,ゴッホを連想する.
”何でゴッホなんだろう?”
自分でも分からない.
<木の柵のある道>
■遊園地
遊園地の方に廻って見る.
大きな滑り台がある.その左側に吾妻屋風の休憩舎が建っている.何だかガラ~ンとした印象を受ける.
<人影が殆どない遊園地>
■馬が通る
16時50分,私のすぐ脇を馬に乗った男性が通り抜ける,後ろに馬を引いている,そう言えば,ここでは時々馬に乗った人や馬車を見かける.何となく文化の違いを感じる.
この馬が通過した後,また,馬に乗った人がやってくる.どうやらこの近くに観光用の乗馬施設があるようである.
<馬に乗った人>
<往路を橋まで戻る>
■立派な建物
時間も押してきたので,そろそろ戻ろうと思う.
同じ道を戻っても面白くないので,帰りは川から少し離れた所を通ることにする.
16時52分,3階建ての大きな建物の前を通過する.
”この建物,一体何だろう…? ホテルだろうか?”
ちょっと気になるが,調べるのも面倒なので,そのまま通過する.
<立派な建物>
■博物館に入る
16時57分,壁が木製のちょっと変わった建物に到着する.インディアントレーディングポストの建物と繋がっているようである.ちょっと興味が湧く.
建物の入口には”Buffalo NATIONS LUXTON MUSEUM”と書いてある.手許の地図にもこの博物館の名称が印刷されている.
”えっ! バッファローって? それに国立? 何処の国? インドかな?”
まあ,良く分からないが,無料で入れるようなので,中に入って見る.
<博物館の建物>
■博物館の中
建物の中に入ってみる.
何となく,けばけばしい雰囲気である.係員は女性1人.2人の先客の応対をしている.
館内を一回りする.装飾品,民芸品が中心のようである.販売もしているようである.品物がやや雑然と置かれていて,何となく締まりのない印象を受ける.何がテーマの博物館かがハッキリしない.何だか民芸品のお土産屋のような印象である.
私には特に買いたいものもないし,どうも私に”ビビッ”と来るものがない.そこで,館内をザッと一回りしただけで外に出てしまう.
<博物館の館内>
■ボウ川橋に戻る
17時04分,ボウ川橋まで戻る.
今日の夕食は,どこか町に出て食べるとのこと.ホテルロビーに19時20分集合である.まだ少々時間がある.折角,バンフまで来ているんだから,このまま真っ直ぐホテルに戻るのも勿体ない.
それにこれまで団体行動ばかりだったので,もう少し一人で羽根を延ばして歩き回りたい.
そこで,私は,特に買いたいものは何もないけれど,人並みの観光客として,繁華街を一回りしてから,時間を見計らって,ホテルに戻ることにする.
とにかくボウ川橋を渡ることにする.
<ボウ川橋>
(つづく)
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(編集中)
「カナダアシニボインハイキング」の目次
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「カナダアシニボインハイキング」の索引
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お断り;
これらの記事は,私の趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.