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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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善光寺街道;第2回;第1日目(4);布引観音から小諸へ;1日目の総括

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                             <車窓から千曲川を望む>

   善光寺街道;第2回;第1日目(4);布引観音から小諸へ;1日目の総括
                (五十三次洛遊会)
    2015年10月27日(火)~2016年10月29日(木)


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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/26fb7f6e1f9b1708ba2a3226aec87559  

第1日目;2015年8月25日(火) (つづき)

<布引観音から小諸駅へ>

■ジャンボタクシーで小諸駅へ
 駐車場でジャンボタクシーが私達が下山してくるのを待っている.約束時間に1分遅れでタクシーに乗車する.すぐに発車.
 諏訪白樺湖小諸線の道路を経由して小諸駅へ向かう.
 暫くの間,千曲川左岸を遡った後,大久保の集落を抜ける.千曲川に架かる大久保橋を渡る.ここから坂道を登って,16時丁度に小諸駅に到着する.
 
<駐車場でジャンボタクシーが待っている>             <小諸駅に到着>

■弟にバッタリ
 小諸駅から宿泊している小諸グランドキャッスルホテルに向かおうとしているとき,
 「…ありゃ! 兄貴,こんな所で何しているの…? 小諸に来ているんなら,連絡を暮れれば良かったのに!」
といきなり私に話しかけられる.
 話しかけたのは,小諸駅から歩いて5~6分の所に住んでいる私の実弟である.
 実は,前回と今回は小諸周辺を旅しているが,本心を言えば,近くに住む姉や弟に会いたくて仕方がなかったが,公私を混同して,皆さんに不快な念を抱かせたくなかったので,姉にも弟にも,私が小諸に来ていることを知らせてなかった.
 私は,近々,改めて小諸を訪れることを約して,弟と別れる.

<小諸グランドキャッスルホテル>

■ホテルにチェックイン
 弟と別れて,一行に合流する.
 16時20分,小諸駅近くの小諸グランドキャッスルホテルにチェックインする.喫煙するお一人を除き,全員最上階の8階のシングル部屋が割り当てられる.
 まずは,割り当てられた部屋に入る.
 第一印象は,やっぱり狭い…が,外国のホテルと較べる方が無茶だ.部屋に入ってすぐ右手にユーティリティがある.バスタブは深い日本風のもの.この方が浅くて寝転ぶスタイルの洋風バスタブよりずっと良い.
 洗面には歯ブラシ,髭剃り,シャワーキャップ等々,トイレタリー用品が一通り置かれている.トイレは勿論洗浄器付き.この辺りは一般的な外国のホテルよりぐっと良い.
 その奥にシングルベッド1基.
 窓は少々小さいが,景色は抜群である.先ほど訪れた布引観音が祀られている岩山も遠くに見えている.
 テーブルの上にはお茶セットと,菓子類3品が置いてある.
 冷蔵庫もある.
 ただ,テレビは古いブラウン管式.BSは入らない. 

※寸法は不正確である.

■まずは風呂だ
 部屋に入って,まずはリュックを下ろす.
 着衣を全部脱いで,パンツ一枚になる.そしてホテル備え付けの浴衣に着替える.そして洗面用具を持って,17時頃,4階にある温泉風呂の大浴場に向かう.
 大浴場には先客が数名居る.
 大きな風呂に入ると,不思議なことに身体の芯から温まる.窓外には千曲川沿いの広大なパノラマが広がっている.
 ”こんな広大なパノラマ,藤村も見ることができなかったな…”
と妙な連想をする.そして,なんだか藤村に勝ったような“へんてこりん”な満足感に浸る.これも豊富な湯がもたらすひねくれた満足感であろう.
 生来,せっかちな性分の私は,なかなかジックリ長居が苦手である.いくら居心地の良い風呂でも,せいぜい20分が限度である.
 一風呂浴びて,17時30分頃,自室に戻る.
 夕食は18時からである.
 まだ,少し時間があるので,明日,第2日目の地図を開いて,明日のコースの予習をする. 

■夕食
 17時50分頃,食堂のある1階へ降りる.まだ,食事の時間まで10分近くあるのに,全員が揃っている.
 私達の予約席は食堂の奥まった場所である.落ち着いていてなかなか良い場所である.
 ここの夕食はバイキング方式である.これまで,このホテルには度々泊まっているので,お馴染みのスタイルである.
 今夜は特別なので,下戸の私も,ビール1杯を賞味することにする.外国へ行くと飲み物は別勘定という所ばかりだが,ここはアルコール類もホテル代の中に入っている.私の知る限りでは,アルコール類までホテル代に入っている所などあまり聞いたことがない.
 このホテルのお皿は9箇所の仕切りがあるもの.どうしても欲が出て.9箇所の仕切り全部に違った食材を入れようとする.うっかり調子に乗ると取りすぎになるので要注意.
 結局,私が選んだ夕食は下の写真の通りである.栄養に偏りがあるかどうかとかカロリーが“へったくり”なんて無関係だし,第一そんなこと良く分からない.欲しいものを取り分けただけ.でも,こんな我流でもトウネントッテ×2で還暦を優に超えたので,これで良しとしておこう.
 まずは乾杯.
 食事をしながら明日,2日目のブリーフィングをしてしまう.
 明日は小諸駅からしなの鉄道に乗って滋野駅まで移動する.滋野駅から少し長い坂道を登って,善光寺街道まで出る.この登り坂が2日目の最大の難所である.
 私は,“ふと”,大安を思いつく.
 「…明日,(電車には乗らずに)ジャンボタクシーで,出発点まで移動しましょうか.今日のタクシー代の2倍まではしないと思います…」
 全員が,このタクシー案に賛成する.
 タイムキーパーの私としても,タクシーを利用することによって.朝の歩き出し時間がかなり早くなるので大助かりである.
 19時過ぎに,夕食を終える.
 私は,明日の朝,6時頃から,朝食が始まる7時まで,早朝散歩をするつもりである.
 「…私,明日,6時から早朝散歩をします.一緒に歩くのを希望の方は,念のため,朝食券を持って,6時にロビーにお集まり下さい…」
ということで解散する.

<夕食>

■今日も無事終わった
 夕食を終えて,真っ直ぐ部屋に戻る.
 もう風呂にも入ったし,特段にしなければならない用事もない.私は明日の資料を眺めながら,何時頃,何処を通るかをシミュレーションする,
 そんなことをしながら,秋の夜長を過ごす…が,すぐに眠くなる.
 20時過ぎに,貯まらなく眠くなる.テレビを見ている内に,何時の間にか眠ってしまう.
 今日も無事で,”良かった!良かった!”である.

<第2回1日目のラップタイム>

 9:25  小諸駅前から歩き出し
 9:34  脇本陣跡
 9:38  本陣跡
 9:53  諏訪神社
 9:54  布引観音参道分岐
10:21  青木一里塚跡
10:25  しなの鉄道踏切を渡る
10:34  西光寺(10:40まで給水休憩)
11:01  カインズホーム
11:43  大石沢の眼鏡橋
11:54  JAうえだ滋野店
12:05  セブンイレブン(12:36まで昼食)
12:48  牧家一里塚跡
12:50  牧家橋
12:51  雷電為右衛門碑(ここで善光寺街道から外れる)
13:05  山浦清麿墓
13:13  力士雷電の生家(13:20まで見学)
13:43  しなの鉄道滋野駅脇のガードを潜る
13:55  千曲川に架かる赤い橋を渡る(14:05まで休憩)
14:19  石塔2基
14:31  大きな石塔と板碑
14:51  布引観音駐車場(14:56まで休憩)
15:10  善光寺穴
15:16  布引観音社務所(15:29まで布引観音見学)
15:46  布引観音駐車場(タクシー相乗りで小諸駅へ)

[ウォーキング記録]

■水平歩行距離           12.9km

■累積登攀高度                         294m

■累積下降高度                         411m

■所要時間(休憩時間込み)
 小諸駅歩き出し                         9:25
 布引観音駐車場着                   15:45
 (所要時間)               6時間20分(6.33h)
 水平歩行速度      12.9km/6.33h=2.03km/h
                                        (1日目終わり)
                                        (2日目に続く)
次(2日目)の記事
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(編集中)

「善光寺街道」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/d34e361d25dde7b588c7d9c4ec9c18e4
「善光寺街道」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/8c004862363c76427109d9a7c4030243

【参考資料】
「善光寺西街道」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/33d3e4a1fc9831ac17b48baa1b527962
「善光寺西街道」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f71644979892cd488cd56360b380d188

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