<資料を並べて議論を交わす>
閑話休題;錆びた頭がパニック;グルメと一夜漬け資料で研究会
(某大学研究部ループ)
2015年7月29日(水) 晴・猛暑
さて,今日(7/29)も蒸し暑かったですね.
12時から,浜某所でグルメしながらの研究会に出席.メンバー4人の3年計画の研究プロジェクトです.
もう今年4月から,4~5回,研究会を続けています.
私は例によって一夜漬けで研究会で使う資料を,やっと,とりまとめました.
私の頭にも,生まれた頃には,故郷の新鮮な信州味噌がたくさん詰まっていたんですが,寄る年波で.だんだんと残りの量も少なくなりました.その上に,肝心の残りの味噌もだんだんと酸っぱくなって,干からびてしまいました.
そんな脳味噌を使っての準備作業は,とても辛くて切ないものなんです.それはもう,シンドイのなんのって・・・私にとって,酷暑どころの話ではないんです.
昨夜遅く,やっとのことで作り上げた資料を,PCメール経由でプロジェクトリーダーのHZ先生に送りました.先生からは折り返し,
「…参加される先生方の人数分,コピーして持参します…」
という有り難いお返事がありました.
さて,今朝,私は忙中閑ありで,多少早めに自宅を出発して,汗かきながら大船まで歩きました.
「…こんな暑い日に,何も好き好んで歩かなくても良いでしょう…バスの定期券持っているんでしょう…」
と同居人もあきれ顔です.
でも,暑くても,寒くても,テクテク歩きは私の趣味なんです.
途中の舗装道路の気温は,今日もなんと! 34.6℃.もあります.
“ム,ム,ム,・・・蒸し暑いな!”
でも,考えようによっては,この暑さが体験できるのは今しかないです.だから,歩かなければ…これ,痩せ我慢かな?
いえ,決して痩せ我慢ではありません.結構,楽しいんです.だって,こんな元気な花に逢えるんだから…
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この研究会は,毎度のことながら,浜駅西口近くの某ホテル14階のレストランで開きます.
毎回,ここを利用していますので,従業員もすっかり顔馴染みにです.
“さて,今日は,何を食たべようかな?”
“今日は蒸し暑いので,ちょっと奮発してサーロインステーキにしよう…”
でも,このメニューでは,わたしには明らかにカロリーオーバーです.太るのは簡単,痩せるのが大変な私は,
“夕飯は控えめにしなければ・・・”
と自分に言い聞かせます.
食後,コーヒーを賞味しながら,そのまま3時間も粘って「ああでもない」「こうでもない」と夢中で議論しました.これがまた楽しいんです.
皆さんの発表を伺っている内に,最近の自分が如何に不勉強かが,身に染みて感じ始めました.今の自分は過去の知識にしがみついているだけで,新しい事象には全く無頓着で過ごしていることに気がつきました.これまでの自分の不勉強さを知って愕然としています.
”もっと真面目に勉強しないと,オレはシーラカンスかミイラになっちゃうゾ…”
私は言いしれぬ騒擾感に陥ってしまいました.研究者として,世の中に追い付いて行くには不断の努力が必要だと痛感しています.
でも,そこは考えようで,今回は若い研究者の発表を聞く機会があったので.自分の至らなさに気がついたんです.その意味では,今回の研究会は,私にとっても大変実りのあるものでした.
”オレは,もう年だ…!”
なんて呑気なことを言っている場合じゃないです.もう少し気を引き締めなければ…
楽しい時間は瞬く間に過ぎ去ります.あっと言う間に15時になりました.すると,
「そろそろオシマイにしていただけませんか…」
と従業員に懇願されてしまいます.
どうやら,これから夜の部に控えてレストラン内のお掃除や準備があるようです.
研究会が佳境に入っているときに中断するのは,残念ですけど,ここでお開きにしました.
浜駅でメンバーの皆様とお別れしました.
夕方になって,幾分涼しくなったようです.それなのに,天の邪鬼な私は,今度は歩かずに,大船駅から路線バスに乗って帰宅しました.
月に1度の研究会.今回は暑さで腐りかけていた私の脳味噌に「喝!」を入れることができました.だから,私大満足でハッピーなんです.
次回の研究会は,8月中旬.それまでちょっと一息です.
きちんと計画を立てて,粛々と作業を続ければ,前の日になってドタバタせずに済むことは重々分かってはいます.今のところは,次回の研究会に向けて,きちんと計画を立てて作業をしようと思っていますが,
”どうせ三日坊主だよ…また間際になってドタバタするに決まっているよ…”
と口の悪いもう一人の私がニタニタしながら言っています.
…ま,それはともかく.ここ1~2週の間は,セッセと山へ行いくぞ…と,私は思っています.
面白いことに,こちらの研究会の仲間は,塔ノ岳の知人や登山学校の同窓生のみなさまとも,ちょっと毛色が違う方々ばかりです.だから,お付き合いも新鮮です.その結果,私の脳味噌も山とは別の意味で,リフレッシュされます.
帰宅すると,留守中に私宛の大番茶封筒の郵便が届いています.
”どこから来た郵便物だろう…?”
私は訝りながら封筒を開封しました.中味は神奈川美術協会からの書類です.その中に秋の展覧会への出品を促す記事があります.
”うっかりしていた…そろそろ展覧会出品用の水彩画を頑張って仕上げなければ…”
そう思うと,急にお尻に電気花火を突っ込まれたような気分になり,イライラ感が頭をもたげてきます.この秋,善光寺街道歩きもあります.こんな諸々を,上手く乗り切れるんだろうか,私はまたもや居ても立っても居られないイライラ気分になりそうです.
こんなに多忙で,苛つく毎日を送っていると,年を取るのが鬱陶しく,面倒になります.
そんなこんなで,四六時中,ガサガサしている私を余所様が見て,私の年令を気にしていただくことがよくあります.
私は自分の年令を敢えて隠そうという気もないし,積極的に,“オレ様は○○才だ”!”どうだっ!”とエばる気もありません.正直,自分の年令など,どうでもイイヤと思っています.その意味でも誕生日を祝って貰うのは,あまり嬉しくありません.
"Youth is not a time of life; its a state of mind
Years may winkle the skin; but not wikle the seoul"
これ,有名なウルマンの詩です(スペルちがっているかな?)
わたしは,何時もこの詩で勇気付けられています.私も”精神に皺が寄ってしまう”ことだけは避けたいなと思っている今日この頃です.
さて,夕食.
家内がドッサリとネーベンを作りました.折角作ってくれたものを残すのも何ですので,結局,全部食べてしまいました.“ああ…”,また,体重が増えるなあ~
(おわり)
「閑話休題;日々雑感」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/6975a6d65f84d38354f0c7a0c6759e62
「閑話休題;日々雑感」の次回の記事
(なし)
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