<鎌倉中央公園>
閑話休題;通院は今日でオシマイ! 階段気を付けて!
(私の膝の痛み闘病記)(10)
2015年7月23日(木) 曇
■今日は受信日
今日は大船駅前に整形外科医に通院する予約日.予約時間は15時15分である.つい数年前までの私は,病院がよいなどは全く無縁だったのに,この頃は貯金が減るのに反比例して診察券ばかり増えている.これも寄る年波で仕方がないこととはいえ,本当に困ったものである.
3月,塔ノ岳から下山途中に右膝を痛めたのも,加齢とともに自分の身体を更正する部品の劣化を十分に認識していなかったのが一番の原因である.もし,あのとき,もう少し気を付けて丁寧に歩いていたら,こんな病魔に取り憑かれることがなかったのに…返す返すも残念至極である.
…ま,いまさら,そんなことを愚痴っても三文の得にもならないことは重々承知している.ただ,それ以降は主治医の言うことを忠実に守ってきたので,闘病生活(大げさな言い方かな?)約5ヶ月で,何とか日常生活では全く痛みがないところまで回復することができた.そして,先々週の土曜日から,山頂までは行かないまでも,塔ノ岳詣でになんとか復帰することができるところまでになった.
今日は定期的に検診を受ける日である.これまで毎月2回のペースで整形外科医の診察を受けてきたが今日はどんな診断を受けるんだろう.
私は予約時間に十分余裕を持って,自宅を出発する.
■何時ものように鎌倉中央公園経由で…
自宅から鎌倉中央公園を抜けて大船駅近くにあるクリニックまでブラブラ歩きを楽しむ,愛用のカメラを持って…
今日の東京は途轍もなく蒸し暑いようだが,鎌倉中央公園の日陰は,涼風が吹き抜けてとても涼しい.時間さえ許せば,何時までも涼んでいたいところである.
園内を散策している人は数えるほどしか居ないのが不思議である.こんなに涼しいのに…
草花のことは,私には全く分からないが,それでも綺麗なものは綺麗に見える.見たまま感じたままを適当に写真に撮りながら公園を通り抜ける.
■土曜日から御茶席
公園事務所前で数人の方が,何かテントのようなものを組み立てている.何だろうな…? と訝りながら通過する.途中で「お茶席」という案内板を見て,何かイベントがあることが分かる.これで納得.
■クリニックは相変わらず混雑
予約時間にクリニックに到着.
待合室は椅子に座れない患者が何人もいるほど混雑している.大半が私のような年配者であり.
振り返れば,ケガの回復には,随分と長い月日が掛かってしまった.でも,今日で私の闘病記も一区切りがつきそうである.
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去る2015年3月5日(木),私は塔ノ岳登山に出掛けた.今年11回目の塔ノ岳である.その下山途中,突然,右足膝に激痛が走り,歩けなくなった.5分ほど立ちすくんでいると,大分痛みも和らいできたので,膝に応急処置のテーピングをして,ユックリ,ユックリ,やっと自力で下山した.
医師の診断は,右膝半月板損傷.欠けた半月板の骨片が悪さをして膝関節に水が貯まっているとのこと.
「…完治するまでに,少し時間が掛かりますよ…」
とのご託宣.
その後の治療経過の詳細は,当ブログでも連載済みの通りである.
その後は,痛み止めの飲み薬,胃薬,湿布薬,膝サポーターを使って,とにかく痛みを緩和することと,従来から使用していた足底板の外側を7ミリメートルほど高くすることを組み合わせての治療を続けた.
その間,ほぼ2週間に一度のペースで,関節腔内注射(スペリーディスポ関節注)を続けた.
負傷後,1ヶ月ほどは,ジッとして居れば,患部の痛みは次第に弱くはなったものの,普通には歩けない状態が長く続いた.
■今日で治療は終わり
私の診察を終えた医師は,
「…今日で治療は終わりにしましょう.また何かあったら来て下さい…これからも下りや階段には充分気を付けて下さい」
という.
私は,良かったナと思う反面,今までのような無頓着な登山をしていてはダメと自分に強く言い聞かせる.
では…
と言うことでもないが,35日(土)には,堀山の家辺りまで,ユックリペースでリハビリ登山第3回をしたいなと思っている.
(おわり)