<青柳宿近くの長閑な道を行く>
善光寺西街道;第2回;第2日目(4);道の駅「さかきた」で昼食
(五十三次洛遊会)
2015年5月29日(金)~31日(日)
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第2日目;2015年5月30日(土)(つづき) 晴
<ルート地図>
再掲↓
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<東条川に沿って>
■西条大橋を渡る
10時34分,西条大橋を渡る.国道(県道?)403号線に沿って,長閑な田園風景を楽しみながら歩き続ける.ただ無風で少々蒸し暑いのが難点である.5月にしては蒸し暑すぎるなと思いながら黙々と歩く.ただ,これから先の行程には,難所もないし,無理せずにノンビリ歩けば,必ず目的地に付けるだろうという安心感がある.
10時36分,進行方向右手に,白壁の立派な建物が見えてくる.「柊の湯」という浴場のようである,入口に塀に善光寺街道と書いた案内板が張り付けてある.こんな蒸し暑い日には,時間さえあれば一風呂浴びたいところである.そこを我慢して歩き続ける.
柊の湯の反対側には,田園が広がっている.その先に昨夜宿泊した西条温泉「とくら」が見えている.
<柊の湯> <西条温泉「とくら」遠望>
■七ッ松橋を渡る
10時42分,聖南中学校と思われる校舎が見える.明るくて立派そうな学校である.そのすぐ先で,多分,聖南中学校方面から続いていると思われる道路と合流する.
10時43分,七ツ松橋を渡る.
<聖南中学校> <七ッ松橋>
■坂北分教場跡と第3西街道踏切
10時48分,坂北分教場跡と書いてある木柱の前を通過する.この分教場って何? 私の手許の資料では翌分からないが,大戦に影響なさそうなので,敢えて調べる気にもならない.まあ,いいかで写真を撮っただけで通過する.
10時50分,篠ノ井線第3西街道踏切を渡る.電車を川に例えるならば,篠ノ井線の左岸に渡ったことになる.この踏切を渡れば,青柳宿が間近である.
<坂北分教場跡> <篠ノ井線第3西街道踏切>
■電車が通る
踏切を渡って,ほんの1~2分歩いたときに,カタカタと軽快な音を響かせながら,篠ノ井線の上り普通電車が走り去っていく.車両の色,形から多分JR東日本の車両だなと思いながら,電車の雄姿をデジカメに収める.
<畑中を軽快に走る篠ノ井線の電車>
■長田の集落に入る
10時57分,路傍に安置されている石塔2基の前を通過する.右側はどうやら道祖神のようである.
その先は長田の集落に入る.道路の両側には風格のある民家が軒を連ねている.
<石塔2基> <長田の集落に入る>
■山崎酒造
11寺02分,山崎酒造に到着する.
丁度そのとき,山崎酒造のご主人が外に出てくる.挨拶をして写真を撮らせて貰う.頭上所の中を見学することはできなかったが,ショーウインドウに飾られている清酒を拝見する.
私は下戸なので,お酒の品定めはできないが…
<山崎酒造> <山崎酒造の製品>
<そろそろ昼食にしよう>
■食事処の地図
そろそろ食事処を見付けなければならない.
私は西条温泉「とくら」で入手した食事処の地図を幹事役のABさんにお預けして,適当な所を探して貰う.
この地図には,先ほど通過した花岡寿司も書いてある.
<筑北村全体図>
<本城・常北地区>
■道の駅は何処?
時間を見計らいながら,
「少し道から逸れるが,道の駅「さかきた」へ行ってみよう…道の駅ならば食べるところがあるでしょう…」
ということになる.
“ところで,どの十字路で左折したら良いんだろう…”
それらしい十字路で,私は立ち止まる.
ABさんが,たまたま通りかかった青年に,
「道の駅に行くには,どこで曲がれば良いんでしょうか…」
と伺う.
「ここですよ,ここで曲がってすぐそこです…」
と親切に教えてくれる.
そこで,この十字路で左折して,善光寺西街道から外れる.細い道を少し歩いて,篠ノ井線の踏切を渡る.踏切のすぐ先が道の駅の駐車場である.道の駅の建屋は駐車場の隣にある.建屋の角には「営業中」と書いた赤色の幟旗が立っている.
<篠ノ井線の線路を渡る> <営業中の幟旗>
■道の駅で昼食
11時12分,道の駅に到着する.
営業中の幟旗に惹き付けられるようにして,道の駅の建屋に入る,建屋の左手が食堂,右手が売店になっている.
まずは食堂である.
まだ時間が早いので先客は誰も居ない.私達は三々五々適当な場所に座って,各自適当なものを注文する.
戦争中育ちの私には,三々五々適当に座ることには,かなりの抵抗感があるが,そこは敢えて口に出さないように努力する.つまり私の感覚では,後からお店に来る方のためにも同じグループに属する人は一箇所に集まって食べるのが当然のように思えるのだが…こういう感覚の違いが随所で感じられるが,これを口に出すとグループの雰囲気が悪くなりそうなので,口に出すことは極力抑えている.
まあ,そんなことはどうでも良い.
私は,この店が今日から始めたという「ぶっかけうどん」とやらを注文する.中忙には3~4人の中年女性が居るが,いきなりわれわれ8人が色々なものを注文したので,多少うろたえ気味である.
「ぶっかけうどん」は予想以上に美味しい.シコシコとした弾力のある「うどん」の舌触りがなんとも絶妙で,私は大満足である.
私達が食事をしている間に,来店する客がだんだんと増えてくる.
早めに食べ終わった私は,隣接する売店を覗いてみる.売店には地産の野菜類が種類豊富に置いてある.
<道の駅の食堂> <ぶっかけうどん>
[参考資料]
資料1;完全踏査海道マップシリーズ『ちゃんと歩ける善光寺街道』五街道ウォーク事務局
資料2;今井金吾,1994,『今昔中山道独案内』日本交通公社
(つづく)
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(編集中)
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「善光寺西街道」の索引
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