<塔ノ岳常連の皆様:IsIさん提供の写真>
春たけなわの浜;山仲間と一緒に「やきとり」を楽しむ
(神奈美公募展第5日目)
(塔ノ岳常連を迎える…)
2015年4月4日(金) 雨後曇
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<展覧会場へ>
■今日は午後から会場へ
今日は展覧会6日目.私は連日会場を訪れているが,初日の飾り付けの日を入れると,今日で6日間連続の会場通いになる.こんなに同じ場所に通い詰めるのはサラリーマン時代に戻ったような感じである.
今日は,夕方,沢山の塔ノ岳常連の皆様が,わざわざ会場にお越し頂くことになっている.私にとっては無上の光栄であり,本当に嬉しい限りである.そんなわけで私は朝からワクワクした気分になっている.
一方,連日展覧会場に通い詰めているために,中途半端なまま放りだしている雑務も沢山貯まっているので,今日は午前中にこれらの雑務をできるだけこなしてしまおう…そして午後から会場に行こう…と今日一日のスケジュールを立てる.
特に気になっているのは,今月1日から某大学の嘱託研究員としての初仕事である.ただここでグダグダとご託を並べるのは,このブログの趣旨に反するので,ここでは書かないが,とにかく午前中はこんなことに専念する.
■大賑わいの浜公園
軽く昼食を済ませてから,会場に向かう.
根岸線関内駅で下車する.下車した途端に,平素の駅前とは打って変わって沢山の人達が群がるように集まっている.私は何時もとは違う異様な雰囲気に圧倒される.
“一体何が始まったんだろう…”
私は平素とは違う光景に,恐怖感すら覚える.横断歩道で信号待ちしてから,沢山の人達の流れに押されるようにして横断歩道を渡り浜公園に入る.
どうやら,浜球場(正式な球場名は知らない)で,これからプロ野球の試合があるようだ.球場の中からマイクでがなり立てる声が聞こえてくる.球場沿いの浜公園の一角に沢山の屋台が並んでる.老若男女を問わず実に沢山の人達が球場を囲むように集まっている.改めてプロ野球の集客力の強さに改めて驚く.
私は,昔からほとんど野球には興味がなく,贔屓にしているチームもない.要するに野球には全く無関心だったが,こんなに沢山の人達が集まっているのを目の当たりにして,本当は楽しいものを,全く知らずに過ごして損をしたような,もったいなかったような気分になる.
<大賑わいの浜公園> <噴水の向こうに三浦大輔の大きな写真>
■名残の桜
日本大通りを真っ直ぐ歩いて,海沿いの道に突き当たる.右折して開港広場に入る.
広場の片隅にある大きな桜は,見頃を過ぎて,大分散ってしまった.つい2~3日前には見頃だったのに…残念!
<開港広場の桜>
<展覧会場にて>
■表彰式
14時頃,会場のある神奈川県民ホールに到着する.
今日は土曜の休日であり,さらに表彰式や懇親会があるためか,沢山の方々が来場されている.受付で来場者名簿を見せて貰う.私の留守中に数名の知人にお越し頂いていることを確認する.
15時から,同じビルの6階にある「英一会館」で,表彰式と懇親会が開催される.勿論出席する.
<表彰式・懇親会会場> <まずは乾杯>
■懇親会
表彰式が終わって,15時40分頃から懇親会である.
まずは,乾杯.その後,立食パーティが始まる.これで,連続何日間か英一会館の料理を味わうことになる.
今日は16時に丹沢塔ノ岳常連会の皆様が,私の絵を見に来て下さることになっている.16時には受付まで行かなければならない.私は時間を気にしながら,適当に料理を選んで,賞味する.
<神奈川美術協会の懇親会>
■塔ノ岳常連の皆様
16時5分前に,1階の受付に行く.
受付の名簿を見ると,もう4名ほどの方が来られている.受付当番の方に伺うと,
「皆様,ちょっと前に来られましたよ…」
とのこと.
私は大急ぎで,会場を探し回る…が,誰も居ない.
”おかしいな…! 誰も居ない.何処へ消えたんだろう…”
もう一度,受付で確かめる.
「おかしいですね,いらっしゃらないですか…」
途端に,私ははたと気がつく.多分,階段を上がった2階を1階と間違えているんだろうと…
私は,階段を駆け上がる.
案の定,皆さんは2階ロビーで待っておられる.
常連会のリーダー役のTGさんをはじめとして,SSKさん,NMさん,IsIさん,KMさん,編集長のYKさん,髭のImIさん,HMさんにお越し頂いている.残念ながら男性ばかり.
早速,皆さんをご案内する.
<ご来場頂いた塔ノ岳常連の皆様> ※写真提供;常連のIsIさん
<浜駅近くの焼き鳥屋にて>
■根岸線で浜へ
皆さんは,これから,浜駅近くの焼き鳥屋で懇親会を開くという.リーダーのTGさんに,
「どうします…? 一緒に行きませんか?」
と誘われる.
私は二つ返事で,
「行きます,行きます…,では(神奈美展の)宴会を抜け出してきますから,ちょっと待ってて下さい」
ということで,大急ぎで6階の宴会場に戻る.そして会長に,カクカクシカジカで,中途退場しますとお断りしてから,1階へトンボ返りする.
会場の外へ出る.
外は雨こそ降っていないが,肌寒くて,まるで冬に戻ったような天気である.
街中を適当に歩いて,JR関内駅に到着する.
■浜駅前「加登亭」
関内駅から浜駅まで根岸線の電車で移動する.土曜日の午後,浜駅は田舎者の私にはかき分けるのがシンドイほどの人出である.改札口を出た途端に,ImIさんと私の2人が皆さんとはぐれてしまう.
「ありゃっ…マイッタナ.皆さんどこへ行っちゃったんだろう」
私達二人が他の人より早く改札口を出たのかなと思って,1分ほど待つ…が,一向に皆さんが現れない.
「やっぱり,先に出られたようですね…私,(加登屋の)大体の場所は,分かっていますんで,とにかく西口に行きましょう…」
ということで,西口を出たところで,無事,合流.
駅前からほんの2~3分の所にある.加登亭のあるビルに到着する・
<加登亭にとうちゃく>
■和やかに懇親会
リーダーのTGさんが,席を予約してくれたので,参加者全員が一箇所に座れる.
「FHさん,生ビール1杯ぐらい,どう…?」
とTGさんに薦められる.私は,生来,下戸だが,雰囲気が良ければ.グラスビールぐらいはご相伴にあずかることにしている.グラスビールはないというので,中ジョッキ1杯と注文する.
注文し終わってから,
“そういえば,先ほど,神奈美の懇親会で,ビールコップ一杯飲んでいたな…”
と詰まらぬことを思い出す.
”中ジョッキは,ちょっと余計だったかな…”
でも,嬉しい会合である.こんなときは奮発しなければ,男が廃るぞ!
<楽しい懇談会が始まる>
■次々に出てくる串焼き
店内は満席.
沢山のお客さんで,なかなか料理が廻ってこない嫌いはあるが,セットメニューの料理が次から次へと出てくる.
私達は雑談をしながら,種々の串刺しを楽しむ.
今日お越し頂いた皆様の中には,随分と遠方から凝られた方も居られる.
私は,こんな雨模様の天気の中,わざわざ私の拙い絵を見に来て頂いたことに,心底から感謝している.これだからこそ,また塔ノ岳に登るぞという勇気も湧いてくるし,また絵を描き続けようという気持ちにもなる.
私は,塔ノ岳の皆様方,街道歩きの方々,山学校の皆様方,絵の仲間など,実に沢山の”絆”に囲まれながら生かされているなと実感している.
<加登亭のコース料理を味わう>
<大満足の一日だった>
■浜駅でお開き
18時過ぎにお開きになる.
ほろ酔い気分で,皆さんと一緒に浜駅に向かう.
浜駅でお開きになる.ここからは地下鉄,相鉄線,JRで東京方面と帰り道はバラバラ.私は,東海道線下り電車で大船へ.
休日なので通勤客は少ないけれども,電車はそれなりに混雑している.それでも何とか座席は確保できる.もっとも敢えて座りたいとも思わないが…
毎度のことながら,電車の席に座っていると,車輪の音が子守歌になってしまい,たちまちの内に眠くなる.ちょっとうとうとしているうちに,電車は戸塚に到着する.寝過ごしても行けないので,戸塚からは立ったまま大船に到着するのを待つ.
19時ちょっと過ぎに大船に到着する.自宅近くを通るバスの接続が良くて,19時30分頃,無事帰宅する.
■次の展覧会のことも気になる
こうして,展覧会5日目も無事終わった.展覧会前日の会場準備の日を入れると,通算6日間,会場に通い詰めということになる.
我が家では何時も18時過ぎに夕食を摂っているが,今日は私が遅くなったので,19時30分頃から夕食である.
今日は,午後から二つの懇親会をハシゴしたが,やっぱりお米の飯を食べないと,夕飯を食べた気がしない.頭の片隅で今日一日のカロリー摂取量を考えながら,夕食を摂る.
寝掛けに41℃ほどの風呂にユックリと浸かる.
これまで心配し続けてきた右膝の故障も,今日は大分良くなっているなと実感している.少しずつだが,薄皮を剥がすように日毎に良くなっているようである.これならば,来月からの塔ノ岳復帰も十分に可能なような気がしてくる.もっとも,来週受ける医師の診断結果次第だが…
展覧会もあと残すこと明日一日だ.明日は16時から開場撤収作業が残っている.
毎度のことながら,展覧会は始まってみると,あれよあれよという間に会期が過ぎ去っていくような気がする.
次回の展覧会は秋,10月6日(火)から11日(日)まで,今回と同じ神奈川県民ホールで開催される予定である.5月から制作にかかるとして,制作期間は4ヶ月.私はその間に水彩画2枚を仕上げたいなと思っている.さしずめ,今月中に何を画くかを決めなければならない.これまた結構大変なことだ.
”まあ,いいや…明日考えれば良いことは,明日考えよう.”
またもや私のズボラ魂が頭を擡げる.
(第5日目終わり)
(第6日目に続く)
第6日目の記事
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(編集中)
「趣味三昧;セピア色の画集」の前回の記事
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「趣味三昧;セピア色の画集」の次回の記事
(なし)
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春たけなわの浜;山仲間と一緒に「やきとり」を楽しむ(神奈美公募展第6日目)
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