<疲れたときはコーヒーだ>
雨の日の混乱;頭の中で“幻岳四重躁”を奏でる
2014年11月26日(水) 雨;寒い1日
■何だかやることが多いな…
平素から暇なはずの私だが,このところ色々なことが重なって何だか知らないがてんてこ舞っている.そんなわけで一番優先順位の低いブログ更新が滞りがちである.そんな訳で,このところのブログは手抜きになっている.
実は,今,私は四つのことをいっぺんにしようとして,頭の中がグシャグシャになっている.あとで縷々愚痴るが,
(1)今週土曜日締め切られる某財団の研究計画をどう纏めるか
(私は黒子に近いお手伝いに過ぎないが…)
(2)善光寺街道.善光寺西街道歩きの下調べを今月中に終わらせたいが遅々とし
て進まない
(3)来春の某公募展にどんな絵を出展するか早く決めて制作を開始したい.
(決められなくてイライラしている)
(4)(ここでは具体的に書けないが)雑務が滞りがちである
の4項目である.
頭の中で,この4項目がぐるぐる廻っている.不協和音を奏でる弦楽四重奏…ではなく“幻岳四重躁”だ.
特に,山ばかり彷徨いている現在の私には,(1)は錆び付いた包丁をつかって魚を三枚に下ろすのに似ている.とてもじゃないが上手い発想が湧かなくてイライライラである.とてもじゃないが,ブログ更新どころの話ではない.
■今日はヤッパリ雨か…
そんなアタフタ毎日の中で,今日は,一番楽しみにしていた塔ノ岳常連の皆様との鎌倉散策の日である.鬱憤晴らしができる期待の1日である.
実は,ほぼ1週間前から,天気予報では“11月25・26日は雨だよ…”ということだった.でも,2週間ほど前の月曜日に,天気予報では雨の筈が,大はずれ小春日和になったことがある.そんなことから,“今回も多分天気予報が外れるだろう”と期待していた.
ところが,2日前の11月24日になっても,26日の雨は変わらない.私は“やっぱり26日の鎌倉散策は中止しよう”と決めた.
ところが,今回の参加者への連絡は,私が直接しているわけではなく,他の方にお願いしていた.ところが連絡をお願いしている方のパソコンがインターネットに繋がらなくなったとかで,参加予定の方々への,中止の連絡が全くできなくなってしまった.
平素,私は丹沢関係の知人のアドレスは管理していない.やむなく写真を何時もお送り頂いているIIさんからのメールにあるCCを利用して,中止の連絡をした.
しかし,果たして参加予定の方全員に中止の連絡が行き届いているかどうか,不安である.
私は,万一,中止したことを知らずにお越しになる方が一人でも居られたら困るなと思って,集合予定時間の8時30分に間に合うように鎌倉駅に出掛けた.大船から鎌倉までの横須賀線電車は通学の生徒が一杯で混雑している.
さすがに雨の早朝である.何時も観光客で一杯の鎌倉駅前も,観光客は疎らである.
私は8時40分まで鎌倉駅改札口で,どなたか現れるか気にしながら待った.その間,私の携帯電話に,
「今日は風邪を引いたので不参加」
という主旨のメールが2通着信する.
“ヤッパリ,中止の連絡は徹底できなかったな…”
…まあ,そんなわけで,結局,どなたも集合時間までには現れなかった.私はコレデイイノダと思いながらも,どこか残念な気分が残る.そんなときは,コーヒーでも飲んで一呼吸入れるのが一番だ.私は鎌倉駅の中にあるBeck'sに立ち寄ってホットコーヒーを賞味する.
■錆び付いた脳味噌に“喝!”
9時過ぎに,鎌倉駅前から帰宅する.
TK大学のHZ先生が取り纏めをされている研究計画書のお手伝いを再開する.主題はネットワーキングに対するICTの利害得失を解明するという壮大なものである.これは某財団が行っている研究補助に応募するためである.実は私も現役時代にこの財団の補助を受けたことがある.
HZ先生とはインターネットを駆使して,意見交換や情報のやり取りを進める…が,私ノ頭がもう十分に錆び付いているので,なかなか思うように纏まらない.HZ先生からは次々に資料が送られてくる.その中には若手の先生の論文も沢山含まれている.送られてきた論文を見ながら,私は,
“なんだ! この論文は! 抽象的すぎて,オレの琴線には触れないぞ…!”
と独りで勝手に息巻く.勿論,こんな感想は私の勝手な意見であって,客観的に見れば立派な論文なのだろう.要するに私がずれているんだ…!
私のように企業での勤務経験の長い人間にとって,抽象論は苦手なんだな.
まあ,それはともかく,数枚の研究計画書の叩き台を,夜遅くまでかかってやっと纏め,HZ先生にメールする.
<私の元に送られてきた論文と,私の資料など>
■街道歩きの夢
脳味噌が疲れると,別のことを始める.今度は,街道歩きの下調べと地図作りだ.
来春,街道歩きの仲間と一緒に,善光寺街道と善光寺西街道を歩くことにしている.来年は善光寺の御開帳の年でなので…
この作業,結構厳しい.関係のある地図,文献,観光案内などを参考にしながら,カシミールを使って地図に落とす作業である.
もう分からないことだらけだ.でも,まあ,イライラ,せっせと地道に作業を続ける.
ときどき,何でこんなにしんどいんだろうと思うが,よく考えると,この旅の言い出しっぺは,やっぱりオレだった.
“言い出しっぺが弱音を吐いてどうする…”
でも,この作業,しんどいけれども,結構,楽しい.
“来春,梅や桜,それに桃の花が咲く頃,善光寺を目指して,信州の野山を歩くぞ…”
私は,気心知れた仲間達と一緒に歩く信濃路を想像しながら,このシンドイ作業を続けている.とにかく12月初めに幹事役を引き受けてくださった方々と打ち合わせをする予定である.その日までに,とにかく叩き台を作っちゃわなければ…
“頑張るぞ…!”
<もう20枚以上地図を作ったが…まだまだ>
■今度は絵の方に浮気だ!
街道歩きの資料を作るときもパソコンの画面を覗きっぱなしである.眼が疲れる.作業が嫌になる.
“…ん,じゃあ…こんどは絵だ!”
実は,私は今,焦っている.今度,何を描くのか決められないでいる.
私の手許には,ノートに書き留めたボールペン画は腐るほどある.本音を言えば,どれもこれも下らない絵だが…
でも,その中で少しはマシなものを選んで,20号か40号の水彩画に仕上げたい.できれは3枚.ムリかな…?
ボールペン画が描いてあるノートを広げて,ああでもない,こうでもないとブツブツ独り言を言いながら,水彩画に仕上げる候補を選ぼうとするが,どうも気分が収斂しない.
”こまったなあ~”
<候補は沢山あるが…>
(愚痴おわり)
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「閑話休題」の次回の記事
(なし)
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