＜雨の浜公園＞
中秋の浜；神奈美展(3)；雨の日の塔ノ岳常連と一緒に
（丹沢塔ノ岳常連会）
２０１４年１１月１日（土） 雨
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＜塔ノ岳の常連さん＞
■朝から雨が降りしきる…
３連休の初日．あいにく朝から雨が降り出す．毎週，水曜日と土曜日には塔ノ岳に出掛けている私は，小雨だったら塔ノ岳へ行こうとずっと思っていた．でも昔の仲間が午前中に展覧会場に来られると伺って，急遽，塔ノ岳行を取りやめる．そして，10時少し過ぎに展覧会場に到着する．え
雨脚は弱いものの，相変わらず雨が降っている．
会場に向かうと中の浜公園では，降りしきる雨を迷惑そうに鳩が園内を歩き回っている．私は内心で，
“このカラス，ショボショボしていて，まるでオレみたいだ”．
＜雨が迷惑そうな鳩＞
■沢山のご常連にお越し頂く
やがて昼食．私は近場のコンビニで仕入れたオニギリ2個で，少々遅めの昼食にする．
今日，お越し頂く塔ノ岳常連の皆さんは，この雨の中，どうされているんだろう？
多分，雨の中，わざわお越し頂ける方々は，精々，2～3人程度だろうなと予想する．
まず最初に，会場に到着したのは瓦版編集長のＹＫさんである．昨日『尾根の瓦版』21号を郵送して頂いたばかりである．私は，早速，ご来場頂いたことと，瓦版をご恵送頂いたことのお礼を申し上げる．
『峠の瓦版』は私達塔ノ岳常連の一体感を醸成するリンキングツールとしてとても大切である．
15時過ぎ，渡した予想していた時間より大分早く塔ノ岳常連の皆さんが，会場に到着する．それも私の予想を大幅にオーバーして総勢12名．
ＴＧさん，ＴＤさん，ＫＭさん，ＨＭさん，ＩＩさん，ＭＧさん，ＮＭさん，ＴＢさん，ＹＤさん，ＨＭさん，ＩＩｊさん…まさに多士済々．沢山の常連にお越し頂き，光栄至極，感謝感激．
この場を借りて，降りしきる雨の中，わざわざお越し頂いたことに深謝する次第である．
「週に2回も塔ノ岳に登っていて…何時，絵を画いているんですか？」
と数名の方から質問を受ける．
「う～ん…まあ…，適当に画いていますよ…」
とお返事するが，実はどうやってと聞かれても答えようがない．
今日お越しの皆様の中には100名山はおろか，200名山にも登ってしまったモサが居られる．殆どの方は私が今回題材にした燕岳や鏡平に登られた経験をお持ちである．私が絵に込めた心情をストレートに，すぐに読み取ってくれる．
私の絵が切っ掛けで，北アルプスの山々の話題が次々に出てくる．
私は山の絵を出展する度に，果たして私の意図を見てくれる方々に共感して貰えるだろうかと緊張している．でも，同じ山仲間に見て頂くときには，この緊張感は全くなく，話が通じる．これがまた実に嬉しいのである．
私はついつい饒舌になり，これらの絵を画いたときの心境を，あれこれと饒舌に語り続ける．こういうのを“珠玉の時”というだろうな．
私は喜々として，小一時間ほど会場を案内する．
＜山仲間に絵を見て頂く＞ ＜会場で一休み＞
■お茶で一休み
会場を一回りしたところで，神奈美展の役員の方から，お茶を振る舞って頂く．美味しいお茶である．
17時30分から，浜駅北口にある某居酒屋で焼き鳥を食べながら懇親会を開くことになっている．
そろそろ，会場を後にして，浜駅に向かう時間である．
＜美味しい焼き鳥に舌鼓＞
■地下鉄で浜駅へ
16時半頃，会場を出発する．まだ雨が降っている．
日本大通りから地下鉄に乗車する．今日は土曜日．通勤客の姿は殆どないが，雨にもかかわらず浜駅周辺は沢山の人で混雑してる．
雨のためか浜駅は何となく薄暗くて湿っぽい感じがする．
話が少し飛ぶが…
暫くの間海外を旅してから浜駅に戻ると，照明が明るくて行き交う人達が明るくて綺麗な着物を着ていて，表情が穏やかだなと感じる．でもそんな雰囲気に慣れてしまうと，同じ所を歩いていても，何となく陰気に感じてしまう．馴れとは実に不思議なものである．
■居酒屋「加登屋」
浜駅北口からほんの数分，とあるビルにお目当ての某居酒屋がある．
私達が宛がわれたのはカウンター席．Ｌ字型に並んで座る．
「はいっ…！ 飲む人はこちら側，飲まない人はあちら側…」
と，リーダー格のＴＧさんが，この場を取り仕切る．
仕訳された下戸組は，Ｌ字の縦棒の方向に，飲める組はＬ字の底辺側に並んで座る．
＜飲めるサイド＞ ＜白髪の方の向こうが飲めないサイド＞
■コース料理を楽しむ
ＴＧさんの先導でコース料理を楽しむ．
私は，近代五種の“酒，たばこ，麻雀，カラオケ，ゴルフ”，全てが苦手の不良社員だった．酒が飲めないことに，今でも多少のコンプレックスがあるが，これも致し方ないことである．ただ，馬齢を重ねるにつれて，このコンプレックスも殆ど無くなりつつあるのも事実である．
それはともかく，私は飲み物として，ハイサワー（だったかな？）を所望する．ＴＧさんの音頭で乾杯，後はコース料理を楽しむ．
コース内容は以下の写真の通りである．これで十分に満杯，
■浅間山のＤＶＤ
ＭＧさんから，先日浅間山に登頂したときのＤＶＤを頂戴する．
早速，帰宅後，このＤＶＤを拝見する．ＤＶＤの中で，よぼよぼと歩く自分の姿にものの哀れを感じるが，まあ，仕方がないな…
浅間山の紅葉は，やっぱり見事だなというのが実感である．
“来年は，浅間山をテーマにした絵でも画こうかな…”
＜浅間山のＤＶＤ；画素数を落としています＞
■今日も良かった！
こうして神奈美展6日目も，慌ただしくも楽しく終えることができた．
特に，塔ノ岳の多数の常連さんに，会場に来て頂けたのは，何と言っても嬉しいことである．私は大満足．
…ということで，今日も“良かった！良かった！”である．
神奈美展もいよいよ明日が大団円である．
（つづく）
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