<シュラードミング中心街散策>
オーストリアの山旅:第10日目(6);シュラードミング市内観光
(アルパインツアー)
2014年6月26日(木)〜7月7日(日)
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第10日目;2014年7月5日(土) (つづき)
<ルート地図>
■シュラードミング市街地図
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■拡大図(宿泊ホテル周辺) 拡大図
※地図はアルパインツアー社とは無関係に筆者が作成したもので不正確.
実際に散策した経路は赤で示した道路とその南側である.
<スポーツホテルロイヤー>
■スポーツホテルロイヤーに到着
オーベルタウエルンから2台のタクシーに分乗してシュラードミング(標高920メートル)へ向かった私達は,14時48分,無事,シュラードミングのスポーツホテルロイヤーに到着する.ここは数日前にも宿泊したことのあるホテルである.
現地ガイドのWGさんがチェックインの手続きをしている間,私達はロビーのソファーに座り込んで一休みする.
“あ〜ぁ…! (トレッキングも)終わっちゃった!”
明日はもう帰国…実際の所,ホッとしたような,ガッカリしたような複雑な気持ちである.
<スポーツホテルロイヤーに到着>
■今日これからと明日の予定
WGさんがチェックインの手続きを終える.
私に割り当てられ羅部屋は106号室である.前回宿泊したときに使った部屋の隣部屋である.
続いて,WGさんとツアーリーダーのYDさんから今後の予定についての説明と注意がある.
まずは,今日これからの予定である,シュラードミング市内観光参加希望者は,16時30分にロビー集合.WGさんが市内を案内するとのこと.勿論私も参加する積もりである.
19時からホテルのレストランで夕食.
続いて明日のスケジュールの説明がある.
5時30分 モーニングコール
7時00分 ホテル出発,専用車でザルツブルグ空港へ向かう予定.
■まずは汗や垢を洗い流すぞ
WGさんとYDさんの説明が終わってから,16時頃,とりあえずは割り当てられた部屋に入る.ホテルに預けて置いた荷物を持って…
部屋の詮索はとにかく後回しにして,早速,バスタブにお湯を張る.熱いお湯がふんだんに出てくる.さすがにここはホテル,アメニティのレベルは山小屋とは格段に違う.
部屋も1人で宿泊するには十二分過ぎるほど広くて申し分ないが,前回宿泊した隣の部屋よりは幾分狭いようである.でも,部屋の間取りの詮索などは,市内観光が終わってからだ.
市内観光の希望者は16時30分までにロビーへ戻らなければならない.烏の行水でも良いから,とにかく,それまでに風呂に入ろう!
バスタブのお湯はすぐに一杯になる.
とにかく風呂だ.風呂だ…!
10分ほどで風呂から上がる.そして新しい下着に着替える.もう山スタイルは終わりである.気分サッパリ.
まだ少し時間がある.ホテルに預けておいた荷物を開いて中味を確かめる.何だか懐かしい気持ちになる.
荷物の中には,旅行中に使おうと思っていたのに,全く使わずに預けっぱなしになっていたものも色々ある.これらの中に「赤だし」と羊羹がある.日本食が懐かしい.私は時計を見ながら,まずは「赤だし」をコップに入れてお湯を注ぐ.急いで食べるが,久々の赤だしは実に美味.続いて羊羹を1切だけ口にほおばる.これで時間切れ.
私は,デジカメと貴重品だけを身につけて,ロビーへ向かう.
<ホテルのユーティリティ>
<シュラードミングのダウンタウン>
■ほぼ全員が参加
集合時間5分前に,ロビーへ戻る.もう数人の方がロビーに戻っている.結局,年配の男性お一人だけ不参加で,残りの全員が定刻までに揃う.皆が実にパンクチュアルなのが嬉しい.
“さすがに,日本人は民度が高いな…”
と心の中で勝手に自画自賛している.
<ホテルロビー集合>
■落ち着いた雰囲気の街
定刻16時30分にホテルを出発する.手許に市街地図がないので,どこを歩いているのか正確には分からないが,影法師を見るとほぼ南へ向かっていることが分かる.前方には小高い丘が見えている.
すぐに大きな道路下のガードを潜って左折する.そして今度は右折して西南西の方向に向かう.
右手には古色蒼然とした煉瓦の建物が建っている.この建物はどうやら市役所のような公共施設のようだが良く分からない.
<ホテルから南へ向かう> <古色蒼然,由緒のありそうな建物>
■賑やかな繁華街
やがて賑やかな繁華街に入る.どの辺りを歩いているのか余りよく分からないが,先導役のWGさんの後を,カルガモのようにくっついている.
進行方向左手にBank of Americaの建物がある.
清潔で小綺麗な街並みである.観光客が結構沢山歩いている.
WGさんの説明によると,今日は土曜日なので,早々と店じまいするところが多いとのことである.この辺りが休日だから派手派手で稼ごうとする日本の街とは違うなと感じる.
<ダウンタウンの一角> <綺麗な街並み>
■噴水のある街角
15分ほど歩くと,T字路に突き当たる.ここで折り返して往路を戻る.途中から1本南川の街路に入る.
辺り一帯は賑やかな商店街らしいが,今は土曜日の午後なので,閉店している店がかなり多い.営業しているレストランには,観光客が沢山押し寄せている.
もうすぐ夕食である.いまさら,どこかのレストランに入ってお茶もなかろうということで,どこにも立ち寄らずに宿泊ホテルの方へ向かう.
<シュラードミングの繁華街>
<スーパーに立ち寄る>
■スーパーLANDIMART
一行の中のお一人が,
「早くスーパーへ行きましょう…」
と盛んに言っている.
もちろん私もスーパーには興味がある.なぜならばスーパーに立ち寄ると,この地域で暮らす人達の暮らしぶりを垣間見ることができるからだ.
「土産品はスーパーで買っちゃおうか…」
と別のどなたかが言う.それも一案である.
そこで希望者だけ…と言っても結局全員がWGさんの案内で,スーパーに立ち寄る.
17時頃,スーパーに到着する.なかなか大規模なスーパーである.スーパの名前はLANDMARTである.
<スーパーに立ち寄る>
■店内をウロウロ
店内をウロウロ.第一印象は,商品の陳列など,一般の日本のスーパーに比較すると,やや雑然としているように感じる.また,率直に言って,売場の案内なども,日本のスーパーと比較すると,少々不親切な感じがする.
野菜果物の売場で気がつくことは,日本のスーパーのように,やたらとビニールでくるんだり,パック詰め商品がほとんどないことである.リンゴなども全て単体売りである.私個人の感想だが,ご当地のようになるべく単体売りにした方が良いな思う.
<野菜果物売場> <嗜好品売場>
■土産はスーパーで…
私も子供達家族と我が家に,ほんの形だけの土産品を,このスーパーで買ってしまうことにする.
そこで,WGさんに相談して,ご当地固有のもので,私が旅行中に食べて美味しいナと思った菓子を少々購入する.ウェーハースのようなもので,トレッキング中にランチボックスに入っていたことがあった.やたらに甘すぎることもなく,口当たりも良かったので,私のお気に入りである.
1箱姓込み1.99ユーロだから,大した買い物でもないが,まあ一寸は土産物の心配が軽減する(下の写真).
<スーパーで購入した菓子>
■ホテルに戻る
17時30分頃,ホテルに戻る.夕食まで,後1時間半ほど時間の余裕がある.
部屋に戻って,荷物のパッキングを開始するが,なかなか捗らない.時々手を休めて,テレビを見るが,殆どの放送がドイツ語なので全くのチンプンカンプンである.仕方なくCNNの英語のテロップを見ながら,世の中がどうなっているか垣間見る.
ホテルに預けておいた荷物の中に,飛行機の中で貰った日本経済新聞が紛れ込んでいる.日本の新聞が懐かしいので,この古新聞を読みながら,荷物のパッキングをつづける.
<ホテルへ戻る>
(つづく)
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(編集中)
「オーストリア山岳トレッキング」の索引
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