<イグナツマッティス小屋から歩き出す>
オーストリアの山旅:第10日目(1);トレッキング最終日だ
(アルパインツアー)
2014年6月26日(木)〜7月7日(日)
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第10日目;2014年7月5日(土)トレッキング最終日
<ルート地図>
■第6日目(最終日)の行程
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■ルート全体図 拡大図
※シュラードミングまでの経路は正確ではない.手持ちの資料では破線部分の経路は全く分からない.
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■ルート地図(トレッキングの部分拡大) 拡大図
※これらの地図はアルパインツアー社とは無関係である.
地図の正確性は全く保証できない.
<プロフィールマップ>
[シュラードミングダウエルン6日目(最終日)の行程の概要]
イグナツマッティス小屋からウンタージグラッシェゼー湖畔を高巻きする遊歩道に沿って歩き出す.ジグラッシェゼー小舎から山道に入る.雪渓を幾つも超えてアカール峠を越える.オーベル湖畔を通過して,湖沼と小川が連続する場所を通過してゼーカ峠を越え,急坂を下ってゼーカルアルムに下山する.そこからオーベルタウエルンまで歩く.
オーベルタウエルンからシュラードミングまでタクシーに分乗して移動する.
水平歩行距離 10.3km
累積登攀高度 約520m
累積下降高度 約770m
タクシーによる移動距離 約35km
<イグナツマッティス小屋の朝>
■夜半の強い風
夜中の1時に目が覚める.ゴソゴソすると廻りに迷惑になるので,寝たままの姿勢で,ジッとしている.こんなときは時間が経つのがとても遅く感じる.そのうちに,少しウトウトするがまた目が覚めてしまう.近くから寝息がすやすやと聞こえてくる.ときには,辺りに響くような大きな鼾も聞こえてくる.真っ暗な中でジッと耐える.
その内にまたウトウトとする.
3時半,またトイレに立つ.今度は大.なんで,こんな時間に…とも思うが,通じがなくて苦しい思いをするよりずっとマシだと自分を慰める.
ヒュ〜ヒュ〜と鋭い風の音が絶えず聞こえてくる.大分強い風が吹いているようである.ほとんど一晩中,風の音が聞こえ続ける.トレッキング最終日の天気が気になる.
その内に,また,ウトウトと浅い眠りを続ける.
しばらくして,周囲のザワザワで完全に目が覚める.5時30分である.私もノソノソと起き出すが,何となく寝不足感が付きまとう.自宅に居るのとは環境が違うので致し方ないことだが,今日も体調は万全というわけにはいかない.でも,まあ,今回のトレッキング程度ならば,多少寝不足感があっても,何の問題もないだろうと判断する.
■朝食
6時から朝食である.全員が指定された時間に集まる.まことにパンクチュアルである.
朝食はバイキング方式…といってもハム,ソーセージ類が並んでいるだけの簡素な朝食である.
一同,指定された席に着いて,黙々と食べている.
<揃って朝食>
■私のメニュー
下の写真が私のメニューである.特に私が変わったメニューにしているわけもなく,誰が選んでもほぼ同じメニューになってしまうほどの品数しかない.
別に何の不満もないが.この茶色のパンだけは食べにくいなと思う.ボソボソしているパンをコーヒーで柔らかくして,喉に流し込む.
<私の朝食メニュー>
<イグナツマッティス小屋から歩き出す>
■ストレッチ
6時45分,小屋前に集合.
外気温がどの程度か解らないが少々寒い.多分,15℃前後だろうと思う.天候は曇.夜半に強風が吹いていたが,風の方はどうやら治まっているようである.
小屋前の空き地で,ツアーリーダーのYDさんの音頭でウオームアップストレッチを念入りに行う.毎朝のストレッチを手抜きなしで行うのがYDさんの良い所だなと,私は内心で思っている.
<小屋前に集合>
■最終日のトレッキングが始まる
予定の時間,7時丁度に,私たちはイグナツマッティス小屋から歩き出す.いよいよ最終日のトレッキング開始である.
私たちはウンタージグラッシェゼーを高巻きするコースを西に向けて歩き出す.私が昨日途中まで歩いた道である.
<イグナツマッティス小屋から歩き出す>
(つづく)
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(編集中)
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[編集後記]
2014年9月7日(日) 雨・寒い1日
朝から冷たい雨が降っている.
昨日は,湿気が強くて蒸し暑かったのに…たった1日でこうも気温が急変するのかと驚くばかりである.
“こういうのを天候不順って言うんだな…”
私は妙に合点した気分になる.
蒸し暑さに悩まされながら,四苦八苦の末,やっと塔ノ岳を往復した機能のことが,まるでウソのようである.
今日は日曜日.貴重な休息日である.
雨のためか,休日には必ずと言って良いほど,訪れてくる娘一家も珍しく顔を出さない.
午前中は,ちょっとした事を大わらわでやっているうちにまたたくまに過ぎてしまう.
昼食後,ちょっとユックリしようと思っている内に,瞬く間に夕方になってしまう.この頃,やけに1日が過ぎ去るのが速く感じるのは加齢のせいだろうか.
夕方,10月に訪れる予定の浅間山登山に備えて,宿泊ホテルの予約,キャンセル,日程変更で,また予約…なんてことをしているうちに,瞬く間に,今日一日も終わってしまう.
そうは言っても,とにかく10月初旬の楽しい山旅の計画もフィックスできた.“果報は寝て待て“である.ちょっと意味が違うかな…
(愚痴おわり)
※誤字脱字転換ミスご容赦.