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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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オーストリアの山旅:まずは無事帰国

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                                       <夏の雪山を楽しむ;第6日目>

                  オーストリアの山旅:まずは無事帰国
             (アルパインツアー)
         2014年6月26日(木)〜7月7日(日)

2014年7月7日(月)

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(本文)http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/36c19dd6084228694d4c391541d22afa
(予稿)http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/b619257dc8f781f2faac3af33b0e6935

<まずは無事帰国>

■高級ホテルで汗を流す
 昨日(7月5日),ダハシュタイン山群のトレッキングを無事終えてシュラードミングの豪華なスポーツホテルに宿泊した.トレッキングの間は,下着の着替えも殆どせず,シャワーを浴びることも殆どなかった私は,ホテルにチェックインして,まず最初にしたことは入浴である.
 バスタブに熱めのお湯を張って,ザンブリと入る.正に天国である.平素の私はカラスの行水のようにごく短時間しか風呂に入らないが,今日ばかりは随分と長風呂を楽しんだ.バスタブの中で,体中にへばり付いているネチャネチャした油垢を綺麗に洗い落とす.まるで生き返ったような気分になる.
 そして,浜小屋とは比較にならない寝心地の良いベッドに就寝する.
 ”ああ,これで,今回のトレッキングも終わりだな…”
と思うと,無事だったことが嬉しい反面,もう終わってしまったのかという一抹の寂しさも感じる.

<ザルツブルグからウィーンまでのターボプロップ飛行機>

■シュラードミングからザルツブルグ経由で東京(成田)へ
 今朝は,宿泊ホテルで早めの朝食を済ませた.そして,ホテル前から専用バスの乗車してザルツブルグを目指す.牧場が続く谷間の道を下って,8時35分にザルツブルグのモーツアルト空港に到着する.
 空港で,オーストリア滞在中,ずっとお世話になっていた現地ガイドのヴォルフガングさんとお別れする.そして,私たちは,まずはウィーン行の航空機に搭乗.ウィーンでトランシットして,東京(成田)行の飛行機に搭乗する.
 機中泊.そして,7月7日の朝を迎える.
 幸いなことに通路側を確保することができた.11時間30分ほどの長旅の末,今朝方,やっと,東京(成田)空港に到着する.

■YCATから東海道本線経由で大船駅へ
 すぐにリムジンバスに乗車し,9時30分にYCATに到着する.リムジンバスの乗客は精々5〜6人程度.
 YCATから地下通路を通ってJR?浜駅へ.駅で行き交う人の服装が明るくて清潔だなと感じる.
 東海道本線の電車は,どこかで線路から異音が聞こえたとかで,10分ほど遅延してたが,何とか無事に大船駅に到着する.大きな荷物をゴロゴロと引きずりながら,大船駅構内にある飲食店「ほんのり屋」でオニギリ2個の定食を摂る.
 久々に味わうオニギリ,実に美味しい.
 ”やっと,ボロボロで硬い茶色のパンから解放された!”
 美味しいオニギリに心が和む.

<久々の和食;大船駅構内にて>

<やっぱり自宅が一番良い>

■タクシーを奮発して自宅へ
 大船駅から自宅へ.今日は荷物があるので,奮発してタクシーを利用する.
 タクシーの運転手が,
 「どこからお帰りですか…」
と私に聞く.
 「オーストリアからです…」
と答えると,聞き違えて,
 「オーストラリアからですか,良いですね…」
という.私は訂正するのも面倒だからそのままにする.
 タクシーの運転手さんが,自分の海外旅行のことを,次から次へと話し出す.私,適当に相づちを打って聞き流す.

■まずは洗濯と風呂だ
 自宅に到着する.
 近くに住んでいる長女が家内を連れ出して買い物に出掛ける.その間に私は旅行中の衣類の洗濯を済ませる.カバンから汗だらけになった衣類を取り出すと,何とも言えない臭いがしている.
 ”早く,洗濯してしまわなければ…”
 私は洗剤を少々大目に洗濯槽に放り込んで,一気に洗濯をしてしまう.
 続いてトイレ.私がトイレに入ると,便器の蓋が自動的に開く.おしり洗浄機が付いている,便座の温度と洗浄する水の温度は設定値通りの人肌の温度だ.まあ,この程度の設備は,日本では余程古い家でなければ,一般的なものだ.
 続いて風呂.
 スイッチを入れれば,お好みの温度のお湯が出て,一定の水深になれば自動的にお湯が止まる.これも日本の一般的な家庭では当たり前の設備である.
 ところが海外では,私の知る限り,こんな機能を備えたトイレやバスに出会ったことがない.
 我が家は狭くて見すぼらしいが,トイレや風呂は案外良い線を行っているなというのが海外旅行後の率直な印象である.
 久々に水深の深い風呂に入る.様式の寝転んではいるバスタブには馴染めない私は,自分の家の風呂で気分的にも大満足だ.旅の疲れを熱い風呂で一気に洗い直す.
 そして,純和風の夕食だ.
 みそ汁とご飯が何とも美味しい.
 そして早々と就寝.

帰国後第1日目;2014年7月8日(火)

■台風8号が不気味だ…
 台風6号がユックリした速度で西北に向かっている.丁度今沖縄地方で台風が大暴れをしているようである.
 ”まあ,今日は終日家に籠もっているか…”
 …ということで,終日家に籠もる.そして,未読のメールを片端から既読にしてしまう.もちろん大切なメールは読んではいるが…
 ついで台風情報を聞きながら,旅行中投稿を止めていたブログ,SNS,フェースブックを開いてみる.当然のことながら,旅行中はきちんとした記事を投稿していなかったので,アクセス回数は随分と少なくなっている.これは致し方ない.

■写真の整理
 午後から,旅行中に撮影した写真の整理をし始める.
 正確な枚数は数えていないが,旅行中に約1000枚(1日当たり約85枚)の写真を撮ったようである.
 ”こりゃ〜…整理するのが大変だ!…整理は,当分,や〜めたぁ〜っと…”
 取りあえずはA4の紙1枚に15枚の写真をプリントしてみる.
 同じ様な写真が沢山写っている.チャンと見られそうな写真は,まあ,良くて10パーセント程度かな?
 ここまでで,写真の整理作業に飽きてしまう.
 ”やぁ〜めたっつと…”
 ということで,写真の整理はまたもや後回しになる.
 ただ,旅の途中で書き留めていたノートを,何回もペラペラめくって,一連の旅の途中で書き貯めたメモを改めて読み直す.すると半ば忘れかけた細々としたことも,つい先ほど経験したばかりのように思い出される.
 
 
<メモ帳の一部>

■アンケート返送
 ”そうだっ〜と!”
 私は,アルパインツアー社に提出するアンケートを,今のうちに書いてしまおうと思う.小一時間掛けて,かなり真面目にアンケート用紙を記入する.真面目にアンケートに答えるのが,参加者のエチケットだと考えるからである.
 どんなことをアンケートに書いたかをここで公表することは控えるが,良いと思ったこと,改善すべきだったことを忌憚なく記入して,夕方ポストに投函した.

■現地ツアーガイドにメール
 現地ツアーガイドのヴォルフガングさんに,日本語でお礼のメールを送る.ついでにヴォルフガングさんのHPを拝見する.
 ヴォルフガングさんのHPは英語と日本語で書かれている.このHPには沢山の美しい風景写真が掲載されている.
 オーストリア旅行に興味がおありの方は下記のふぉる不玩具さんのHPを参照することをお薦めする. 
http://www.threejewels.at/

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 …という次第で,帰国第1日目は,碌なことをしていないうちに,瞬く間に過ぎ去っていく.
 明日からは,真面目に旅行初日の記事から書き始めることにしよう.
                                  (つづく)
 
次の記事
  ↓
(編集中)

「オーストリア山岳トレッキング」の索引
(未着手)
「オーストリア山岳トレッキング」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/7cbebff6666c1ee86eab07561e3cf5ad


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