<堀山の尾根道からの富士山>
梅雨の中休みに富士山を眺めながら登る丹沢;塔ノ岳(今年30回目)
(単独山行)
2014年6月15日(土) 晴
■今朝は富士山が良く見える
例により4時10分に家を出発する.天気予報では今日はよく晴れて夏日になるらしいが,朝の内はヒンヤリとしていて,少々寒いくらいである.西の空には満月に近いまん丸な月が輝いている.昨日一日の憂さをサッパリと拭い去ったような素晴らしい朝である.
小田原から何時もより1本早い小田急電車に乗り換える.例によって,今日は車窓から果たして富士山が見えるかどうかが気にかかるが,下の写真のように今日の富士山はクッキリと見えている.そこで例によって富士山と矢倉岳が重なる瞬間を撮影する.
6時11分に渋沢駅に到着する.大倉行一番バスの発車時間までまだ30分以上も前なのに,もうバス停には3人の登山客がバス待ちをしている.今日の塔ノ岳は登山道は沢山の登山客で賑わいそうである,
何時もの休日のように,渋沢発6時40分の臨時バスが出る,この臨時バスもかなりの人数と立ち席が出るほど混雑している.臨時バスと正規の1番バスに乗り合わせた常連は,TGさん,YUさん,KIさん,MTさん,IIさん,SSKさん,MNさん,UMさん,TDさん,HMさん,TZさん,YKさん,STさん,HNさんなど実に沢山の方々である.
<富士山と矢倉岳>
■アジサイを眺めながら歩き出す
6時50分,臨時バスが大倉に到着すると,すぐに沢山の登山客が塔ノ岳へ向けて歩き出す.後10分ほどで通常ダイヤのバスが到着する.このバスで来られる常連の皆さんを待ってから,一緒に歩き出すのも良いが,私は歩き出しの30分ほどは,超スローの速度でないと歩けないので,皆さんに付いていくのに一苦労することは自明である.
私は,近くの居られる常連の方に,
“ユックリ先に歩いています…”
とお断りして,6時58分に,大倉から歩き出す.時節柄,今日も朝から蒸し暑い.ただ,路面は乾いているようである.
道路脇のアジサイを横目に眺めながら,登山口に向かう.
<大倉のアジサイ>
■今日も蒸し暑い
歩き出してすぐに,今日はとても蒸し暑いのが気になる.熱射病にならないように気を付けなければと,思いながら,特に丁寧でユックリとしたペースで歩き続ける.湿度はそれほど高くなさそうだが,全くの無風なので,蒸し暑さがしつこく身体に纏わり付く.どんなにユックリ歩いても,体中から汗が噴き出てくる.
7時15分,丹沢ベースを通過する.登山道の道幅がだんだんと狭くなる.この辺りがもっとも山ヒルが多いところである.もしヒルが居たら,是非,写真に残したい.でも,今日は路面が乾いているので,まずヒルは見つからないだろうな…と思いながら路面を凝視しながら登り続ける.
7時22分,観音茶屋に到着する.観音茶屋のベンチで,大汗でビショビショになった登山者数名が休憩を取っている.
“まだ山麓なのに,そんなに大汗をかいていては,山頂までもつかな…”
と他人事なのに心配しながら通過する.
蒸し暑さに閉口しながらも,ユックリ,ユックリと登り続ける.それでも,雑事場ノ平に近付く頃,身体に纏わり付く熱気が,ほんの少し揺らぐ空気で,ちょっとだけ身体から離れる.途端に,いくらか涼しいなと感じる.このかすかな涼しさが実に爽やかに感じるから不思議である.
7時38分,ようやく雑事場ノ平に到着する.私のすぐ前を歩いていた数人のグループが,雑事場ノ平のベンチに倒れ込むように座る.明らかにオーバーペースである.
“そんなに急いで何処へ行くの…とても山頂までは持たないよ”
と,心の中だけで注意して通過する.
雑事場ノ平を過ぎると,海風が林を通過してそよそよと吹き抜けていく.涼しい.極楽,極楽.
<そよ風が吹き抜ける雑事場ノ平付近>
■見晴茶屋
7時40分,見晴茶屋に到着する.大倉からの所要時間は48分.春や秋の涼しいときに比較すると数分余計に時間がかかっている.
今日は,見晴茶屋から相模湾がとても良く見えている…が,何となく蒸し暑そうな靄がかかっている.私が写真を撮っていると,茶屋のベンチに座っている登山者が,
「今日はダメ…冬になると良く見えますよ」
と私にコメントする.
“そんなこと分かっているよ…お前さんよりは四季を通じて頻繁に塔ノ岳に登っているんだぞ…お前さんに言われたくないよ”
と心の中だけで啖呵を切りながら,
「そうですか…」
と返事をして,憮然と通過する.
<蒸し暑そうに霞む相模湾>
■見晴階段
すぐに見晴階段に差し掛かる.例によって定点観測の写真を撮る.
今日は土曜日.階段を見上げると沢山の登山客の後ろ姿が数珠繋ぎになっている.その中に,ご常連のYUさんの後ろ姿がある.
ここは自重して極々ユックリと登らないと,後半でバテ気味になるのは必定.それに時節柄熱中症になるのも怖い.私はハイドレーションシステムから時々水分を補給しながら慎重に登り続ける.
<見晴階段>
■駒止茶屋
見晴階段を登り終えて,モミジ坂に差し掛かる.何時の間にかそよ風がバッタリなくなり,蒸し暑さが戻っている.
“ダメだ!…蒸し暑い!”
止まっていても汗が噴き出てくる感じである.でも,極力噴き出る汗が少なくなるようにユックリペースで登り続ける.心の中で,
“継続は力なり…”
なんて,余計なことを考えている.
あともう少しで一本松というところで,後から来たKIさん,MTさんの二人組常連に追い抜かれる.
“宜なるかな! 所詮,私の敵うところではない”
私は,追い越された途端に,とてもお二人には付いていけないと敗北宣言だ.もっとも,歩行速度を競っているわけではないが…
7時57分,ようやく一本松を通過する.大倉からの所要時間は59分.特に速さを競うわけではないが,この程度の気象条件ならば,せめて一本松まで50分程度で歩ける体力が欲しいなと思いながら通過する.
一本松上のベンチで鈴なりになって休憩を取っている登山者に軽く挨拶をしながら通過する.
束の間の平坦な尾根道を楽しんだ後,いよいよ駒止階段である.さきほど私を追い越していた2人の常連の後ろ姿はもう私の視界からは消えている.
急な駒止階段を喘ぐように登って,8時15分に駒止茶屋を通過する.大倉からの所要時間は1時間17分.やけに時間のかかりすぎだが,“加齢と暑さに負けにけり”で仕方がないことである.
■久々の富士山
堀山の尾根道に差し掛かる.毎度のことながら,この辺りは実に気分よく歩けるところである.
8時23分,富士山が良く見える場所に到着する.中腹に雲が棚引く富士山が良く見えている.私は立ち止まって,撮影条件を変えながら10枚ほどの写真を撮る.
そのとき,通りすがりの登山者が,
「昨日の方が(富士山が)良く見えたですよ…」
と私に話しかける.私は訝りながら,
「昨日も登られたんですか?」
と伺う.
「いえ…昨日は下で富士山が良く見えました」
私は心の中で,
“なんだ! そんなことか…オレも自宅の窓から富士山を見ていたよ…”
とガッカリ.
<堀山の尾根から富士山を眺める>
■小草平
9時34分,小草平に到着する.
まだ時間が早いのに,堀山の家の「営業中」の幟旗が立っている.
“帰りに立ち寄ってトコロテンでも食べようかな…”
と思いながら,堀山の家を通過する.
ちょうどそのとき,
「FHさん…」
という声を聞く.振り返ると,堀山の家の小屋番KBさんである.
「帰りにトコロテンを食べにたちよりますよ…」
と挨拶してから,小草平からの急坂を登り始める.
今日は蒸し暑いので,小草平から花立山荘まで45分掛けて登ろうと計画する.
<小草平>
■萱場平
小草平から花立山荘までの長い登り坂が,大倉尾根の中で一番山らしいところなので,私には番楽しい.
浮き石がゴロゴロと転がっているガレ道を登ってから長い階段道になる.時々,若いランナーに追い越されながら登り続ける.
次第に標高が高くなるにつれて,だんだんと涼しくなる.そのためか,何時の間にか汗が引いて,爽やかな気分になる.
8時43分,戸沢分岐の手前で,下山してくるITさんとバッタリ,同時に私より後から登り始めたYDさんも私に追い付く.
“やあやあ,しばらく…”
ということでお二人のツーショットをデジカメに収める.オバアチャン2人と言ってしまったら見も蓋もないが,なかなか可愛く撮れている.ブログには掲載しませんと私の方から申し上げているので,ここで披露するわけにはいかないのが残念である.
8時56分,萱場平を通過する.ここで定点観測の写真を撮る.前方には快晴の青空が広がっている.私は終始定速で歩いているのに,私を追い越したり,私が追い越したりの若いの集団の後ろ姿が写っている.彼らは頻繁にストップゴーを繰り返している.
“若さは馬鹿さだな…”
と心の中だけで悪口を言う.
森の中からホトトギスの甲高い啼き声が聞こえてくる.
<萱場平>
■後7分坂
萱場平から先も,全くの一人旅である.一人旅は,即,気儘旅でもある.適当歩きは楽しくもあるが,野放図でもある.ついついブラブラ歩きに終始しがちである.まあ,歩き馴れた大倉尾根ならば,そんな歩き方も“あり”ということにしておこう.
もう少しで後7分坂(花立階段)に差し掛かる頃.いつも日曜日に登っておられる韋駄天のMMさんに追い越される.
「随分速いですね…お仲間の皆さんはまだずっと下の方ですよ…」
と私に話しかける.多分,SSKさん,NMさんIIさん達ご一行は私より10分程度後から大倉を歩き出したと思われる.だから多少の時差があっても当然.でもそんな事情を説明するのも面倒なので省略.
「私速く歩けないので,どうぞお先に…」
ということで,また一人旅.
9時11分,後7分坂に到着する.目の前をMMさんがグングンと階段を登っている.私は取りあえず坂下からの富士山の眺めをデジカメに収める.雲が棚引く富士山が相変わらず良く見えている.
<後7分坂登り口から富士山を望む>
■花立山荘
登り始めを慎重に歩いたために,この辺りまで登ったところで快調になり始める.
十分に体力の余裕を持ったまま,後7分坂をキッチリ7分掛けて登って,9時18分に花立山荘に到着する.汗は引っ込んでいて体力には十分な余力がある.こんなときは気分も上々である.ただ,大倉からの所要時間が2時間20分も掛かっているのが問題である.小草平からの所用時間は44分.予定より1分速い.速くても遅くても誤差は誤差.でも1分ぐらいの誤差は許容範囲だろう.
富士山に掛かる雲が少し上の方に昇っているようだが,相変わらず良く見えている.
花立山荘のベンチでは,数名の登山者が休憩を取っている.私はそのまま通過する.
<花立山荘>
■花立山
花立山荘から先は,だんだんと調子が良くなる.ガレ場の階段を登り切って,見晴の良い稜線に出る.鍋割山稜の先には,相変わらず富士山が良く見えている.振り返ると相模湾の素晴らしい眺望も見渡せる.私は四方八方の写真を撮りながら花立山を通過する.
花立山荘から花立山までの所用時間は9分.まあ,まあ,こんな所だと自己評価する.
<花立山から鍋割山稜と富士山を望む>
■塔ノ岳山頂
9時31分,金冷シを通過する.
“ジージー”とセミのような鳴き声が絶え間なく聞こえる.もっとも私にはこの鳴き声の主がセミかどうか分からないが,聞いていると,ちょっとイライラするようなうるさい啼き声である.でも,まあ,これも貴重な風物詩である.セミもどきの啼き声に混じってツツドリの啼き声も聞こえている.
山頂直下で,下山してくるSTさんとすれ違う.STさんは大倉尾根常連の中で最高齢の方.
「…本当は独標へ登る積もりでしたが,ちょっと天気が悪いので止めました…」
と恐ろしいことを言う.
STさんの意気盛んなところに驚きながら,9時47分に塔ノ岳山頂に到着する.大倉からの所要時間は2時間48分.3時間は切っているものの何とも冴えない記録である.山頂の気温は+16℃.過ごしやすい気温である.
この時期にしては山頂からの見晴は最高である.多少霞がかかっているが,相変わらず富士山がとても良く見えている.まるで絵はがきのようである.取りあえずは周囲の展望を360度,デジカメに収める.
私より先に山頂に到着したYDさんと,ム,ム,…すぐお名前をど忘れしてしまうが,尊仏山荘のネコの薫製を粉末にして,聖徳太子に振りかけたような…その,あの…どうしてもお名前をど忘れしたままの紳士のお二人にバッタリ.
しばらく雑談をした後で,
「今日は一寸尊仏山荘に立ち寄りますので…」
と挨拶してから尊仏山荘に向かう.
<塔ノ岳山頂からの眺望>
■尊仏山荘
尊仏山荘に入る.小屋番はWBさん,WDさん,NJさんの3人体制.
“ありゃ〜っ…! 先客は誰も居ないぞ!”
私がキョトンとしていると,WBさんが,
「皆さん,ついさっき,花見に出掛けましたよ…」
と教えてくれる.
何時ものように300円也のお茶を所望する.
ほどなくKIさん,MTさんが山荘に戻ってくる.
尊仏山荘の山ネコ,華伊達美弥雄さん(ミャ〜君のこと)が手持ち無沙汰のようである.齢(よわい)15歳のジイサンネコだが,可愛いネコである.
どういう風の吹き回しか,ミャ〜君が私の膝に乗ってくる.
「ジイサンネコが,ジイサンにすり寄っているよ…」
と,どなたかが茶々を入れる.
でも,まあ,良いさ…すり寄ってくる者は拒まずで抱き上げる.
私はネコが好きである.だから,すり寄ってくるネコは躊躇わずに抱き上げる.実に可愛いが,時節柄抜け毛が多いのには閉口する.瞬く間に体中にネコの抜け毛がへばり付く.
<すり寄ってくるネコ> <ネコの仕草が可愛い>
■常連が次々にご到着
ネコを抱っこしながら,雑談をしていると,次のバスで来られたFTさんがご到着.相変わらずの俊足である.さらに,10時頃,NMさんが尊仏山荘に入ってくる.
「…あれ,皆さんご一緒ではなかったんですか…」
つづいて,SSKさんがご到着.山荘の中が賑やかになる.
私も昼食を摂りたいが,ネコの抜け毛を一緒に食べそうになるので往生する.ネコを床に下ろすと,また私の膝に乗ってくる.
「…ネコ,下へ連れてって下さい…」
と小屋番のWBが冗談を言う.
しばらくネコを抱っこした後,番台にネコを返却する.ネコは背伸びをしてから,番台の後ろの部屋に入っていく.
私は衣服にネコの毛を一杯付けたまま昼食を摂る.
10時20分頃,カメラマンのMMさん,さらに25分頃,IIさんとTGさんが山荘に到着する.
<膝に乗ってくるネコが可愛い>
■超満員の登山道
下りが遅い私は,皆さんより一足早く,10時27分に尊仏山荘を出る.
僅かの間に,塔ノ岳山頂で休憩を取る登山者の人数が夥しく増えている.山頂を横断して下り愚痴に向かう.山頂の片隅でキャベツのTZさん,HMさんにバッタリ.お二人はこれから丹沢山を往復してから,鍋割山経由で下山するという.丸一日掛かるロングコースである.私には到底お付き合いできないので,お別れして,10時32分に下山開始.
下山も一人旅である.今日の私は大倉発13時11分のバスに乗車する積もりである.ただ,登山途中で堀山の家の小屋番KBさんに下山時に立ち寄ると約束しているので,最小限,堀山の家には立ち寄るつもりである.そのことを頭の中で計算しながら,ブラブラと下山し続ける.
今日は特別に登山者が多いようである,昇ってくる登山者と頻繁にすれ違いながらの下山である.思うように下山し続けることができないので多少のイライラ感がある.
10時58分,花立山荘を通過する.登ってくる登山者を右へ左へと除けながら,後7分坂を下りきる.渋滞する登山道をすれ違いながら,11時17分,萱場平に到着する.
萱場平は,登山者で溢れ返っている.驚くほどの人出である.
<萱場平は溢れるばかりの登山者で賑わっている>
■堀山の家
堀山の家に近付く頃,私より後から尊仏山荘を出発したFTさん,MTさんが私に追い付く.ここから堀山の家までは三人旅である.
11時32分,小草平に到着する.小草平のベンチは相変わらず沢山の登山客で一杯である.
堀山の家の小屋番KBさんとの約束通り,三人共々,堀山の家に立ち寄る.先客は干物ネコの粉をまぶした聖徳太子さんと,YUさん,それに堀山の家の常連の方.YUさんは私たちと入れ替わるように小屋を出発する.
私は,当然のことながら,300円也のトコロテンを注文する.
トコロテンの酸っぱい味が,眠たい気分を一掃してくれる.
11時43分,堀山の家を出発する.
途中で,HMさんが私たちに追い付く.先ほど山頂で出会ったときには,キャベツのTZさんと丹沢山まで行くと言っておられたが…天気が悪くなりそうなので,丹沢山へ行くのを止めたとのこと.
<堀山の家のトコロテン>
■観音茶屋の氷水
相変わらず3人+HMさんで下山し続ける.
12時20分,見晴山荘を通過する.私の後ろにHMさんが居られる.下り坂なので何となく歩行速度が速くなったらしく,気が付くと,何時の間にか私とHMさんだけになっている.
12時29分,観音茶屋に到着する.私たちと入れ替わるように堀山の家を出発したYUさんが,茶屋に居られる.
まだ,13時11分のバスには十分に時間がある.
「…私,ちょっと(観音茶屋に)立ち寄ります…」
するとHMさんも立ち寄られるとのこと.
勿論,ここでは氷水である.
すぐに氷水を賞味し始める.食べることに夢中になりすぎて,うっかり写真を撮るのを忘れてしまう.
■ミスタードーナッツでまた休憩
予定通り,12時58分,バス停大倉に到着する.下り所用時間は,堀山の家,観音茶屋の2箇所の休憩時間を含めて,2時間31分である.
大倉発13時11分のバスに乗車する.
MGさん,YDさん,YUさん,KIさん,MTさん,UMさん,HMさん,それにNMさんの常連も同じバスに乗車する.まだ昼下がりの早い時間だが,今日は土曜日,数名の立ち席が出る.
13時25分頃,バスは渋沢駅に到着する.例によって渋沢駅ビル1階のミスタードーナッツに立ち寄る.MGさん,YDさん,HMさんがご一緒.今日はあちこちの山小屋で飲み食いしているので,何となくコーヒーは敬遠して,ソーダ水にする.でも,途中で,
“やっぱりホットコーヒーがよかったかな…”
と思うが,後の祭り.
30分ほど休憩を取ったところで,私は一足先に失礼してミスタードーナッツを出る,入れ替わりにTGさん,SSKさん,HNさん,STさん,IIさんなどの常連が,ミスタードーナッツに入ってくる.
<ミスタードーナッツで休憩>
■湘南はそよ風
予定通りに,渋沢発15時57分の電車に乗車する.そして,小田原で14時24分発の快速アクティ東京行電車に乗り付く,これも予定通りである.
小田原駅構内は観光客で大変な賑わいである.そういえば「鎌っこ倉ぶ」の皆さんも今日は開成町でアジサイ見物をしているはずだなと思い出す.
14時56分,大船駅に到着する.電車を降りる,涼しい.やっぱり湘南は海風が吹いていて気温が低く過ごしやすいなと実感する.
駅を降りると何となく華やいだ雰囲気が伝わってくる.このままバスに乗らずに歩いて帰ろうかなという誘惑に駆られるが,下山途中で道草をしていたので,何時もより随分と時間が押している.
“今日の所は,まっすぐ帰宅するかな…”
ということで,バスを利用して15時25分頃,無事帰宅する,
私が留守にしている間に,?浜に住んでいる次女一家が来訪,丁度,我が家から帰宅するところである.
また,留守中に長女の旦那から“父の日”とやらの届け物が到着している,有り難いことである.夕方,長女から,
「何か買い物があれば,買って行くよ…」
という電話が入る.
…ま,そんなわけで今日一日も良かった! 良かった!
<ラップタイム>
6:58 歩き出し
7:22 観音茶屋
7:40 見晴山荘
9:15 駒止茶屋
8:34 堀山の家
9:18 花立山荘
9:31 金冷シ
9:47 塔ノ岳山頂着(+16.0℃)
10:32 〃 発
10:43 金冷シ
10:58 花立山荘
11:32 堀山の家( 11:43まで休憩)
11:57 駒止茶屋
12:20 見晴山荘
12:27 観音茶屋(12:45まで休憩)
13:03 大倉着
[山行記録]
■水平距離 7.0km(片道)
■累積登攀下降高度 1269m
■登攀所要時間(雑談時間を含む)
大倉 発 7:03
塔ノ岳 着 9:55
(所要時間) 2 時間52分(2.87h)
水平歩行速度 7.0km/2.87h=2.43km/h
登攀速度 1,269m/2.87h=442.2m/h
■下降所要時間(休憩時間を含む)
塔ノ岳 発 10:05
大倉 着 12:14
(所要時間) 2時間09分(2.15h)
水平歩行速度 7.0km/2.15h=3.26km/h
下降速度 1,269m/2.15h=590.2m/h
(おわり)
「丹沢の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/c88db1f4384ce69cb123ac4a0d3a360c
「丹沢の山旅」の次回の記事
(なし)
※誤字脱字転換ミスご容赦
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梅雨の中休みに富士山を眺めながら登る丹沢;塔ノ岳(今年30回目)
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