松■■夫さんの『和陶食器展 其の六』見学記
(かまくら小町通り某ギャラリー)
2014年6月3日(月) 晴
主宰者の松■■夫さんは,私も所属する某美術協会の重鎮で,私の家の近くにお住まいの陶芸家である.
松■さん主宰の『和陶食器展』が,平成26年5月30日から6月3日まで,鎌倉市小町通りにある某ギャラリーで開催されている.
私は陶芸の経験はないし,折角の作品を拝見しても,どこが見所なのか,全く分からない.でも,案内状を頂戴していたので,とにかく拝見することに決める.
鎌倉駅前で所用もあったので,この所用を兼ねて,午後からブラブラと鎌倉駅前まで出掛ける.鎌倉駅近くまで行くと,突然観光客の人波に飲み込まれてしまう.
会場のギャラーは,雑踏の小町通りからちょっと入ったところにある.それでも辺りは閑静な雰囲気である.
会場内を一回りする.松■さんの許可を頂戴して,作品の写真を撮らせて貰う.
私には陶芸のことはサッパリ分からないが,作品を拝見していると,姿,色の取り合わせなど実に変化に富んでいて,イクラ時間を掛けて見ていても飽きないから不思議である.
私ごとき素人の論評は自粛すべきなので,ここでは何も書かないが,とにかく会場の雰囲気を披露することにしよう.
私は重厚感溢れる作品や,渋くて深い色合いの作品,賑やかな小物の作品に魅せられてしまい,図らずも,小一時間もの間,会場を見て回る.
以下は松■さんの奥さんの作品コーナー
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「そろそろ帰らなければ…」
私は,16時過ぎに,会場を後にする.
小町通りを通って駅に向かう.相変わらす小町通りは沢山の観光客で賑わっている.
「折角だからコーヒーでも賞味していくか…」
またもや,私の体内に住み着いている小悪魔が私の耳元でささやく.
“しょうがないな…じゃあ〜,まあ,10分ほどコージーでも飲むか…”
私は,成り行きで,鎌倉駅の建屋の中にあるBeck'sに入り込んで,230円也のコーヒーを賞味する.
私は真夏でも,ホットコーヒーだ.暑いときはアイスコーヒーも良いなと思うが,アイスだとコーヒー独特のホンワカ感というか,香りというか,何かがどうも欠けているような気がする.そんなことから,たまたまご一緒する方々の注文に付和雷同しない限りホットである.
コーヒーを味わいながら,今月末に予定している長期旅行の準備のことなどを,薄らボンヤリと瞑想する.
15分ほどのコーヒーブレークを終えて,Beck'sを出る.
観光客にぶつかりそうになりながら,横須賀線のガードを潜って日口に向かう.ガードの展示場では,野良猫をなくして全部飼い猫にしようという主旨の展示が行われてる.
展示されている猫はどれもこれも実に可愛いが,特に目を惹く猫の写真があるので披露しよう.
この猫の面構えといい.ノシノシ歩きの姿といい,なかなかの風格である.如何にも親分という感じが気に入った.
<鎌倉駅ガード下の展示場にて>
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鎌倉市役所前から路線バスに乗って,夕方,帰宅する.
松■さんの食器展を拝見して,私も大きな刺激を受けた.
「秋の展覧会に向けて,そろそろ本腰を入れて,絵の制作を始めなければ…」
(おわり)
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(なし)
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松■■夫さんの『和陶食器展 其の六』見学記
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