<城ヶ島>
たまにはグルメ:何となく城ヶ島へ;刺身定食
(家族で散策)
2014年4月14日(月) 花曇り
東南アジアの某国に赴任中の息子一家が,休暇で一時帰国.可愛い孫娘をともなってである.今日は孫は所要があって母親と一緒に?浜へ…
…では,という訳で息子と近場に住む娘と老夫婦の4人で,暇潰しの近場ドライブに出掛ける.近場…の積もりが少し足が伸びて城ヶ島に来てしまった.勿論,ドライバーは息子.
私は心の中で,
“どこでもいいや,好きなところへ行ってくれ…”
とヤケクソである.
■城ヶ島の狭い道
橋を渡って,城ヶ島に入る.
「さて,どこかで食事をしよう…」
「確か,○○ホテルの食堂があったと思うよ…」
と息子がおぼろげな記憶を頼りに提案する.異論はない.
でも,○○ホテルへ向かう道が,どこかが分からない.地元の人に聞くしかない.自動車を駐車場に駐めてから,直ぐ側の土産店街を覗く.狭い道の両側に土産店が立ち並ぶ.
土産店街入口のお店で,
「○○ホテルは何処ですか?」
と伺う.
「この道を通って下さい…」
「えっ!…この狭い道,車で通って良いんですか…?」
この車一台がやっと通れるほどの,狭い道を自動車で…!
一寸ビックリする.
■城ヶ島の○○ホテルへ
徒歩で歩く観光客を押しのけるようにして,狭い道を自動車で通り抜ける.
狭い道を抜けると,目の前一面が海.視界が開ける.そこに有名な○○ホテルが建っている.
ホテルの建物に隣接するレストランに入る.
■刺身定食
レストランに入る.先客は誰も居ない.
「スミマセン…やっていますか?」
中年のウエイトレスが,
「いらっしゃい!…お好きな席へどうぞ」
何となく泥臭い雰囲気が私の好みである.
ショウケースには数種類のメニューが展示されている.いろいろ迷うのは面倒なので,「城ヶ島なら刺身」という単純な発想で,刺身定食を所望する.
下の写真のように,典型的な和食である.こういう食事が一番うまい.
平素,外食と言えば,某牛丼チェーン店かマックにしか行かない私には,この刺身定食は滅多に味わうことのない超グルメなのである.
“刺身定食が超グルメ!? そんなこと言う自分が,何とも情けないな…!”
と思いながら食事を味わう,ワサビが特に美味しい.
■イカの干物
外の風景を眺めながらユックリと食事をする.
そろそろ食事が終わる頃,リュックを背負ってストックを突きながら,数名の中年女性のグループ,5〜6名がレストランに入ってくる.
途端に店内がうるさくなる.
「うるさいね…そろそろ出ましょう…」
と息子が小声で言う.
自動車に乗って,また狭い道を通過する.丁度そのとき,10数名の団体客が狭い道を通過中である.皆さんはお店にへばり付くようにして,私たちの車を通してくれる.
「ドウモスミマセン…ありがとうございます」
と心の中でお詫びしながら,狭い道を通過する.
広い道に出る.
道に面した魚屋で,イカの干物や魚を購入する.夕食が楽しみである.
(おわり)
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(なし)
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たまにはグルメ:何となく城ヶ島へ;刺身定食
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