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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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猛暑の鎌倉・藤沢;深沢・弥勒寺・法善寺・藤沢駅・上町屋周遊(前編)

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                   <柏尾川>

       猛暑の鎌倉・藤沢;深沢・弥勒寺・法善寺・藤沢駅・上町屋周遊(前編)
                (独りウォーキング)
           2020年8月4日(火) 晴れ
<ルート地図>


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<深沢から小館橋を渡って柏尾川へ>

■鎌倉中央公園清水塚口から深沢へ
 藤沢駅前に用事がある。
 今日も相変わらず猛暑日。天気予報では最高気温35.今日も蒸し暑い.でも,ちょっとした用事で藤沢まで行かなければならない.そこで蒸し暑いのを承知の上で,ブラブラと散歩しながら藤沢まで歩いて行くことにする.
 13時10分,何時ものように鎌倉中央公園清水塚口から歩き出す.まずは深沢方面に向かって坂道を下る.
13時22分,大慶寺前を通過し,狭い道を抜けて,13時25分,深沢運動公園前で頭上を湘南モノレールの電車が通る道に突き当たる.
 13時28分,湘南モノレール深沢駅に到着する.

<湘南深沢駅>

■単調な直線道
 信号深沢小学校入口で右折する.進行方向右手は旧国鉄の工場跡.広々とした空き地になっている.空き地の向こうには宮前御霊神社が鎮座する籏立山が見えている.
 この空き地に,2028年頃,鎌倉市役所が移転してくると聞いている.
 空き地沿いの単調な直線道をひたすら歩き続ける.

<旧国鉄の工場跡>

<藤沢市内へ>

■古館橋を渡って柏尾川右岸沿いの道へ
 13時33分,バス停八丁面(はっちょうづら)を通過する.直線道に飽きる頃,古館橋(こたてばし)を渡って,藤沢市内に入る.橋を渡ればもう隣の街.とたんに私の脳内コンピュータの関連知識は薄れてくる.
 そのままバス通りを藤沢駅方面に向けてまっすぐ歩き続ける・・・が,ほとんど風もなく,舗装道路の照り返しで,顔がヒリヒリしてくる.
 今日はテレビで熱中症に注意するように言っていた.たぶん,気温は優に30℃を超えているだろう.
 ”こりゃ!,たまらん”
 私は宮前御霊神社参道との交差点で左折して柏尾川沿いの道へ進路変更することにする.
 柏尾川の右岸沿いの道に突き当たり右折する.そして右岸沿いの道を川下へ向かって歩き始める.
 川を渡って吹いてくる微風が涼しくてとても心地が良い.
 下の写真は柏尾川の歴史をよく表していると思う.
 昔から柏尾川は一寸した大雨でもよく氾濫していた.そのために川底を下げる工事が繰り返され,今のような姿になった.そのために柏尾川に流れ込む小川は随分と高いところから流下して合流するようになっている.大船周辺には支流が滝のように流下して柏尾川に合流するところが沢山ある.また,川底を掘るたびに堤防の根元も下がるので,放置すると堤防の基礎が崩れてしまうので,それを防ぐために補強工事が行われている.その補強工事の跡が堤防の根元を集会する道のように見えている.
 小川が滝のようになって合流する地点には,どうやら魚が集まるらしく,水鳥がよく集まっている.
 こんなことを想起しながら散策を続けるのもなかなか乙なものである.

<柏尾川の流れ込む小川>

■ヒマワリに見とれる
 進行方向左手は柏尾川,右手は民家,畑,病院,工場などが不規則に建ち並んでいる.そこを川風に吹かれながら,のんびりと歩き続ける.
 遠藤にずらりとヒマワリが並べて植えてあるところがある.元気が良いヒマワリに力を貰って,良い気分になる.
 ”ヒマワリって,素晴らしい花だなあ~”

<ヒマワリから元気を貰う>

<効果道から弥勒寺へ>

■跨線橋を渡る
 13時54分,川を渡る大きな橋のたもとに到着する.左折して橋を渡ると藤沢鎌倉道路に突き当たるが,今回は右折して,東海道本線を渡る跨線橋の方へ向かう.
 跨線橋の前の信号を渡って,大きな橋の階段を上る.

<東海道本線の跨線橋>

■弥勒寺
 跨線橋を渡り終える.
 せっかくここまで歩いてきたので,近くにある弥勒寺を詣でる(14時06分).ここは日蓮宗の寺.山門を入って右手にバナナの木(草?)があるのが印象的.この寺の由来などは調べたことがないので分からない.
 もう10年ほど前になるだろうか.ある仲間とここを訪れたときに,その中の一人が弥勒寺の漢字を”ヤカンジ”と読んだことを思い出して,私は独りでニヤニヤする.実は漢字の読み方には明治維新以来の和魂洋才の残渣が色濃く残っている.それが実におもしろくて,ついついニヤニヤしてしまうのだ.


<弥勒寺>

<初めて訪れる法善寺>

■法善寺の藤沢葬墓地
 弥勒寺の境内を抜けて道幅が広くて立派な自動車道を北上する.緩やかな上り勾配の道である.この道を5~6分歩けば名刹の天嶽院があるが,今日はまだちゃんと訪れたことのない法善寺をお参りしたいなと思う.
 14時06分,進行方向左手ある法善寺の駐車場に到着する.駐車場入口に法善寺樹木苑の幟旗が立っている.
 私もいつお迎えが来てもおかしくない高年齢者である.死んだ後のことはどうでもいいが,まあ樹木苑とやらにも興味が沸く.幟旗の案内に従って境内に入ってみる.あいにく案内所には誰もいない.私は誰もいないことに反って安堵感が沸き,ゆっくりと境内を散策する.

<本禅寺の案内板>

■観音像のある墓地
 境内に入ってすぐのところに観音立像が祀られている.その周辺に石らしいものの丸い蓋が沢山並んでいる.これが納骨するところなのだろうか.よく分からないが,大体の雰囲気は分かった.

<観音像のある墓地>

■立派な本堂と山門
 さらに奥の方へ向かう.右手が山になっている細い道が続く.山の上も墓地になっているようである.細い道は崖に突き当たって左折する,突き当たりは「やぐら」のように掘り込まれていてそこにも墓が並んでいる.右手には山の上の墓地へ登る石段がある.
 ”ありゃりゃ~・・・この先,入れるのかな”
と訝りながら先へ進むと,立派な本堂の前に出る.もちろんこの寺を訪問するのは私にとって初めての経験である.なんだか興奮してくる.
 静かに合掌.
 この寺の由来などもちろん知らないが,どうやら日蓮宗の寺のようである.
 山門をくぐって寺の外へ.


<法善寺の本堂と山門>

<迷いながら藤沢駅へ>

■村岡公民館
 14時11分,法善寺を後にする.
 ”一体,ここはどこ?”
 藤沢駅の方角は,大まかには分かるが,自分が行ったどこにいるのかがよく分からないが,まあいいやで適当に歩く.
 すぐに学校らしい建物沿いの道になる.とにかくできるだけ直進してみる.
 14時15分,三叉路に突き当たって,今歩いてきた道はお仕舞いになる.突き当たったところに「村岡公民館→」の案内板が立っている.
 とりあえずは「→」とは逆に左折してみる.ものの2~3分歩いたところで行き止まりになる.
 ”ありゃりゃぁ~”
ということで,14時20分,元の三叉路に戻る.
 今度は「→」に沿って歩き出す.
 14時23分,村岡公民館の前に到着する.
 ここまで来て,ようやく今まで何回となく通った道だと気がつく.


<村岡公民館>

■あずま橋を渡る
 適当なところで近道してみようかと思って,また袋小路に入るという馬鹿なことを繰り返す.その後も適当に右折左折を繰り返して,何か子供の施設のようなところで境川に突き当たる.川下に大道橋(ひょっとして川名橋?)が見えている.そちらは帰路に歩くことにして,今は川を一寸遡って,14時36分,あずま橋を渡る.

<境川を右岸へ>

■藤沢駅に到着
 あずま橋を渡ると,いよいよ待ちの中心街らしくなる.
 14時41分,郵便局前を通過し,左折して,14時48分,何とか藤沢駅に到着する.駅近くの某所で,まずは用事を済ませる.

<藤沢駅に到着>

■まずはコーヒーだ
 藤沢駅ビル1階のBecker'sへ.
 店内は意外に空いている.まずはホットコーヒーだ.250円也.
 前回,ここを訪れたときには,ちゃんとしたコーヒーカップを使っていたのに,今回は紙コップに変わっている.
 私,ちょっと不満.
 もちろんコーヒーの味には変わりはないことは分かっているが・・・
 ”コーヒーは味そのものと,口への器の触れ心地の両方で味わうもの”
というのが私の趣味だ.でも文句は言わない.

<Becker's,Fujisawaで250円也のコーヒーブレーク>
                            (後編に続く)
後編の記事
  ↓
(執筆中)

「鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/999b89f3770f59033c74bddf17ab614c

お断り;
 これらの記事は,私のボケ防止と趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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 なお,古い記事には顔写真が掲載されていますが,すべてご本人の了承を得た上で掲載したものです.

 


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