<心地よい散策路;台峯緑地の大桜>
梅雨の合間の鎌倉(前編);台峯緑地から葛原岡神社を経て源氏山公園へ
(独り散策)
2020年6月29日(月) 曇
<ルート地図>
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<鎌倉中央公園清水塚口から台峯緑地入口へ>
■どこを歩くか迷いながら・・・
昨日は雨と,子供たち家族の来訪によって,散歩の時間がほとんど取れなかった.そこで今日はリベンジのつもりで,一万歩以上,できれば一万五千歩ぐらいを歩くつもりで,午後から散歩を始める(13時34分).推定所要時間は約2時間半.同じところばかり歩いていても仕方がないなとは思うものの,限られた時間の間に乗り物にも乗らずに歩ける範囲は多寡が知れているけれど,なるべくバリエーション豊かにしたいものだと思う.
どこを歩こうかと思案しながら,まあ,ともかく何時もの通り,鎌倉中央公園清水塚口から歩き出す.
山崎口から公園の外へ出る.これは毎度のパターン,まだどこを歩くか決められないうちに,早くも薬師堂跡の三叉路に到着する(13時43分).
”ム,ム,ム.・・・しょうがないなぁ~・・・”
ということで,とにかく右折してしまう.
まごまごしているうちに山崎の切り通しを抜けて山崎小学校正門前を通過してしまう.
”じゃあ・・・まあ,台峯緑地へでも入ろうか”
・・・ということで,ようやく最初の目的地は台峯緑地縦走ということになる.
<山崎切通>
■神明神社を横目に右折
山崎小学校正門前を通過して最初の三叉路を右折する(13時54分).左手のすぐ下に神明神社が見えている.週に数回は近くを通るお馴染みの神社である.
右折すると舗装道路ながらかなり急な上り坂になる.
<神明神社を横目に・・・>
<台峯緑地を縦走>
■尾根の広場
急な上り坂の舗装道路を登り詰めて土道に入る(13時56分).ここから先は概して緩やかな上り坂になる.鎌倉には至る所に尾根道があるが,私個人は台峯緑地の尾根道が一番気に入っている.とにかく爽やかな尾根である.痩せているところは殆どなく,広々としていて,風通しも良いし,そこそこ眺めも良い.
時々深呼吸をして雑木林から生気を貰いながらノンビリ歩きを続ける.
やがて,お馴染みの広場に到着する(14時02分).この時期は広場一面に夏草が繁茂しているので,簡単に腰を下ろすわけにはいかないけれど,ちょっと一息入れたくなる場所である.広場に近づくと何となく人の気配を感じる.どうやら新婚夫婦とその友人のようである.互いに写真を取り合っている.私はこの人たちに気を遣って,ここで写真を撮るのを自粛,静かに脇を通過し,振り返りながら広場の写真を撮る.
<尾根の広場>
■大きな桜の木
広場を過ぎると,ちょっと急な上り坂が10~20メートルほど続く.この坂道を登り詰める威風堂々の桜の木がある(冒頭の写真).
私はいつもこの桜の木のところで給水休憩を取ることにしている.休憩を取りながら,ここから見える横浜方面の眺望を楽しむ(14時03分).
<ちょっと急な坂道を登り詰めると展望が開ける>
■横浜方面の眺望
前方には丘陵が連なっている.私にとって横浜は余所の町.だから土地勘は殆どないが,あの丘陵は横浜の市民の森のどこかに違いない.その先に建っている大きな建物や,その右手に林立するビル群はいったいどこだろう.戸塚だろうか? まあ,どこでもいいや.
<大桜近くからの眺望>
<台峯緑地からの展望を楽しむ>
■北鎌倉女子学園グラウンド上
大桜から先は緩やかな上り下りが続く.やがて,進行方向右手の木の間から北鎌倉女子学園のグラウンドが見え隠れし,道幅他ちょっと広い土道に突き当たって,台峯緑地の尾根歩きは終わりになる.
突き当たりを右へ.
眼下にグラウンドが広がる(14時06分).晴れていれば,ここから富士山が見えるはずだが,今日は残念.何時もなら前方に丹沢の山々が見えるはずだが,今日は薄らぼんやり,見えるような見えないような.多分,デジカメでは写らないだろう(案の定何も写っていない).
グラウンドはコロナ騒動の名残か,夏草ボウボウ.
たまたま数名の生徒が円陣を組んでいるのが丹沢を写したつもりの写真に写り込んでしまったが他意はない(顔は黒塗りしてある).
<富士山は見えないが丹沢は薄らぼんやり>
■台峯の展望台
つづいて台峯の展望台へ(14時08分).先客なし.もちろん,ここでは必ず展望休憩を取る.
相変わらず六国見山がよく見えている.ここから眺める六国見山は四季折々に表情を変えるので,何回訪れても全く飽きることはない.
目の前に見えている谷に北鎌倉駅がある.横須賀線の電車がときどき通り過ぎる気配がここまで伝わってくる.
”そういえば,ここ1ヶ月ばかり,六国見山に登っていないな・・・”
<台峯の展望台>
■老人の畑跡
台峯の展望台から尾根沿いの道を南に向けて歩き始める.
およそ2分ほどで,老人の畑跡に到着する.つい数年前まではこの辺り一帯は畑だったが,いまは夏草が繁茂する空き地になっている.
道路端には勢いの良い花が咲いている(以前花の名前を書いたら間違っていると指摘されたので,花の名前を書くのはやめる).
<老人の畑跡>
■南管理事務所
老人の畑跡を過ぎるとすぐ左手に民家が建っている.このあたりから土道が舗装道路に変わる.そのすぐ先にある南管理事務所の前で山の上通りに突き当たる(14時15分).突き当たりを左折する.この道は北鎌倉方面に通じている.
<南管理事務所>
■銭洗弁天参道入口
山の上通りを200~300メートル進むと,道路は大きく左にカーブしてやや急な下り坂になる.このカーブが始まるところで,入口に「銭洗弁天」と書いた木札が岩に打ち付けてある道路がある.その左隣には夏草覆われた富士原岡神社の看板が立っている.
今回はこの枝道に入ることにする(14時18分).
<枝道に入る>
<葛原岡神社>
■沿道のアジサイ
枝道をほんの数分歩くと源氏山公園の一角に到着する.
道の左手は葛原岡神社の境内である.境内沿いのアジサイが実に見事に咲き誇っている.もちろん,このアジサイの写真を沢山撮りながら,境内で一呼吸入れることにする.
<葛原岡神社沿いのアジサイ>
■葛原岡神社
14時28分,葛原岡神社に到着する.ここはさすがに観光地.一時に比べると観光客の人数もかなり増えているなという実感がある.
今,気温がどの程度かは,計測していないので良くわからないがかなり蒸し暑くなっている.木陰を選んで,ほんの1分ほど給水休憩を取る.
<葛原岡神社>
■天園ハイキングコースの山々
葛原岡神社駐車場の一角から天園ハイキングコース沿いの山々の写真を撮る.天園ハイキングコースは昨年秋の台風で被害を受けてからずっと立ち入り禁止になったままである.まごまごしていると1年も立ち入り禁止のままで過ごすことになる.仕方がないような,じれったいような妙な気分を味わい中.
<葛原岡神社駐車場から天園を望む>
<源氏山公園>
■少々気になる場所からの展望
私が所属する某散策会のリーダーが気にしている展望場所が,源氏山公園の一角にある.私はもちろんその場所がどこにあるかは以前から知ってはいたが,ちょっと枝道を入ったところにあるため,わざわざは訪れない場所である.
少々,気になるので今回はちょっと寄り道して,くだんの場所に行ってみる.
ところが,残念なことに周囲の草木が繁茂していて,景色はだいぶ阻害されている.ちょっと残念.
<草木に覆われて展望が利かなくなった>
■見事な新緑
ついでに大仏ハイキングコース入口方面へ向かう.
周囲の新緑は,秋を連想させるような紅葉色の葉をつけている(写真はどういう訳か露出不足のようである).
<紅葉を思わせる新緑>
■あずま屋がある広場
道路を横断してあずま屋のある広場に行ってみる.人影はないが,カラスが1羽,私が歩く数メートル先を,ヒョコヒョコと歩き続ける.ときどき後ろを振り返りながら・・・まるで私を馬鹿にしているようである.
”さて,これからどこを回ろうかな・・・”
<あずま屋がある広場>
(後編へ続く)
(後編)の記事
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(執筆中)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
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梅雨の合間の鎌倉(前編);台峯緑地から葛原岡神社を経て源氏山公園へ
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