<裏大仏ハイキングコースから材木座方面を望む>
陽春の鎌倉;常磐緑地・桔梗山・源氏山公園・台峯緑地周遊
(独り散策)
2020年5月28日(木) 曇・多湿
<ルート地図>
■全体図
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■大仏ハイキングコース
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※現地案内図を撮影
<常磐山緑地>
■何だかスッキリした気分
現在,私は趣味の老人学生である.趣味とはいえ,時にはしゃかりきになって,専門書をを読まなければならないこともある.4月以来,このところ毎日午前中は,結構真面目に専門書を読んだり,ちょっとした書き物をしたりで,毎日を過ごしている.ある意味では,コロナ騒ぎの影響で「檻の中の熊さん」状態がプラスに働いたのではないかと思っている.
・・・で,つい2~3日前に非常事態宣言が一応解除されたので,これを機会に毎日歩数を記録する煩わしさから解放され,あまり歩数ノルマを気にせずに,鎌倉市街に出ようと思えば出られる自由さが一層私の気分を高揚させてくれる.檻の外へ気兼ねなく出られることになると,今度は逆に総積極的に市外に出ようという気にもならなくなるから,人の心って結構天邪鬼なものだなと思う.
さて,そんな訳で,今日は鎌倉市の外へは一歩も出ずに,市内の常磐緑地,桔梗山,大仏ハイキングコース,源氏山公園,葛原岡神社,台峯緑地,山崎をのんびり一周してきた.なお,今回は,明日(5月29日)予定の某山歩きグループの鎌倉案内の下見を兼ねている.もちろん「3密の原則」を遵守しての道案内である.
■こかげ道分岐
鎌倉中央公園清水塚口から大平山丸山住宅地の急坂をバス停梶原口まで下る.ここから送電鉄塔脇の極めて急な坂道を一気に登る.3分ほど登ると舗装道路が終わって,土道に入る.土道になるとなだらかな上り勾配の尾根道が続く.登山道の周囲の夏草が随分と繁茂し始めていて,蚊やアブが煩くつきまとう.どうやら心地よく歩ける春の山から蒸し暑い夏の山になり掛かっているようである.
13時39分,こかげ道分岐に到着する.右折して木陰道に入ると八雲神社方面に向かう尾根道を下ることになるが,今日は右折して峰山山頂を目指すことにする.
<こかげ道分岐>
■広場からの眺望
こかげ道分岐のすぐ先の広場から,材木座方面の風景を楽しむ.
靄が掛かっているのが,あまりスッキリとは見えないが,風景を眺めながら,30秒ほどここで給水休憩を取る.
■峰山山頂
なだらかな上り勾配の道が続くが,峰山山頂付近でちょっと勾配が急になる.馬の蹄跡で山道がかなり荒れているのを気にしながら,峰山山頂に到着する.辺りには人気が無く,静まりかえっている.山頂から木の間を通して,材木座方面の海岸線が見えている.
<峰山山頂>
■旧野村総研跡
峯山から先は山道の状態が少し悪くなる.馬の蹄で掘り返された跡で道がさらに荒れている.常磐山を上り下りして,旧野村総研の建物前に到着する.建物付近は立入禁止になっている.
”コロナ軽症患者の宿泊場所として使えないかな・・・”
などとお節介なことを連想しながら建物の前を通過する.
<旧野村総研建物>
■旧野村総研グラウンド
建物からグラウンドまでは道幅が広い水平道が続く.広々としたグラウンドには誰も居ない.
ここでどっちの方向へ行こうかとちょっと迷うが,まあ序でだから桔梗山山頂を廻ってみようということにする.
<旧野村総研グラウンド跡>
■馬で荒らされた山道
別に馬が歩いては困ると言うつもりはないが,折角の山道を荒らさないように歩けないかなと願うだけ.路肩が随所で崩れている,
とくに馬糞が落ちているのを見たときは,なんだかモロッコやペルーの山を連想してしまった.ここは子供達も訪れる場所,特に馬糞だけはご勘弁願いたいものである.
<馬の蹄跡と馬糞>
<桔梗山から源氏山公園へ>
■桔梗山山頂
グラウンド入口から少し戻って,竹林の中に入る.遊歩道の階段に沿って坂道を登る.途中で左手の枝道に入るとすぐにタイル敷きの狭い広場がある.この広場は一体何だったんだろう? 広場の先に踏み跡があるので何気なく踏み込む.踏み跡はすぐになくなってしまったので,仕方なく竹林の間を適当に歩いて,桔梗山山頂に到着する.
桔梗山山頂で,1~2分,給水休憩を取る.木の間から大船方面の景色が見えている.
<桔梗山山頂>
■源氏山公園
桔梗山山頂から山道を下って,裏大仏ハイキングコースに突き当たる.こちらの道は道幅も広くて今まで歩いてきた道と比較すると,まるで銀座通りに出たような気分になる.何だかホッとした気分で左折して源氏山公園方面へ向かう.
途中,鎌倉逗子方面の眺望が良いところで立ち止まって写真を撮る(冒頭の写真).
源氏山公園に到着.やっぱり公園は風景の見栄えも良いし,気分が晴れる.
<新緑が綺麗な源氏山公園>
■葛原岡神社
園内を散歩しながら葛原岡神社に到着する.
駐車場で駐車している車が,これまでに比べて少し増えたような気がする.3密を心配するほどではないが,これまでより少し人が増えたような気がする.
<葛原岡神社>
■あじさいが咲き始めた
葛原岡神社から山ノ内方面へ向かう.
道の途中のアジサイが咲き始めた.そういえばもうすぐ梅雨時だなと思いながら,アジサイの脇を通過する.
<アジサイが咲き始めた>
<台峯緑地>
■台峯の展望台
山の上通りに突き当たる.
南管理事務所脇から枝道に入る.ほんの100~200メートル歩くと砂利道に変わる.老人の畠跡の先にある三叉路を左へ.土道に変わる.
台峯へ向かう道を左に見送って,台峯の展望台に到着する.先客は中年女性二人組.軽く会釈して離れた場所でほんの1~2分,立ち休憩を取る.
前方には相変わらず六国見山がスッキリと見えている.
<台峯の展望台からの眺望>
■北鎌倉女子学園グラウンド上
続いて北鎌倉女子学園グラウンド上へ.残念ながら富士山も丹沢の山々も全く見えない.
グラウンドを見下ろすと,コロナ騒ぎでグラウンドを使っていない間に随分と夏草が繁茂してしまった.上からカメラの望遠で見下ろすと,まるでサバンナのような美しい風景に変わっている.でも,これから整備するのが大変だなと同情する.
<北鎌倉女子学園グラウンドの夏草>
■尾根の広場
台峯緑地の尾根道に入る.広々とした尾根道は正直なところ常磐緑地よりずっと居心地が良い.ただちょっと歩く距離が短いのが残念.
尾根の広場に到着する.
誰も居ない.
夏草がかなり大きくなっているので,ここで適当に座って休憩というわけにもいかないなと思いながら通過する.
<尾根の広場>
■大船観音が見える
広場付近の木の間から大船観音がよく見える.大船観音の下に見える市街地は大船付近.
なだらかな下り坂をしばらく歩くと,土道が終わって,舗装道路に変わる.
<大船観音が見える>
<山崎から鎌倉中央公園へ>
■神明神社
やがて神明神社が見え始める.
その先,山崎切通で広い道に突き当たる.ここで左折.すぐに山崎小学校沿いの道になる.緩やかな下り坂が続く.進行方向左手は山,右手は旧国鉄官舎跡.今は大規模なマンション群になっている.
やがて薬師堂跡の三叉路に到着する.この三叉路を左折,さらにその先にある三叉路を左折する.この道は鎌倉中央公園山崎口に突き当たって終わりになる.
<神明神社を見下ろす>
■鎌倉中央公園
山崎口から鎌倉中央公園に入る.新緑がとても綺麗.犬を連れてお散歩中の人が何人か居る.
園内の施設はコロナ非常事態が解除された以降も相変わらず使用禁止になったまま.
<新緑が美しい>
■無事清水塚入口に帰着
園内の緩やかな上り坂を歩く.
花を愛でながら,最後の坂道を登って,15時40分,無事,振り出しの清水塚口に戻る.今回の歩数は12,496歩.
”なあ,そんなところだろうな…”
と予想していた歩数にピッタリ.予想が当たるのもコロナ騒ぎで取得した技かなと苦笑いする.
<鎌倉中央公園にて>
<ラップタイム>
13:19 鎌倉中央公園清水塚口歩き出し
13:34 梶原口(常磐緑地登山口)
13:39 こかげ道分岐
13:51 峯山山頂
13:57 御所ノ内分岐
14:01 旧野村総合研究所
14:05 旧野村総研グラウンド
14:07 桔梗山入口
14:18 桔梗山山頂(14:20まで給水休憩)
14:25 裏大仏ハイキングコースに合流
14:32 源氏山公園
14:36 葛原岡神社
14:44 山の上通り
14:47 南管理事務所
14:50 山ノ内の展望台
14:54 台峯の展望台(14:56まで展望休憩)
14:57 北鎌倉女子学園グラウンド上
15:04 尾根の広場
15:14 山崎小学校前
15:20 薬師堂跡
15:28 鎌倉中央公園山崎口
15:40 〃 清水塚口着
[散策記録]
■水平距離 6.66km
■沿面距離 6.70km
■累積標高(+) 257m
■累積標高(-) 257m
■所要時間 (休憩時間を含む)
鎌倉中央公園清水塚口歩き出し 13:19
鵠沼海岸駅 15:40
(所要時間) 2時間21分(2.35h)
歩行速度 6.70km÷2.35h=2.94km/h
■総歩数 12,496 歩
■歩幅 6.70km÷12,496歩=0.000553km/歩
(55.3 cm/歩)
■歩行ピッチ 12,496歩÷2.35h=5,306.0歩/h
5,306.0歩/h÷60分/h÷60秒/分=1.47歩/秒
※ほとんどが山道歩きだったために歩幅は短く,歩行ピッチも少なかった.
(おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f3d077f0de8f1d1d93026b40907cf29b
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
(なし)
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