Quantcast
Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2690

コロナに負けず鎌倉散策;大仏切通・裏大仏ハイキングコース・台峯緑地縦走

$
0
0

              <大仏切通にあるやぐら>

  コロナに負けず鎌倉散策;大仏切通・裏大仏ハイキングコース・台峯緑地縦走
             (独りウォーキング)
          2020年5月18日(月) 晴

<ルート地図>

■コース全体図

←クリック拡大

■裏大仏ハイキングコース(現地案内板を撮影)

←クリック拡大

<大仏坂切通>

■バス停火の見下へ
 久々に大仏切通を全部歩いてみようかなと思う.このように当面の行き先を決めることができると,ずいぶんと気が楽になる.
 何時ものように,12時29分,鎌倉中央公園清水塚口から,深沢方面に向かって歩き出す.まずは,大平山・丸山住宅地内の下り坂を深沢方面へ向かう.
 13時04分,バス停深沢で藤沢鎌倉道と交差し左折,鎌倉方面に向けて歩く.
 13時15分,梶原口を通過.つづいて,13時24分,信号八雲神社前を通過する.この辺りから少し上り坂となる.
 13時26分,バス停火の見下に到着する.多分,昔はこの辺りに火の見やぐらのようなものがあったんだろうか,今は火の見がどこにあるのか私には分からない.とにかくここには江ノ電バスと京急バスのポールが2本並んで立っている.実はここが大仏坂切通の入口である. 

<バス停火の見下>

■大仏切通のやぐら群
 バス停費の見下で左折して路地に入る.路地はすぐ先で右へ直角に曲がる.その先にはいくつかの枝道があるので,初めてここを訪れた人には少し分かりにくいかもしれない.民家の軒下のような所を抜けて,13時28分,大仏切通に到着する.
 ここから先は土道になる.土道に入った途端にまるでタイムマシンにのって鎌倉時代に逆戻りしたかのような雰囲気になる.土道を少し先へ進むと,進行方向左手の小高いところにやぐら群がある(冒頭の写真).やぐらが作られてから,長い年月が経過している.そのために,やぐらも大分浸食が進んでいて,当時の姿を忍ぶ余地もないが,かつては煌びやかに装飾されていたに違いない.
 鎌倉時代に戻ったつもりになって想像してみる.すると,平地から山越えの切通に入った途端に,目の前に絢爛豪華なやぐらがずらりと並んでいたに違いない.旅人は,このやぐら群を見上げながら,
 ”ああ,ついに鎌倉に到着したな…”
と一息入れていたに違いない.

<大仏切通のやぐら群>

■鬼気迫る雰囲気の切通
 やぐら群を過ぎると,いきなり急坂になる.坂道の両側には切り立った露岩が聳えている.岩肌は苔むしていて,草木が頭上に覆い被さっている.昔はいとやんごとなき姫君も,こんな鬼気迫るところを通っていたんだなと想像しながら,切り通しを歩く.


<鬼気迫る切通>

■切通の中間点
 13時38分,切通の中間点に到着する.ここから住友常磐住宅地からの入口になっている.中間点には「高徳院(大仏),火の見下」の矢印がついた案内杭が立っている.
 前回,大仏切通を通ったときは,この中間点から火の見下方面に抜けた.そこで今回はそのまま切通を通って高徳院方面へ向かうことにする.

<切通の中間点>

■台風の傷跡
 中間点から先,高徳院側は尾根沿いのトラバース道が続く.ほぼ水平に近い平坦な道が続く.途中に,昨年末の台風で倒れた大きな木が道をふさいでいる.倒木の下をくぐって,先へ涼む.切通の終わりに近いところで,裏大仏ハイキングコースのある尾根に突き当たる.この尾根を超えるためにまずは数十段の階段を登る.

<台風で倒れた大きな木が道に横たわっている>

<裏大仏ハイキングコース>

■裏大仏ハイキングコースに合流
 13時43分,峠を越える.
 今度は長くて急な下り階段になる.峠からは大仏付近の展望が開けて見える.こうして見ると鎌倉は山ばかりなことが分かる.
 長い階段を下って,13時45分,裏大仏ハイキングコースに突き当たる.突き当たりを左折して,裏大仏ハイキングコースに入る.今度は,しばらくの間,ジグザクで急な上り階段が続く.

<裏大仏ハイキングコースに合流>

■ウグイスが啼く静かな散策路
 急坂を過ぎるとしばらくの間は小さなアップダウンが連続する尾根道歩きになる.周囲の森からウグイスの啼く良い気分の尾根道である.この辺りには杉の植林は全くなく,すべてが闊葉樹の自然林である.だからなんと言っても青葉がとても美しくて癒やされる.

<ウグイスが啼く森の中を歩く>

■空中喫茶「アトレ(一樹)」
 13時59分,空中喫茶「アトレ(一樹)」の前を通過する.もう大分前に,散策仲間と一緒にここでビールを楽しんだことがあったが,あのときのメンバーは今どうしているかな・・・などと,いろいろなことを連想しながら通過する.

<空中喫茶「アトレ(一樹)」入口>

■常磐緑地分岐
 アトレを過ぎて暫くすると道が険しくなる.まるで丹沢の大倉尾根を連想させるようなきつい階段道もある(短いけど・・・).
 14時10分,佐助稲荷奉免への分岐を通過する.さらにその先にある常磐緑地への分岐点を,14時12分に通過する.その先も急傾斜の階段道になる(あまり長くはないが・・・).

<常磐緑地分岐>

■鎌倉材木座方面の見晴らし
 14時15分,土の山道が終わって,尾根沿いの住宅地に入る.
 14時20分,進行方向右手に鎌倉を一望できる場所がある.ここで,30秒ほど写真タイムを取る.
 大陸の黄砂が届いているのか分からないが,天気が良いのにもかかわらず,遠くの風景が何となく霞んでいる.

<鎌倉材木座方面の見晴らし>

<源氏山公園>

■美しい新緑
 14時22分,源氏山公園に到着する.公園入口の鮮やかな新緑が,ぼんやりとした私の頭に染みこむ.途端に目が覚めたような気分になる.源氏山公園の中でも,ここの一角が四季を通じて一番美しいところだなと思っている.
 新緑を十分に堪能してから,葛原ヶ岡へ向かう.

<新緑が見事な源氏山公園>

■天園の山々
 葛原岡神社の駐車場に到着する.毎度のことながら,ここから天園の山々の展望を楽しむが,黄砂のためか天気が良いにもかかわらずずいぶんと霞んでいる.

<葛原岡神社駐車場から天園を望む>

■葛原岡神社
 続いて葛原岡神社を詣でる.ただし鳥居の前で・・・
 ここの鳥居の形式は紛れもなく靖国鳥居で,注連縄は相撲の横綱に似た豪華なものである.

<葛原岡神社>

<台峯緑地>

■台峯の展望台
 14時32分,源氏山公園から,南管理事務所のある山の上通り方面へ向かう.
 14時38分,山の上通りに突き当たる.そのまま直進して,南管理事務所前で右折して,台峯緑地に向かう尾根道に入る.右側に建っている民家の前辺りで舗装道路から砂利道になる.老人の畠跡付近までは自動車でも入れるが袋小路,その先は細い道が二股に分かれているが,今日は尾根沿いの左側の道を選ぶ.
 14時49分,台峯の展望台に到着する.ここも以前は農地だったところ.今は公園風に整備されている.
 目の前に,ちょっと霞んだ六国見山が見える.何時もながら,ここからの眺めは実に素晴らしいなと思う.もちろんここで写真タイムをとる.

<六国見山遠望>

■大櫻付近からの眺望
 14時51分,北鎌倉女子学園グラウンド上に到着する.
 空気が澄んでいれば,ここから富士山と丹沢の山々がよく見えるはずだが,今日はどちらも見えない.グラウンド脇から台峯緑地の尾根道に入る.
 14時59分,大櫻に到着する.立ち止まって気の間から横浜方面をのぞき込む.すぐ近くの小袋谷付近の町並みは見えるものの,その先はまるで大きな湯船に入ったように霞んでいてほとんど何も見えない.

<大桜付近から横浜方面を望む>

■大船観音が見える
 14時57分,尾根の広場に到着する.ここも元畠だったところ.今日は珍しく広場には誰も居ない.
 樹木の間から大船観音と大船付近のビル群が見えている.

<大船観音が見える>

<山崎を経由して出発点の清水塚口へ>

■神明神社遠望
 15時03分,台峯緑地の土道が終わって,舗装道路になる.山崎の切通で,神明神社へ下る道路に突き当たって,台峯緑地の道は終わりになる.三叉路を左折して,山崎小学校方面へ向かう.
 山崎小学校の正門前を通過して,薬師寺跡に向けて緩やかな坂道を下る.

<神明神社>

■誰も居ない鎌倉中央公園
 15時13分,薬師寺跡の三叉路に到着する.三叉路を左折する.緩やかな下り坂を100メートル足らず下って,次の三叉路をまた左折する.ここからは小川沿いの住宅地が続く.
 くねくねと曲がりくねった道を小川の上流に向かって歩き続けて,15時20分,鎌倉中央公園清水塚口に到着する.犬の散歩をさせている2~3組の人たちとすれ違いながら,15時30分,本日の終点,清水塚口に到着する.
 本日のお散歩は,歩行距離8.50キロメートル,歩数14,004歩であった.天気予報では週末は雨.雨の中の散歩は気が進まないので,多分,8,000歩までは歩かないだろう.今日これだけ歩いておけば,歩数の貯金は約6,000歩.まあ,まあ,これで良いかなと思う.

<山崎口付近の広場>

■無事帰着
 清水塚口からほどほど歩いて無事帰宅する.
 実は,5月20日,13時00分締め切りのレポートが未完のままである.Web経由の提出なので,締切時間を1秒過ぎてもリジェクトされてしまう,人間以上に容赦がなく厳密なのが実にWebらしいところである.
 ”あと,もう少しがんばらなければ・・・”

<ラップタイム>

12:49  鎌倉中央公園清水塚口歩き出し
12:58  大慶寺
13:02  等覚寺
13:04  深沢交差点
13:15  梶原口
13:26  バス停火の見下(大仏切通入口)
12:28  大仏切通中間点(住友常磐住宅口)
13:45  裏大仏ハイキングコースに合流
14:01  浅間神社分岐
14:22  源氏山公園入口
14:32  葛原岡神社発
14:38  山の上通りに合流
14:41  南管理事務所
14:49  第峯の展望台
14:57  尾根の広場
15:03  山崎登山口
15:07  山崎小学校正門前
15:11  山崎ひめしゃら公園
15:13  薬師堂跡
15:20  鎌倉中央公園山崎口
15:30    〃   清水塚口着

[ウォーキング記録]

■水平距離            8.45km

■沿面距離            8.50km

■累積標高(+)         287m

■累積標高(-)         287m

■所要時間 (休憩時間込み)
 鎌倉中央公園清水塚口歩き出し  12:49
     〃     着     15:30
  (所要時間)        2時間31分(2.52h)
 歩行速度          8.52km÷2.52h=3.37km/h

【補足資料】

■総歩数            14,004歩

■歩幅             8.52km÷14,004歩=0.000607km/歩
                        (60.7cm/歩)
■歩行ピッチ          14,004歩÷2.52h=5,557.1歩/h
                5,557.1歩/h÷60分/h÷60秒/分=1.54歩/秒
                               (おわり)

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         コロナに負けず鎌倉散策;所用で大船往復
                (単独散策)
          2020年5月19日(火) 雨のち曇

 午後からウグイスの啼き声を聞きながら,大船駅まで少し回り道をしながら往復した.絶えず風の音が聞こえていた.
 コース;鎌倉中央公園清水塚口→大船駅周辺→清水塚口

<ラップタイム>

13:10  鎌倉中央公園清水塚口歩き出し
13:15  薬師堂跡
13:43  田園(電下)踏切
13:50  大船(14:39まで;ロスタイム0:48)
14:50  田園(電下)踏切
15:09  薬師堂跡
15:27  清水塚口着

[散策記録]

■水平距離            5.32km

■沿面距離            5.32km

■累積標高(+)          83m

■累積標高(-)          83m

■所要時間 (ロスタイムを除く)
 鎌倉中央公園清水塚口歩き出し   13:10
      〃    着      15:27
      ※ロスタイム        0:48 
 (所要時間)          1時間28分(1.47h)              
 歩行速度             5.22km÷1.47h=3.61km/h

【補足資料】

■総歩数              9,425歩

■歩幅              5.32km÷9,425歩=0.000565km/歩
                          (56.5cm/歩)
■歩行ピッチ           9,412歩÷1.47h=6,402.7歩/h
                 6,402.7歩/h÷60分/h÷60秒/分=1.78歩/秒                                       
                             (おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/98a7d9245dd3d9ebee5d28bbda3d3e67
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
(なし)

お断り;
 これらの記事は,私のボケ防止と趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
  また,当ブログ記事を読んで,不快になられた方は,以後,当ブログへのアクセスはご遠慮下さい.
 なお,古い記事には顔写真が掲載されていますが,すべてご本人の了承を得た上で掲載したものです.



Viewing all articles
Browse latest Browse all 2690

Trending Articles