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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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コロナに負けず鎌倉散策;水道山・台峯緑地・六国見山・北鎌倉周遊(後編)

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               <六国見山(富士塚)山頂からの眺望>

     コロナに負けず鎌倉散策;水道山・台峯緑地・六国見山・北鎌倉周遊(後編)
             <<六国見山森林公園・北鎌倉・日当公園>>
                (独りウォーキング)
              2020年5月10日(日) 雨のち曇 (つづき)
前編の記事
  ↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f1b88d0bb110cd390ca78ee448a15338

<ルート地図>


←クリック拡大
*再掲

<六国見山登山口へ>

■権兵衛踏切から西管領屋敷へ
 鎌倉街道に突き当たってから,結局,左に曲がる.理由は何もない.ただ,漫然と・・・
 コロナ騒動の最中なのに,結構自動車の往来が多いなと思いながら,西管領屋敷(地名です)に通じる権兵衛踏切入口に到着する.
 ”せっかく,ここまで来たんだから,六国見山へ登ってみるか・・・”
 ということで,この曲がり角で,初めて六国見山に登る気になる.
 13時44分,権兵衛踏切を渡る.
 西管領屋敷は突き当たりが長い上り階段になっている狭い道である.道路の両側には立派な家が建ち並んでいる.先へ行くにつれて道の上り勾配がだんだんときつくなり,息が切れる頃,傾斜が急で長い階段に突き当たる.やけくそで,もの凄い勢いで階段を登り始める.階段が何段あるか分からないが,階段の最後に到着する頃はすっかり暑くなり呼吸も荒くなる.
 一息つこうと思って,今登ってきた階段を振り返ると,すばらしい風景が広がっている.
 階段を登り切ると高野の住宅地が広がっている.

<西管領屋敷突き当たりの階段を登ったところからの眺望>

■六国見山登山口
 住宅地内の長い上り坂を,ひたすら歩く.これまでたいした上り坂がなかったので,結構なピッチのまま登り続けるが,さすがにだんだんと身体が熱くなってくるのが分かる.
 ”まあ,いいか・・・”
で歩行速度を余り落とさないまま登り続けて,14時丁度に六国見山森林公園入口に到着する.
 登山口には「六国見山森林公園」と墨書した木の杭と六国見山の地図が取り付けられている.

<六国見山登山口>

<六国見山山頂(富士塚)>

■急な階段道
 登山口から六国見山(富士塚)までは,急坂の階段道である.距離はそれほど長くはないが・・・
 でも,ほんの少しばかりの間,塔ノ岳の大倉尾根の階段に似た雰囲気が味わえる.だから気分良く全速力で駆け上がるように登って,14時07分,富士塚山頂に到着する.さすがに汗が出る.結局,登り口から富士塚山頂までの所要時間は7分ほど掛かっている.
 ”なんだ・・・ちょっとがんばった積もりだったけど大したことないな・・・”
 珍しく先客が居ない.
 展望テラスから海の方を眺める.左手前方に材木座海岸から逗子方面の海がとてもよく見えている(冒頭の写真).その右手には,たった今歩いていた台峯緑地の山々が見えている.
涼風が海の方から吹き上げてくる.

<富士塚山頂から鎌倉材木座・逗子方面を望む>

■横浜方面の眺望
 富士塚山頂のベンチに座って小休止.給水をしながら,横浜方面を望む.
 みなとみらい地区の高層ビル群が手に取るように見える.
 ”コロナ騒ぎがなければ,今頃,あそこで展覧会が開かれているシーズンだな・・・”
と思いながら,目の前に広がる風景を眺める.

<横浜方面の眺望>

<六国見山は双耳峰>

■台風の爪痕
 富士塚山頂で3分ほど休憩を取って,14時10分,六国見山山頂を目指して,再び歩き出す.山頂までは尾根伝いの道である.
 2~3分歩くと,昨年秋,このあたりを襲った台風の爪痕が残っている場所に到着する.大きな倒木が登山道を塞いでいる.その倒木を迂回する臨時の登山道ができている.こんな場所が30~40メートルほど続く.

<台風の爪跡>

■稚児の墓
 富士塚山頂から3分ほど歩いた所の右側に稚児の墓がある.宝筐印塔の先頭部分だけが残っているのではないかと,私は勝手に解釈している.ここは由比の長者の娘の墓だと言われている.墓は心なしか以前より傾きが大きくなったような気がする.
 尾根道はほぼ水平に近い緩やかな傾斜になっているが,この稚児の墓あたりが鞍部になっていて,このあたりから先は緩やかな上り坂になる.

<稚児の墓>

■六国見山山頂
 14時16分,六国見山山頂(標高147メートル)に到着する.山頂にはほとんど何もない.登山道の脇にコンクリートブロックがおかれていて,そこに「六国見山」と書いてあるだけ.この標識もどなたかが置かれたもののようである.
 山頂らしき所は周囲が森林になっていて,眺望は全くない.

<六国見山山頂>

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■明月谷へ
 山頂から先はかなり急な下り坂が連続する.足下も荒れているので,山道に馴れていない人には少々歩きにくいかもしれないなと思いながら下山し続ける.
 14時22分,明月谷側の登山口に無事下山する.ここからは舗装道路になる.数年前までは登山口近くにもの凄く吠える犬が居たので,犬が苦手な私は,こちら側に下山するのがいやだったが,今は犬も居なくなったようである.
 細い路地道を下って,14時27分,明月谷に到着する.

<明月谷に下る階段入口>

■明月院は閉鎖
 明月谷を下って,14時33分,明月院前に到着する.
 明月院は新型コロナ対策のために,山門は閉じたまま.なるほどと合点.もうすぐアジサイのシーズンである.明月院のアジサイを見に来る観光客で,例年,このあたりは大賑わいになる場所である.
 明月院前を通過して,途中から右手の路地に入る.

<明月院は閉鎖>

■円覚寺
 路地を抜けて,14時40分,円覚寺に到着する.階段の登り口に何か看板が立っている.近づいて読むことはしなかったが,多分,コロナで拝観禁止というようなことが書かれているんだろうと想像する.

<円覚寺入口>

■円覚寺前踏切
 円覚寺前の踏切で,たまたま横須賀線の電車が上下ともに通過するために,少し長い時間待たされる.お陰ざまで,北鎌倉駅で上下の電車が停まっている素晴らしい写真を撮ることができた.

<円覚寺前踏切>

■北鎌倉駅
 円覚寺前踏切を渡って,14時43分,北鎌倉駅に到着する.
 いつもと違って,北鎌倉駅前はほとんど人が居なくて閑散としている.

<北鎌倉駅>

<北鎌倉から鎌倉中央公園淸水塚口>

■北鎌倉の路地道
 北鎌倉駅前から近道の路地道に入る.くねくねと折れ曲がる道を”ほっ”とした気分を味わいながらゆっくりと歩く.自動車の音が全く聞こえないのがうれしい. 

<路地道に入る>

■稲荷神社
 路地の一角にある稲荷神社を詣でる.立派な明神鳥居の先に小さなお社が建っている.お社の軒下に,「正一位稲荷大明神」と書いた額が取り付けられている.

<路地の稲荷神社>

■老人の畠跡
 北鎌倉の住宅地から,西瓜ヶ谷沿いの山道に入る.ここもかなり急な階段道である.少々時間も押しているので,全速力で坂道を登り続ける.
 尾根に出る.ここで第峰の展望台からの道と合流して,15時02分,老人の畠跡に到着する.
 ここからは,つい先ほど登っていた六国見山が良く見えている.

<老人の畠跡から六国見山を望む>

■日当公園
 南事務所手前で右折して砂利道に入る.道なりに歩いて山の上通りに合流する.坂道を下って,15時09分,S字坂三叉路にある日当公園に到着する.
 日当公園から先は,もう枝道には入らずに山の上通りをひたすら歩く.

<日当公園>

■無事,淸水塚口へ
 バス停山の上中央に差し掛かったときに丁度大船行のバスが到着する.ついつい乗りたくなるが,ぐっと我慢.バスの乗客は1人のようである.
 15時16分,山の上ロータリーを通過する.丁度そのときデマンド運行をしていたさきほどのバスが私を追い越していく.どうやら少し乗客が増えているようである.
 15時20分,ようやく鎌倉中央公園淸水塚口に戻る.所要時間2時間31分,総歩数15,243歩であった.
 ここで記録を止めて,○○分で帰宅.
 丁度そのとき,近くに住んでいる次女が旦那と一緒に我が家へ.母の日の祝.マスクをしたまま互いに2メートルの間隔を置き,風通しを良くした状態で,しばらく雑談.なお孫たちは「若い子からジイサン,バアサンにコロナ移したらまずい」とのことで,我が家への来訪を自粛中.実にじれったいがやむを得ない.

<ラップタイム>

12:49  鎌倉中央公園清水塚口歩き出し
12:57      〃  山崎口
13:04  薬師堂跡
13:10  水道山山頂直下
13:16  神明神社
13:17  さくら青少年広場
13:19  台峯緑地入口
13:19  土道に入る
13:24  広場
13:26  大桜(13:27まで給水休憩)
13:30  北鎌倉女子学園グラウンド上
13:32  台峯の展望台(13:34まで展望休憩)
13:36  再び北鎌倉女子学園グラウンド上
13:42  北鎌倉女子学園正門前
13:44  権兵衛踏切
14:00  六国見山森林公園登山口
14:07  六国見山山頂(富士塚)(14:10まで展望休憩)
14:12  稚児の墓
14:16  六国見山山頂
14:22  明月谷側登山口
14:27  名月谷
14:33  明月院
14:43  北鎌倉駅
14:50  稲荷神社
15:02  老人の畠跡
15:04  南事務所
15:09  日当公園
15:16  山の上ロータリー
15:20  鎌倉中央公園清水塚口着

[散策記録]

■水平距離                8.77km

■沿面距離                8.82km

■累積標高(+)             367m

■累積標高(-)             367m

■所要時間 (休憩時間込み
 鎌倉中央公園清水塚口歩きだし      12:49 
     〃     着         15:20
 (所要時間)                 2時間31分(2.52h)
 水平歩行速度             8.82km÷2.52h=3.50km/h
                  ※山道を歩いたにしては少し速い.
【補足資料】

■総歩数                     15,243歩

■歩幅                                                  8.82km÷15,243歩=0.000579km/歩(57.9cm/歩)
                  
■歩行ピッチ            15,234歩÷2.52h=6,045歩/h=100.8歩/分=1.68歩/秒
                                        (おわり)

<2020/05/10の総歩数>
   AM    鎌倉中央公園内        3,472(歩)
   PM    水道山・六国見山     15,234 
                           -------------------------------------------------- 
          (合 計)       18,715(歩)  

「鎌倉あれこれ」の次回の記事
(なし)

お断り;
 これらの記事は,私のボケ防止と趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
  また,当ブログ記事を読んで,不快になられた方は,以後,当ブログへのアクセスはご遠慮下さい.
 なお,古い記事には顔写真が掲載されていますが,すべてご本人の了承を得た上で掲載したものです. 





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