<源氏山公園の新緑>
コロナに負けずに鎌倉散策;常磐山・桔梗山・源氏山・台峯縦走(後編)
(独り散策)
2020年4月10日(金) 晴
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↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/414e6698c45868cde14751aa110591ed
<ルート地図>
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※再掲
<源氏山公園から葛原岡神社へ>
■木々の新芽が美しい公園
14時12分,源氏山公園に到着する.公園の木々の鮮やかな新緑が何とも美しい.まるで,紅葉と新芽が一緒になったような錯覚に陥ってしまう.
新緑を楽しみながら,ゆっくりと葛原ヶ岡へ向かって歩き続ける.
<源氏山公園の新緑>
■天園ハイキングコース遠望
あじさい小径を通って葛原岡神社に向かう.
14時22分,葛原岡神社の駐車場に到着する.この辺りまで来ると,観光客の姿も増えるが,コロナ騒動以前と比較すると人数はかなり少なめである.
駐車場の端から天園ハイキングコースが通っている山並みが見える.昨年の台風19号の被害があってから,このコースは進入禁止になっている.それ以来,このコースは一度も歩いていないので,とても懐かしい.
眼下に何軒かの民家が見えているが,扇ガ谷付近だろうか.
<天園ハイキングコース遠望>
■葛原岡神社
ものぐさして,葛原岡神社の鳥居の前で一礼しただけで参拝したことにする.
ここの鳥居は反り増し,額束がなく,笠木が丸太柱が2本だけ,貫が柱まで,貫が丸太ではないことから靖国鳥居ということになりそうである,またしめ縄は相撲の横綱のような形をしているのが面白い.
<葛原岡神社>
<山ノ内の尾根道>
■自動車道に突き当たる
14時26分,葛原岡神社を出発し,山ノ内配水池方面へ向かう.ここは進行方向右側から左側に下る急斜面に作られたトラバース道である.道路の両側に民家が建ち並ぶが,右側は崖上,左側は崖下に建っている.崖下の家は玄関が2階に作られている家が多いようだが,どちら側の家もなかなか眺望は良さそうである.
14時32分,このトラバース道は北鎌倉に抜ける自動車道に突き当たって終わりになる.突き当たったところに「鎌倉の縁結び葛原岡神社」と大書した看板が立っている.
ここで左折する.ここから先は桜並木が続く.
<北鎌倉へ抜ける自動車道に合流>
■南事務所
14時34分,山ノ内配水池手前に建っている南管理事務所に到着する.つい最近オープンしたようである.トイレも使えるようになっている.使用してみなかったが…
南事務所前から右折して山ノ内の路地に入る.
<南管理事務所>
<展望を楽しむ>
■山ノ内の展望台(老人の農地跡)
14時39分,山ノ内の展望台(老人の農地跡)に到着する.農地跡の片隅にある桜の花が実に見事である.それにしても,この空き地は,今後どうなるんだろう?
<山ノ内の展望台>
■台峯の展望台
14時42分,台峯の展望台に到着する.
今日も山桜が見事な六国見山がよく見える.毎度のことながら実に美しい風景である.眼下に見えるのは北鎌倉の住宅地,手前の山腹に見えるのは北鎌倉女子学園の校舎かな?
風景を眺めながら1分ほど撮影タイムを取る.
<台峯の展望台から六国見山を望む>
■北鎌倉女子学園グラウンドからの展望
14時46分,北鎌倉女子学園グラウンド上に到着する,西の空には薄雲が広がっていて,前方に聳える丹沢の山々も薄らとしか見えない,晴れていれば丹沢の左手に富士山が見えるはずだが,今日は全く見えない.
<北鎌倉女子学園グラウンド上からの眺望>
<台峯緑地の静寂を楽しむ>
■のどかな雰囲気の尾根道
北鎌倉女子学園グラウンド沿いに左折して,静かな山道に入る.私が知る限りの鎌倉の尾根道で一番安全でしかものんびりと散策できるのは,この尾根道だろうと思う.コロナ騒動以来,この尾根道を週に3~4回の頻度でお散歩しているが,何回歩いても飽きることのない素敵な山道である.
いつもはこの山道で人とすれ違うことは殆どないが,コロナ騒ぎで学校がお休みになっているためか,この尾根道で遊んでいる子供と出会うことが多い.この辺りにすんでいる子供は手軽に遊べる山野があってつくづく幸せだなと思う.
<長閑で静かな尾根道>
■尾根の広場
14時52分,ほんのちょっと急な下り坂を数メートル下って尾根の広場に到着する.ここは以前畑地だったようである.
暑くも寒くもないこの時期,この広場に敷物を敷きその上でひねもす昼寝をしていたいなと思うが,いつも帰りの時間を気にしながら通過している.今回ももう大分遅くなったので,道草せずに帰らなければ…ということでせっかくの広場を通過する.
<尾根の広場>
<山崎切通から魯山人釜跡へ>
■山崎切通へ下山
14時57分,山崎切通側の登山口に到着する.ここから先は急な下り坂ながら舗装道路となる.谷の向こうには山崎や台の住宅地が見えている.
<山崎切通側の登山口>
■神明神社と山崎小学校
急な舗装道路を下る.
右手前方に台にある神明神社のお社が見えている.この先突き当たりのT字型三叉路を左折し,15時丁度に山崎小学校正門前を通過する.
<神明神社と山崎小学校>
■魯山人釜跡
山崎小学校正門前から運動場の外周沿いの道を歩いて,15時02分,魯山人釜跡に到着する.
入口に建っている茅葺きの門は,何とか倒壊せずに残っているが,何とも哀れである.思わず平家物語を連想する.でも,一方では少し安堵する.
<魯山人釜跡の茅葺き門>
■倉久保の谷戸入口(矢戸ノ池入口)
せっかく魯山人釜跡まで足を伸ばしたついでに,矢戸ノ池入口まで行ってみる.ひょっとしたらもう通れるようになっているかなという期待もあったからである.
15時04分,矢戸ノ池に通じる矢戸入口に到着する.
入口には相変わらず「関係者以外立ち入り禁止」の看板が立てられたままになっている.その左手にある新設の駐車場らしい場所への入口も立ち入り禁止になっている.
まだ矢戸には入れないことを確認してから往路を戻る.
<矢戸ノ池入口>
<薬師堂跡から山崎へ>
■路傍の石塔群
倉久保から流下する小川沿いに緩やかな坂道を下り,15時10分,路傍の石塔群の前を通過する.
15時12分,薬師堂跡の三叉路を左折,さらにすぐその先の三叉路を左折して鎌倉中央公園に向かう路地に入る.
<路傍の石塔群>
<鎌倉中央公園>
■山崎口に到着
15時19分,鎌倉中央公園清山崎口に到着する.しし石付近の新緑が目にとても鮮やかである.もちろん声には出さないが,頭の中で,
”うわあ~…,すばらしいな”
と歓声をあげる.
<山崎口しし石付近>
■花筏
下池の畔に立つ.
湖面には沢山の花筏.早足で過ぎ去りつつある春を惜しむ.
ご近所の方々があちこちで散策している.飼い犬を連れた人も居る.一見,コロナ騒ぎなど無関係な長閑な雰囲気である.
<下池の花筏>
■清水塚口へ帰着
途中,クリスマスローズを眺めながら坂道を登って,15時30分,今回の散策の起点であり終点の清水塚口に無事戻る.総歩数は,12,626歩であった.
<清水塚口付近のクリスマスローズ>
<ラップタイム>
12:55 鎌倉中央公園清水塚口歩き出し
13:16 常磐緑地梶原口
13:19 こかげ道分岐
13:24 尾根の広場
13:26 八雲神社口分岐
13:30 殿山口分岐
13:33 峯山山頂
13:39 御所ノ内口分岐
13:42 野村総研跡地
13:47 野村総研グラウンド跡
13:54 桔梗山山頂
14:01 裏大仏ハイキングコースに合流
14:22 葛原岡神社(14:26まで)
14:34 南事務所前
14:39 山ノ内の展望台(老人の畠跡)
14:42 台峯の展望台
14:46 北鎌倉女子学園グラウンド上
14:52 尾根の広場
14:57 山崎切通口
15:02 魯山人釜跡
15:04 倉久保入口
15:12 薬師堂跡
15:19 鎌倉中央公園山崎口
15:30 〃 清水塚口着
15:30 鎌倉中央公園清水塚口着
[ウォーキング記録]
■水平距離 6.89km
■鉛面距離 6.92km
■累積標高(+) 261m
■累積標高(-) 261m
■所要時間 (休憩時間込み)
鎌倉中央公園清水塚口歩き出し 12:55
〃 着 15:30
(所要時間) 2時間35分(2.58h)
(=155分)
水平歩行速度 6.89km÷2.58h=2.67km/h
【補足資料】
■総歩数 12,626歩
■平均歩幅 6.89km÷12,628歩=0.000546km/歩
(=54.6cm/歩)
■歩行ピッチ 12,628歩÷155分=81.5歩/分
(=1.36歩/秒)
(おわり)
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
(なし)
お断り;
これらの記事は,私のボケ防止と趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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コロナに負けずに鎌倉散策;常磐山・桔梗山・源氏山・台峯縦走(後編)
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