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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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春風の鎌倉;鎌倉山・七里ヶ浜・稲村ヶ崎・由比ヶ浜縦走(2)

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                        <鎌倉山神社付近から江の島を望む>

         春風の鎌倉;鎌倉山・七里ヶ浜・稲村ヶ崎・由比ヶ浜縦走(2)
               <<鎌倉山から稲村ヶ崎へ>>
                (独りウォーキング)
              2020年4月2日(木)  晴
まえの記事(1)
  ↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/3cee59363f58f9928dc080b61d378cd5

<ルート地図>


←クリック拡大

<閑静な枝道>

■桜を眺めながら枝道に入る
 笛田公園のあずま屋から野球場などを左手に見ながら,緩やかな坂道を登って,裏手の出入り口から砂利道に出る.砂利道からの風景を堪能しながら歩いて,14時07分,鎌倉山のさくら通りに突き当たる.突き当たりを右折してから,ほんの10~20メートルほどさくら通りを登って道路を横断,そのまま反対側の鎌倉山1丁目16番地と28番地の間の脇道に入る.
 枝道に入ると直ぐのところに大きな桜がある.正に今が見頃.脇道に入ったらしばらくの間枝道には入らずに道なりに歩き続ける.進行方向右手は山,左手は谷である.谷間に見えているのは琵琶田の住宅地である. 
 この道は自動車にとっては袋小路になっているので,全くといって良いほど自動車は通らない.人通りも殆ど無い閑静な道である.

<さくら通りから枝道に入る>

■見晴らしの良い広場
 枝道に入ると左手の展望が開ける.遠くに見えている山並みはどこかな? 桜の花が見え隠れしている.手前の空き地はつい最近まで農地だったところ.この空き地の将来が気になるが,住宅地になるんだろうか.それとも,公園風のひろばのままで保存されるんだろうか.

<常磐緑地が見える>

■笛田に下るさくら通り
 目を少し左に転じると,笛田方面に下るさくら通りが見える.左に分岐する舗装道路は笛田公園の脇を通る道である.私が先ほど歩いた砂利道はさらに左の方にあるので,写真には写っていない.それにしても桜並木が見事だ.

<笛田に下るさくら通り>

■常磐緑地が見える
 14時12分,常磐緑地の山並みがとてもよく見える場所を歩いている.立ち止まって,数枚の写真を撮る.常磐緑地の至る所に山桜が咲き乱れているのが見える.山頂の白い建物は旧野村総合研究所の建物である.
 常磐緑地を眺めながら.
 ”桜が咲いている間に常磐緑地を一回りしなければ…”
とちょっと焦ったような気分になる.

<常磐緑地が見える>

<長い階段を登って尾根道へ>

■階段の入口に到着
 14時14分,進行方向右手の長い上り階段の入口に到着する.
 ”どうしよう? 登るか…!”
 何時もはこの階段を敬遠,そのままこの道の終わりまでの緩やかな登り道を辿る.そしてその先の短い階段を登るようにしている.
 ”日頃,運動不足だから,今日は,この階段を登っちゃおう…!”
と私の体内に巣喰っているもう1人の私が私をけしかける.
 ”…ん,なら登るか!!”
で登り始める,

<歓談の途中から上を眺める>

■階段を一気に登る
 この階段の段数を数えたことはないが,多分,百段ではきかないだろう.一気に登るとさすがに途中でへばりそうになるが,丹沢の大倉尾根を連想しながらドンドン登って,14時15分,階段上の自動車道に到着する.階段を登った所要時間は記録では1分ということになるが秒単位では計測していないので正確なことは分からない,多分1分00秒~1分59秒の間だろう.段数と正確な所要時間を計るべきだったなとちょっと後悔する.

<長い階段を登る>

■展望の尾根道
 階段を登って左折する,緩やかな上り坂が続く.この道は七里ヶ浜東方面への抜け道になっているのか,結構自動車が通る.自動車が気になって,落ち着いた気分にはなれないが,14時18分,ようやく鎌倉山の峠道に突き当たる.この突き当たりで,またもや右に行くか左に行くかで迷うが,とりあえずは,自動車に気をつけながら,目の前に広がる景色を何枚か撮る.
 海の向こうに見えている山々は,どうやら箱根のようである.

<箱根方面の展望>

<鎌倉山神社付近からの眺望>

■鎌倉山神社への分岐
 14時19分,三叉路に到着する.右手の道は七里ヶ浜東方面への抜け道.この道を50メートルほど下った右手には肉弾三勇士碑がある.折角だからこの碑も見物しようかなとふと思うが,もう時間が押しているので,今回は止めにしておこうと思う.
 素直に左折する.

<三叉路;ここから50メートルほど先の右手に肉弾三勇士碑がある>

■鎌倉山神社
 左折した道は,自動車にとっては袋小路になっている.そのため左折した途端に自動車の往来がなくなり,落ち着いた気分になる.進行方向右手は海,左手は山である.
 14時20分,鎌倉山神社に到着する.
 10数段ほどの階段を登ったところに社殿がある.先客の中年のご夫婦が社殿の前に居られるので,このお二人が参拝を終えるまで,暫時待ってから私も参拝を済ませる.

<鎌倉山神社>

■鎌倉山神社付近からの展望
 鎌倉山神社付近から江の島方面の展望が開ける(冒頭の写真).眼下に七里ヶ浜東から稲村ヶ崎付近の住宅地が広がっている.上空には雲が多く遠目はそれほど利かないが,遠くに見える山並みは伊豆の山々のようである.

<鎌倉山神社付近からの眺望>

■鎌倉逗子方面の眺望
 先ほどのご夫婦がスマホの画面を眺めながら,さらに先の方に歩こうとしている私を怪訝そうな面持ちで見ている,ちょっとお節介かなと思ったが,
 「ここからちょっと先に鎌倉方面がよく見える場所がありますよ…」
と助言する.ここで引き返したら勿体ないなと思ったから,
 「その先,道があるんですか…」
とスマホを眺めながら私に聞く.
 「自動車道は直ぐ先で終わりですが,遊歩道は先,ありますよ…」
ということで,取りあえずは鎌倉方面の見晴らしが良い自動車道の突き当たりまでご一緒する.
 14時28分,自動車道の終わりに到着する.ここから三浦アルプス,名越の切通,材木座,逗子方面の眺望が開ける.私のお気に入りの展望である.ご夫婦もこの眺望は初めて見たと喜んでいる.

<鎌倉逗子方面の展望>

<山道を経て稲村ヶ崎へ>

■七里ヶ浜配水池から住宅地を一気に下る
 14時28分,自動車道の突き当たりから左手の山道に入る.この道を歩くのは数ヶ月ぶりだが,その間に道の手入れがされたらしく随分と歩きやすくなっている.先ほどのご夫婦の七里ヶ浜配水池に着くまで私に同行することになる.
 山道を1~2分下って三叉路に到着する.今回は右折して七里ヶ浜配水池方面へ向かう.進行方向右手が山,左手が崖の土道を暫く歩く.やがて左手が配水池の柵沿いの山道が続く.
 14時38分,山道が終わって幅が広い下り階段に突き当たる.この階段を降りたところで,ご夫婦とお別れして,再び一人旅になる.一人になった途端に歩行速度を上げて歩き始める.
 時間が少し押してきたので,稲村ヶ崎の住宅地を一気に下って海岸まで出たいと思う.

<住宅地内の道を一気に下る>

■江ノ電稲村ヶ崎駅
 単調な住宅地内の道路を下り続けて,15時01分,江ノ電の稲村ヶ崎駅に到着する.
 いきなり海岸に出てしまうのもつまらないので,駅前で左折して江ノ電の線路沿いの道に入る.ちょうど駅に電車が停まっているが,新型コロナウイルスのためか電車はガラガラに空いているようである.

<江ノ電稲村ヶ崎駅>

■路傍の稲荷神社
 線路沿いの道を適当に歩く.
 15時03分,30メートルほどの袋小路の突き当たりに稲荷神社がある.このところ神社の鳥居に少し興味があるので,ちょっと寄り道してみる.

<路傍の稲荷神社>

■十一人塚
 15時06分,十一人塚に到着する.
 小さな空き地の奥に墓石が立っている.傍らの案内文によると.ここは新田義貞が鎌倉攻めのとき新田勢の大館氏11名が戦死したところとのこと.



←クリック拡大

■極楽寺川と稲村ヶ崎温泉
 15時07分,極楽寺川を渡って稲村ヶ崎温泉に到着する.
 残念ながら,この温泉の前を何回も通りながら,まだ一度も入浴したことがない.

<極楽寺川を渡る>

■江の島遠望
 15時10分,七里ヶ浜海岸に出る.江の島がよく見えている.
 ”久々に,海岸沿いに歩いてみるかな…”
 私は春の海岸を見た途端に,気が変わって,自動車の音がうるさいのを承知で,暫く海岸沿いに歩いてみようかなと思う.

<江の島遠望>
                                            ((3)につづく)
つづきの記事(3)
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(執筆中)

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 これらの記事は,私のボケ防止と趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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