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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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春爛漫の鎌倉・藤沢を歩く;深沢・新林公園・江ノ島道周遊(2)

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              <片瀬山から富士山を眺める>

   春爛漫の鎌倉・藤沢を歩く;深沢・新林公園・江ノ島道周遊(2)
            (迷走独りウォーキング)
         2020年3月20日(金) 晴れ
まえ(1)の記事
  ↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/9f7a2e4d9e2800f1c53cfd580bc5ef10

<ルート地図>

■全体図

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■江ノ島道

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<片瀬山1丁目をウロウロ>

■片瀬山北児童公園から歩き出す
 14時24分,片瀬山北児童公園を出発する.手許には『藤沢観光マップ』があるが,この地図は観光地を紹介する膣なので,住宅地の道はほとんど記載されていない.とにかく東へ向かえば片瀬川(境川)にぶつかることだけは分かっているので,まず今居る場所の方位を確かめなければならない.
 児童公園のフェンス際で,偶然,前方を見ると海が見えている.これでバッチリ,歩く方向が決まる.

<海が見える>

■初めて通る道
 片瀬山1丁目の道をほぼ西に向けて歩き出す.道の両側には270~300平方メートルほどの敷地に立派な建物が建ち並ぶ高級住宅地である.歩いていてこんなところに住めたら良いなと羨ましくなる.
 区画整理された道はわかりやすいようでわかりにくい.歩いている内に微妙に方向が違ってくる.帰宅後,地図を見ながらどこを歩いたのかチェックするが区画がしっかりした市街地ほど,同じようは十字路が沢山あって分かりずらい.
 とにかく歩いている内に,西方向に向かっていたはずの道が直角に曲がって行きたくない北の方向へしか行けなくなる.仕方がないので,胸の内だけで”チェッ!”と舌打ちをしながら,”嫌だな,嫌だな…”で,仕方なく北方向に向かう.
 14時31分,進行方向左手から,トラックがまるで沸き上がるような感じで突然現れる.
 ”あれ,こんなところに道があるのか…!”
 びっくりである.
 トラックが沸き上がったところに近づいてみると,ほとんど180度で鋭角に曲がる下り坂がある.もしトラックが出てこなかったら見落としそうな道である.
 ”シメ,シメ,…この道,下ってみよう…!”
 もちろん,私も初めて通る道である.こういうハプニングがあるから,出鱈目歩きは楽しいいんだ.楽しいんだ.楽しいんだ.かなり急な下り坂である.途中,くねくね曲がりながらどんどん低い方に向かっている.

<初めて通る下り坂>

■素晴らしい見晴らし
 下り坂が左手に大きく曲がる.すると,右手前方に素晴らしい鳥瞰が広がる.まず,真正面に富士山(冒頭の写真),右手に丹沢の山々が屏風のように見えている.手前には鵠沼方面と思われる住宅地が広がっている.
 もちろんここで写真タイムを取る.

<片瀬山からの眺望>

<片瀬川河畔と馬喰橋>

■片瀬川河畔に到着
 坂道を下り終えると片瀬5丁目付近の住宅地である.道なりに歩き進むと,14時41分,片瀬川左岸沿いの道に合流する.
 ”片瀬川に出られて良かったな”ということで,ホッとする.安堵感.
 西日を浴びて水面が光っている.前方に片瀬山入口の橋が見えている.

<片瀬川河畔>

■馬喰橋
 江ノ島道はこれまで何回か歩いたことがある.今,到着した場所の近くに源頼朝ゆかりの場所である馬喰橋(ウマクラバシ)が有るはずだが,さて現在地より上流にあるのか下流にあるのかがはっきりしない.折角だから馬喰橋の位置を是非確かめておきたいので,まずは川の上流に向かって200メートルほど遡ってみるが見当たらない.こんなに上流ではなかったなということで,今歩いた道を引き返す.
 案の定,先ほど河畔に到着した場所より少し下流の場所に暴露橋がある(14時47分).安堵.
 案内板の脇に,両岸がコンクリートの深い溝のような川が片瀬川に流れ込んでいる.
 ”それにしても,馬の鞍を橋代わりにするには,川幅がちょっと広いな…”
と奇妙な感じがする.もっともこの話は,12世紀頃のこと.今とは様子は全く違うんだろうな.



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※現地案内板を撮影

<岩谷不動明王>

■岩谷不動明王入口
 片瀬山入口に架かる橋(橋の名前失念)の袂を通過してほどなく,14時52分,岩谷不動明王入口に到着する.
 岩谷不動はここから枝道を5分ほど入ったところにある.往復すると10分以上の時間がかかるので,お参りしようか止めようか戸惑うが.まあ,折角だから岩谷不動まで急いで往復しよう

<岩谷不動明王入口>

■岩谷不動に到着
 左折して枝道へ入る.入口から先は真っ直ぐで真っ直ぐでないような道が続く.ほぼ緩やかな登り坂である.途中,何カ所か枝道があるので,いくらか戸惑うかが,14時55分,無事,岩谷不動に到着する.
 境内入口には立派な鳥居が立っている.最近,鳥居の形式に若干興味を持っているので,ついつい鳥居のことを記述したくなるが,度が過ぎると冗長になるので,云々は省略するが,この鳥居は明神鳥居系の台輪鳥居である.

<岩谷不動の立派な鳥居>

■岩谷不動
 境内はそれほど広くはない,突き当たりは断崖になっている.何となくジメジメしていて少し陰鬱な感じがする境内である.社務所の建物続きの場所に岩谷不動が祀られている.
 狭い空間の中なので,どうしても圧迫感がある.早々にお参りを済ませて,圧迫感から逃れるようにして外へ.

<岩谷不動>

<江ノ島道標と泉蔵寺>

■江ノ島道標
 14時57分,岩谷不動のお参りを終えて,往路を引き返す.
 15時00分,もとの江ノ島道に戻る,引き続き,江ノ島道を南に向かう.狭い道の両側には民家が建ち並んでいる.
 15時04分,片瀬小学校正門前を通過する.小学校の運動場を左手に歩き続けて,15時06分,江ノ島道標の前に到着する.この道標の由来は写真の通りである.
 江ノ島道標の隣が泉蔵寺の参道である.




■泉蔵寺
 引き続き泉蔵寺を詣でる.
 江ノ島道標が立っている隣が泉蔵寺参道である.泉蔵寺の裏手の崖地に墓地が広がっている.
 泉蔵寺の由来は写真の通りである.


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※現地案内を撮影

<諏訪神社下社>

■下社の参拝
 泉蔵寺前のY字型の分岐を右手に入る.相変わらずの住宅地内の道である.いったんバスが通る大通りに突き当たって直ぐに鋭角に左折し,15時13分,諏訪神社下社に到着する.大きくて立派な明神鳥居を潜って境内に入る.彼岸の時期のためか何人もの人たちがお参りに訪れている.



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※現地案内板を撮影

■大鳥居の扁額
 本殿に向かって境内の右側に大鳥居の扁額が飾られている.この扁額の前の路地が下社に向かう参道である.

<大鳥居の扁額>

■下社から上社へ
 下社から上社へ向かう.
 扁額が置かれている場所近くに上社への道順を示す案内板が立っているが,下諏訪公園沿いに左折,右折,左折,右折を繰り返す.
 図を見て分かったようでも,歩き出してみると右か左か混乱する.
 ”まあ,どっちでもイイカ”
で,適当に曲がり角を曲がりながら,なるべく高いところを目指すように歩く.

<下社から上社への道順>

<諏訪神社上社>

■参道は長い階段
 どうやら道に迷うこともなく15時20分,諏訪神社上社参道入口に到着する.下社の鳥居も上社と同じ明神鳥居である.
 目の前にとても長い階段が聳えている.この階段を見上げただけでうんざりした気分になる.でも,せっかくここまで北のだからと自分に言い聞かせて,目の前の階段を登り始める.

<長い上り階段>

■下社に到着
 階段を上り詰めて,15時22分,ようやく諏訪神社下社に到着する.
 ここは本格的な構えの神社である.これ以上中には入れないが,社殿前で神妙に頭を垂れる.


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※現地案内板を撮影

■皇大神宮
 下社に向かって右手奥に,境内社の皇大神宮がある.白い鳥居を潜るとその左手に皇大神宮の社殿がある.
 興味深いのは,皇大神宮の鳥居である.この鳥居は反り増しと額束がない上に,丸太状の笠木と貫,さらに貫が柱までしかないことから,神明鳥居系の一種である.


<皇大神宮>

■上社からの眺望
 上社は高い位置にあるので,ここからの眺望もなかなかなものである.
 目の前に江ノ島と江ノ島近くのビル群が見えている.
 15時28分,上社の参拝を終える.

<上社からの眺望> 
                                        ((3)につづく)
つづき(3)の記事
  ↓
(執筆中)

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 これらの記事は,私のボケ防止と趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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