<台峯緑地からの眺望>
春の鎌倉;神明神社・台峰緑地・源氏山・鶴岡八幡宮・北鎌倉迷走(前編)
(独り成り行き散策)
2020年3月17日(火) 晴
<ルート地図>
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<山崎から神明神社へ>
■取りあえずは鎌倉中央公園を通り抜ける
コロナなんかに負けてたまるかで,毎日,早朝から午前中は雑務や頭の体操(ブログを書くことなど)に使い,午後からは最低で5000歩,できれば15,000歩程度歩き回ることにしている(その反動で帰宅後眠くて仕方がないけど…).たまたま山仲間NOさんのフェースブックで「午後から15,000歩歩いたという記事を拝見して,私もまねしてみようかなと思った.
今回の目的は,鍵ららら時間内にできるだけ沢山歩くことにある.となればコースは何処でも良い.実は”何処でも良い”が一番困惑する.その理由は”どこそこへ行きたい”がないと取りあえずどっちへ歩いて良いかが定まらないからである.
でも,まあ,何時もの惰性で,取りあえずは鎌倉中央公園清水塚口から歩き出して公園を通り抜けて山崎の集落に入る.下の写真は山崎口.
<鎌倉中央公園山崎口>
■薬師堂跡
13時16分,薬師堂跡に到着する.薬師堂跡の三叉路で,またどっちへ行こうかと迷う.困ったものである.さんざん迷った末に,台方面に向かうことにする.
”何で下らないことで一々迷うんだ…!”
と私は自分自身の優柔不断さに嫌気がしてくる.
<薬師堂跡>
■六国見山遠望
13時23分,旧大船自動車学校跡地に到着する.広い敷地には自動車学校の痕跡が残っている.私はここに有った自動車学校で普通免許を取った.従って私の最終学歴は大船自動車学校卒ということになる.生来ぶきっちょな私は,普通免許を取得するのに随分と苦労したことを苦々しく思い出す.でもそんな大切な免許も2年ほど前に返上してしまった.
そんな自動車のことをいろいろと回想しながら空き地沿いの道を歩く.遠くには鎌倉の秀峰六国見山が見えている.
<旧自動車学校跡地>
■神明神社
旧大船自動車学校を通過して台の住宅地に入る.進行方向右手は水道山の山麓,左手の少し下に平坦地が広がっている.両側ともに似たような住宅が建ち並んでいる.
13時34分,神明神社に到着する.今回も横着して階段は登らずに下から神社を仰ぎ見てちょっと黙礼しただけで参拝を済ませる.
<石段の上に神明神社>
<台峯緑地縦走>
■出来心で台峰緑地へ
台の住宅地内には主要道路が3本ある.一番北側,真ん中,一番南側の3本である.いずれも北鎌倉方面へ向かうが,光照寺付近でまた一緒になる.どこを通っても良いが,今回は何となく一番南側,つまり台峰緑地の山裾を通る道を選ぶ.
13時38分,台峰緑地入口に到着する.
急に台峰緑地に登りたくなる.そこで,気が向くまま,右折して枝道に入ってしまう.枝道に入って最初の三叉路を右折して大きく右旋回する.すぐその先で舗装道路は途絶えて土道に入る.この道は直登に近い急坂である.短い酒見とはいえ全速力で登り続けるとたちまちの内に汗ばんでくる.
13時41分,台峰の稜線で山崎切通口からの登山道と合流する.ここから先は毎度お馴染みの散策路である.
<尾根道まで急登が続く>
■素晴らしい広場
13時45分,尾根の広場に到着する.春分がもう直ぐである.暖かい太陽の光が草原全体に降り注いでいる.時間が許せば,ここで呉座でも敷いて終日居眠りをしていたいようなところである.枯れ枝を通して周囲の風景が見下ろせる.それになんと言っても静かである.
でも,今日は歩き続けることがお目当てで散歩をしているので,休憩は取らずにそのまま歩き続ける.
<尾根沿いの広場>
■孫おろち桜
この尾根にも沢山の山桜が自生している.
13時50分,台峯山頂近くで,まだ若々しい山桜の巨木の前に到着する.鎌倉中央公園沿いの尾根道にあるおろち桜ほど沢山の枝分かれはないが,とにかく立派,威風堂々の山桜である.この山桜の下に立って梢を見上げる.
”そうだ! オレ的には,この桜を「孫おろち桜」と呼ぶことにしよう…”
と勝手に決める.
”…ん,なら,「子おろち桜」はどこなの…?”
と私の体内のもう一人の私が私に愚問する.
”決まってるじゃないか! おろち桜と同じ尾根の山崎沿いにある大きな桜だよ!”
と私は訳の分からないことを言う.
もうすぐ山桜が見頃な時節がやってくる.そのときはおろち桜,子おろち桜,そして孫おろち桜を見ながら一回りするコースを歩いてみよう! 今から楽しみである.
<立派な容姿の孫おろち桜>
<台峯緑地からの眺望>
■北鎌倉女子学園グラウンド上
13時54分,北鎌倉女子学園グラウンド上に到着する.
”ひょっとして,今日は富士山が見えるかな…?”
と期待したが,今日も残念ながら富士山は雲の中である.富士山の右手に位置している丹沢の山々もうっすらと山麓が見えるだけ.その手前の藤沢方面の町並みはよく見えている.
<北鎌倉女子学園グラウンド上からの眺望(丹沢方面)>
■台峯の展望台
13時56分,台峯の展望台に到着する.
相変わらず素晴らしい眺望である.正面に威風堂々の六国見山がどっしりと構えている.
山桜が咲き始めると,ここからの眺めは山桜で一杯になる筈である.私の偏見では,ここからの眺望は鎌倉でもトップクラスだと思っている.
今日は全コース全く休憩を取らずに歩こうと思ってはいるが,ここからの眺望には負けだ.眼下の風景を眺めながら1分ほど立ち休憩を取る.
<台峯の展望台からの眺望>
■山ノ内からの展望
尾根伝いに歩いて,14時01分,山ノ内の展望の良いところに到着する.ここはつい数年前まで何枚かの畑があったところである.畑地が放置されてから寸年の間,草ぼうぼうの荒れ地になっていたが,今は雑草が綺麗に刈り取られ,空き地になっている.ここは風致地区,そう簡単に宅地になることはないだろうと思うが,ちょっと気になる.
ここからも六国見山がよく見えているが,さきほどの台峯の展望台から見た六国見山より少し小さく見える,当たり前と言えば当たり前だが…
<山ノ内の空き地からの眺望>
<山ノ内配水池から銭洗弁天参道入口へ>
■山ノ内配水池
私は山ノ内配水池を経由して,自動車道の裏道を下って北鎌倉に降りるつもりである.
14時03分,山ノ内配水池近くに到着する.ところが路傍に咲いている山桜(かな?)があまりに美しいので,急に源氏山公園に行ってみたくなる.何と言っても源氏山公園は桜の名所だから…
<山ノ内配水池近くの桜>
■もうすぐ完成の建物
14時04分,山の上の桜並木の道路に突き当たる.突き当たりの三叉路に建設中の建物はほぼ完成しているようである.
この辺りの公園の管理事務所かな? なんだかトイレらしいものが見えているが…オープンするのが待ち遠しい.
三叉路を左折する.
<完成間近な建物>
■葛原岡神社の案内板
14時6分,銭洗弁天参道入口に到着する.入口には「鎌倉の縁結び葛原岡神社」の立て看板が立っている.
<銭洗弁天参道入口>
<源氏山公園>
■葛原岡神社
14時10分,源氏山公園(葛原ヶ岡)に到着する.ここは鎌倉でも有名な観光場所である,新コロナウイルス騒動の真っ最中にも関わらず結構沢山の観光客が訪れている.
<葛原岡神社>
■天園ハイキングコース沿いの山並みを望む
葛原岡神社の駐車場の片隅から天園ハイキングコース沿いの山々がよく見えている.昨年の台風19号以降,鎌倉の主要ハイキングコースは通行止めになったままなので,もうしばらくの間天園ハイキングコースを訪れていない.
”天園ハイキングコースは一体どうなってしまったんだろう…”
と想像しながら,天園の山々の写真を撮る.
<葛原岡神社の駐車場からの眺望>
■あじさいの小径
14時17分,葛原岡神社での参拝と休憩を終えて,あじさい小径を通って,源氏山公園方面へ向かうが,その先,何処へ行こうかな? まだ決めかねている.
<あじさい小径>
(後編へ続く)
後編の記事
↓
(執筆中)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/0738ef56eced41f05d62cfdba297fce7
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