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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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鎌倉・藤沢ぶらり散歩;深沢・新林公園・弥勒寺・上町屋周遊(前編)

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                               <藤沢市川名の山中からの眺望>

   鎌倉・藤沢ぶらり散歩;深沢・新林公園・弥勒寺・上町屋周遊(前編)
            (独り成り行き散策)
         2020年3月15日(日) 晴

<ルート地図>


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<まずは藤沢市内へ>

■鎌倉中央公園清水塚口から歩き出す
 新型コロナによる禁足が長期化している.私のような年配者は特に混雑する乗り物などは意識的に避けるようにしなければならない.また,毎日,ある程度の運動を続けていないと体が腐る.そこで,私は毎日午前中は頭を使う何かをして,午後からは2~3時間歩くことを日課にすることにしている.でも毎日の歩行実績を子細にブログに投稿するわけにもいかないので,その中でもちょっと毛色の変わったものだけを記録に残すことにしたい.
 …というわけで,今回は成り行き任せで歩いた奇妙なコースを投稿しておくことにする.
 今日は日曜日…といってもサンデー毎日の私にとっては特にどうという日でもないが,それでも頭のどこかにサラリーマン時代の残渣があるので,日曜日と聞くとなぜかアドネラリンの分泌が増えるようである.そこで,今日は平日より少し余計に歩こうかなという気になる.
 13時15分,何時ものようにスタートポイントの鎌倉中央公園清水塚口から歩き出す…筈がいきなりどちらに向かって歩こうかで迷う.迷った結果,とにかく深沢方面へ降りていこう.その先のことは歩きながら考えようということにする.
 それから先,しばらくの間は無念無想.ただただ足任せにする.
 13時32分,足は勝手に湘南モノレール湘南町屋駅付近の交差点を渡って,古縦橋方面へ向かっている.
 ”まあ,そっちの方向でもいいや…”

■市境を越えて藤沢市へ
 足に何の指令も与えないと,足は前回の経験をたどって歩く特性をもっているなと再認識させられる.
 13時47分,手広の交差点に到着交差点を右折して藤沢駅方面に向かう.そして,13時55分,鎌倉市から市境を越えて藤沢市に入る.隣の街に入った途端に私は余所者になる.余所者になると私の体内にセットされている自動運転プログラムは作動しなくなる.ここから先は,意図して歩かなければならない.

<鎌倉市から藤沢市へ>

<枝道に入る>

■入口で少し迷う
 私は久々に新林公園を訪れようかと思う.訪れると行っても自動車道路経由ではなく山道を通って行きたい.
 山道は,確か,川名ゴルフ場付近で左折して枝道に入ったはずである.しかし前回この道を通ってから2~3年のブランクがあるので,もうどこで曲がったかはっきりとは覚えていない.そのため,曲がり角を2回も間違えてしまう.2回とも袋小路に入ってしまい慌てるという始末である.ここで多分5~6分の時間的ロスをして,やっと見覚えのある曲がり角を見つけ出す.正解の道は,記憶より数十メートル藤沢駅寄りにあった.
 正解の道を左折すると,記憶に残っている風景が次々に展開する.
 ”ここだ! ここ! ここ!…”
 私はホッとした気分になる.枝道に張った途端にうるさい自動車の音が聞こえなくなり,随分と気楽になる.私は見覚えのある道を確かめるように楽しみながら歩き続ける.

<見覚えのある道を歩く>

■結構急な上り坂
 やがて道幅が広くてきれいに舗装された道路になる.でも結構急な上り坂である.道の両側には大きなマンションや住宅が建ち並ぶが全体に広々とした雰囲気なので歩いていてもとても気分が良い.自動車は全く通らず,歩行者もほとんどいない.
 ”すばらしい住宅地だな…”
 私は何となく自分が住んでいる住宅地と比較してしまう.

<坂に面した閑静な住宅地>

■川名仲丸第二公園
 14時10分,川名仲丸第二公園に到着する.それほど大きな公園ではないがブランコやベンチが備え付けられている.
 公園の名前の付け方が,藤沢市と鎌倉市で違うような気がしてちょっと興味を持つ.鎌倉市内の小さな公園の名前は,「地名+動植物の名前」が基本のようである.それに「鎌倉市立」とわざわざ表記していない.市町村によって公園の名前の付け方に違いがあるとしたら,その違いを調べたら面白そうだな…という訳で,また私は奇妙なことに頭を突っ込みそうになる.でもやっぱり公園の名前の付け方が気になる.

<川名仲丸第二公園>

<住宅地から山道へ>

■素晴らしい住宅地
 坂道を登り詰めると道は大きく右に曲がる.その曲がり角に通せんぼがしてある枝道が分岐している.本当は通せんぼのしてある道を歩きたいなと思うがそうも行かない.
 道順に従うと,今度はかなり急な下り坂になる.下り坂の途中でクリオなんとかのマンション脇を左手にカーブしながら通過して,14時13分頃,鞍部に到着する.進行方向右手は畑が広がっている.畑の先にはこんもりとした小さな山が見えている.多分,新林公園だろうと見当をつける.左側には大きな建物(多分マンション)が建っている.この辺り,素晴らしい環境だが,バスの便などあるのだろうかと余計なことを心配する.

<鞍部を通過する>

■山道に入る
 14時14分,綺麗に舗装された道路がいきなり途絶える.その先は簡易歩道が残るベンベン草の道になる.いよいよ住宅地を離れて山道である.このベンベン草舗装もすぐになくなって土道に変わるが,相変わらず登り坂が連続する・
 14時18分頃,進行方向左手の眺望が開ける(冒頭の写真).近くに見えているビル群は藤沢市,その向こうは鎌倉市である.

<舗装道路からベンベン草の山道へ>

<山道から片瀬山北児童公園へ>

■柵沿いの山道
 深い森林の中の山道が続く.しばらくの間は緩やかな上り勾配が続く.進行方向左手には終始ばら線と緑色の網を重ねたの柵が連続する.ちょっと嫌な気分の柵である.やがて. 14時25分頃,峠を越えてなだらかな下り坂になる.

<柵沿いの山道;峠を越える>

<片瀬山北児童公園へ>

■民家の脇に飛び出る
 14時25分,進行方向右絵に民家が見え始める.左手には送電鉄塔が立っている.
 14時26分,山道は終わりになり,20~30段の階段を降りて,片瀬山2丁目の角に飛び出るようにして到着する.

<片瀬山2丁目に飛び出る>

■少し迷って片瀬山北児童公園に到着
 片瀬山の住宅地に降りて,また私の気持ちが揺らぎ出す.このまま住宅地を横切って江ノ島道に出ようかな,それとも新林公園へ行こうかな…
 ”とにかく折角だから新林公園へ行こう…新林公園を横切ってから,江ノ島へ行くか,それとも別の道を歩くか決めよう”
と決める.新林公園に行くには,まずは新林公園の入口にある児童公園へ行かなければならない.ところが余所者の私には数年前にこの辺りを歩いた記憶しかない.
 ”確か右手に曲がって行ったな”
 微かな記憶を頼りに右折する.さらにその先の三叉路で,”違うかな”という予感があったが,とにかく曲がってみる.案の定,ここは袋小路である.
 素の道に戻って,さらに10数メートル歩くと,そこが片瀬山北児童公園である.
 ”なんだ! 目と鼻の先で迷っていたのか…!”
 ここまで来れば新林公園の入口もしっかり分かる.まずは一安心.
 広々とした心地の良い公園である.大きな送電鉄塔が印象的である.日当たりの良い芝生で終日寝転んで居眠りしていたくなる雰囲気である.
 公園入口近くで,年寄り数名がノルディク歩行のコーチを受けている.私も何時の日か講習を受けたいなと思っている.

<片瀬山北児童公園>
                                             (後編に続く)
後編の記事
  ↓
(執筆中)

鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/a19fa73cf0e1b694e0e6237ee86d099c

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 これらの記事は,私のボケ防止と趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
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