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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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知らない街を歩く(横浜);大倉山公園・太尾・新横浜縦走(2);華麗な大倉山梅林

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                         <大倉山梅林>

   知らない街を歩く(横浜);大倉山公園・太尾・新横浜縦走(2);華麗な大倉山梅林
              (独り散策)
          2020年2月19日(水)  晴
まえの記事
  ↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/782df4d6954f97a8f87bdc0b3d53783d

<ルート地図>

■全体図

←クリック拡大
※再掲

■大倉山梅林

←クリック拡大
※現地案内地図を撮影

<大倉山梅林へ>

■可愛い花壇で回想
 大倉山記念歌脇の道を梅林に向けて歩く.
 途中、大曽根小学校3年1組の学童たちが作った可愛い花壇がある.
 ”きっと皆で大はしゃぎしながら楽しみながら作ったんだろうな…”
と勝手に連想する.
 私の小学校(正確に言えば国民学校)3年生の頃と言えばシナ事変から太平洋戦争に突入しようとしていた頃である.朝は隣組の学童が隊列を組んで学校へ.校門前では、
 「歩調とれ! 右向けぇ~右っ!」
で奉安殿に敬礼.こんな毎日だったなぁ…
 そんな、今になっては、どうでも良いことを、ついつい連想してしまう.
 ”そういえば、あの頃、父親は国民服、母親はもんぺ姿だったな…全員、胸に名札を縫い付けていたなぁ…”
 でも、これ以上、昔の惨めな生活を思い出したくない.私は心の中だけで頭を左右に激しく揺すって、”バック・ツー・ザ・fヒューチャー”する.

<可愛い花壇>

■梅林に到着
 遊歩道は高いところで突き当たって左右に分かれる.その突き当たりで2~3人の人が盛んに写真を撮っている.私も写真を撮っている人たちの隣に立ってみる.眼下に梅林の全景が広がっている.
 何という華麗さ、何という美しさだろう!
 私はデジカメを構えて、それこそ同じような写真を数えられなほど沢山撮りまくる(冒頭の写真).
 わざわざ幕山や田浦梅の里まで行かなくても、こんな近場に素晴らしい梅林があったとは…! 正に「灯台もと暗し」である.


<梅林に到着>

<梅林の中を散策>

■梅林マップ

←クリック拡大
※現地案内地図を撮影

■大倉山公園梅林の由来

←クリック拡大
※現地案内板を撮影

■梅林を見下ろす
 階段の上から梅林を見下ろす.息をのむような素晴らしい眺めである.すぐ下にあずま屋がある.その先に色とりどりの梅がちょうど見頃を迎えている.ここで何枚かの写真を撮った後、階段を下る.
 梅林内のあちこちを観光客が散策している.どうやらご近所の方々が大半のようである.コロナの時節柄か、他国からの人は皆無のようである.根がシャイな私は、同じ背景の文化を持っている人たちだけの方が、何となくテレパシーが通じるような気がして、オドオドしなくて済むだけ気楽である.私はリラックス気分で梅の木の間をブラブラと歩き回る.


<階段の上から梅林を見下ろす>

■楽しそうな屋台
 園内の一角に屋台が2軒ある.
 今日は平日.どちらの屋台も空いている.何気なくメニューを見ると、甘酒がある.甘酒といえば丹沢大倉尾根にある「堀山の家」を連想する.
 ”そういえば、ここ2~3週、丹沢には行けていないなぁ~…”
 私はその間に確実に萎えてしまった脚力が心配になり、思わず、
 ”このところの忙しさや、いろいろな行事のバッティングは一体何なんだろう…”
と自分の不運さ(?)を胸の内だけで嘆く.
 ”今週末は何としても塔ノ岳に登らなければ…”
とイライラしだす.ただ不運にも天気予報では週末の天気は悪そうだ.”なんとまあ、巡り合わせの悪いことよ”

<のどかな雰囲気の屋台>

■見頃を迎えた梅
 園内の梅を見て回る.もちろんデジカメ、バチバチである.その中から適当に写真を選んで投稿しておこう.


<見事な梅>

■あずま屋と池
 梅林の端にもう一軒のあずま屋がある.あずま屋の周囲には色とりどりの梅が咲いている.
 ”まるで桃源郷だな…”
と思うが、
 ”あっ! 桃ではなく、ここは梅だったナ”
 池の中に白い鳥が1羽、ちょこんと立っている.
 ”あいつ、何を考えているんだろう…”
 鳥の頭で、どんなことまで考えることが出来るんだろうか? これ本当に興味のある問題だ.果たして鳥は見頃の梅をどう感じているんだろうか.果たして美しいと感じる感覚を持っているんだろうか? 私はすぐにどうでも良いことが気になってしまう.
 あずま屋のすぐ近くに民家が建っている.うらやましい.自宅にいながらこの梅を楽しむことが出来るなんて…! 羨ましすぎる.
 あずま屋に立ち寄ってみる.池の水面に早くも散ってしまた梅の花びらが浮いている.
 ”この美しい風景を楽しめるのも、あと何日だろうか…”
 サッサと過ぎ去っていく歳月が恨めしく、かつ、愛おしくなる.私は後期高齢者どころではない.末期高齢者である.あと何回、梅の見頃を楽しむことができるんだろうか…こればかりは当の本人も分からない.
 ”5回かな、それとも、幸運なら10回かな?”
 ここで、私はそんな妄想をしている頭を叱咤する.
 ”そんなこと神仏しか分からないだろう…ならばそんな下らないことを妄想するのは馬鹿げてるぞ…なるほど、ご尤も、ご尤も!”

<あずま屋と池>

■紅白の見事な垂れ梅
 あずま屋の近くの紅白2本の垂れ梅が見頃を迎えている(正式な名称は知らない).何とも可愛らしい.自然はよくもまあこんな可愛いものを造作したものだ.自然は正に超芸術家だ.私はその美しさに圧倒される.


<紅白2本の梅が見事だ>

■お堂が見える
 梅林のすぐ先にお堂が見える.お堂の庭先には梅と赤い幟旗が見えている.
 ”そうだ! せっかくだから、序でにあのお堂を見に行こう…”
と思い立つ.
 13時55分、お堂を拝観するために梅林の外へ出る.

<梅と赤い幟旗のお堂>

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(執筆中)

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