<新国立競技場全景>
東京の知らない街をブラリ旅;信濃町駅から原宿駅へ(1);新国立競技場
(独りお散歩)
2020年2月15日(土) 曇
<ルート地図>
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<某大学東京外苑キャンパス>
■明治記念館を目標に…
今週の土曜日には、また東京に出かけなければならない用事がある.これで遂に3週間も丹沢塔ノ岳に行かれない週が続くことになる.オレはもう塔ノ岳に見放されたのかと嘆きたくなるが、それはさておき…
朝のうちに雑務をこなし、10時過ぎに自宅を出発する.今回の目的は東京千駄ヶ谷近くで開催される某大学の相談会に出席することである.いささか私事になるが、私は京都の某大学通信教育部のロートル学生.一昨年3年次に編入した後、テレビ代わりに通信教育の番組を見ているうちに、何とかこの3月で卒業できる見通しとなった.
…で、卒業後のことだが、通信教育制の大学院についての相談会があるので出席しないかというお誘いがあった.
”この年で今更…”
という気もしたが、聞くだけは聞いてみようという気になる.
大学院修士課程は2年(2年で終了できるかどうかは別にして…).20歳の若い人にとっては2年といえば、2年÷20年=0.1.つまり人生の10パーセントに相当する長い期間である.でも80歳のロートルにとっては、2年÷80年=0.025.つまり人生の2.5パーセントに過ぎない.
”短い人生でも、人生長さに比較してわずか2.5パーセントに過ぎないならば、修士課程に在学してみてもいいかな”
と奇妙な計算をしてみる.
サラリーマン時代は大船から東京丸の内まで満員電車に揺られて毎日通勤していたことがある、でもあれから幾星霜.私は、今、すっかり田舎者になっている.だから東京まででかけるというだけで、アドネラリンまみれになってしまう.ましてはコロナ何とやらが流行し始めているときに、マスクを買いそびれたロートルが人混みの中にのこのこと出かけるのはまさに自殺行為かもしれない.
でも誘惑に負けて、大船から湘南真珠くらいの電車で新宿まで、訳のわからないカオスの新宿駅で中央線緩行電車に乗り換えて信濃町駅で下車する.
うろ覚えの道順に従って、まずは明治記念館の前を通過する.
<明治記念館>
■某大学キャンパスにて
明治記念館前の信号を横切ってすぐの所にある某大学東京外苑キャンパスに到着する.ここは京都にある大学の東京サテライトである.サテライトなので少々小振りのキャンパスだが、なんといっても周囲の環境がとてもすばらしい.
今日は大学院修士課程の各コースの相談会が一斉に開催されているので、少々ややこしいが、私がもし進学するとすればここがいいなと思われる会場に入ってみる.幸いなことに待ち時間ゼロで窓口担当の教員と面談することができた.この内容などぐたぐたと書くのは当ブログにはなじまないので、一切触れないが、なかなか興味深いひとときが過ごせた.
面談は小一時間で終わった.
”さあ~テッと…”
せっかく東京まで来たのだから、1~2時間お散歩しようと思う.夕方17時頃まで帰宅すれば、多分、来訪するだろう息子、娘達にも会えるだろう…
<東京外苑キャンパス>
<外苑ぶらり歩き>
■外苑周辺地図
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※現地案内板を撮影
■児童遊園(にこにこパーク)
東京外苑キャンパス前の道を右方向に向かう.すぐに「にこにこパーク」とやらに到着する.今日は土曜日のためか、このパークにたくさんの子供達が押しかけている.元気な子供達の声を聞きながら、にこにこパーク前の三叉路を左折する.
<にこにこパーク>
■見頃な梅を眺めながら…
生得記念会館前の広い歩道をのんびりと歩く.所々に植え込まれた梅が見頃を迎えている.散策を楽しむ人たちがあちらこちらに見えている.私はこれからどこを目指すかも決めずにもっぱら足任せで適当に歩き続ける.
<梅を眺めながら当てもなく適当に歩く>
■聖徳記念絵画館
聖徳記念絵画館の前を通過する.
石積み(かな?)の荘厳な建築物である.ここはつい先日館内を見学したばかりなので、今回は荘厳な建築を見るだけで通過することにしよう.
私は前回配管したときに見た絵画を思い出しながら、ちょっと通過してしまうのは惜しいなと思いながら…
<聖徳記念絵画館>
<新競技場の周囲を回る>
■新国立競技場に到着
道なりに歩くと新国立競技場の前に到着する.すでに写真では何回も見ているが、実際の建物の前に来てみると、その巨大さに圧倒される.
”よくもまあ…、こんな巨大な建物を建てたものだな…”
田舎者の私はただただびっくり仰天である.
”台風で、最上階が吹き飛ばされないかな…”
と余計な心配をしてしまう.
ここからは新国立競技場沿いに歩いてみようと思う.
<新国立競技場沿いに歩く>
■工事現場
やがて工事現場に到着する.
ここからは新国立競技場沿いには歩けないので、近くの交差点を渡ることにする.
<工事現場>
■大変な人だかり
交差点の向こうに人だかりが見える.
”一体、何なんだろう…?”
まずは交差点を渡ってみることにする.
<交差点の先にたくさんの人だかり>
<オリンピック展示場>
■若い人たちが集まっている
交差点を渡って振り返ると新国立競技場の全景が見える(冒頭の写真).
とにかくでかい!
”立派なレガシーができたもんだなあ…”
何の取り柄もない私だが日本人のひとりとして感激しながらも、誇らしげな気分になる.
人だかりがしているビルに行ってみる.なにやらオリンピック関連の展示場のようである.オリンピックに関心を持つ若い人がたくさん集まっている.せっかく開催されるオリンピックである.若い人たちがオリンピックに関心を寄せるのはとてもすばらしいことだなと私も思う.そういえば、前回の東京オリンピックの時、私は新婚ほやほや、テレビを購入する余裕がなくて、白黒テレビを自作したことがある.このオンボロ自作テレビを数年使っていたことを懐かしく思い出す.
”でも、あんまり良く移らなかったなあ~”
若かりし頃の自分を連想して、思わず苦笑いする.
<若い人たちがたくさん集まっている>
■ノッポなビルと「2020TOKYO」
会場のあるビルはノッポでユニークな外形をしている.面白い形だ.思わず写真を撮る.
足下の舗装道路には、「2020TOKYO」と刻字されている.このほかにも、何カ所かに違った種類の刻字が施されている.なかなか面白いので、その中の一つをデジカメに収める.
<ノッポなビルと歩道の刻字>
■新国立競技場入口(かな?)
オリンピック展示場のある交差点を右折する.そろそろ自分がどっちに向かって歩いているのかわからなくなり始める.
そのうちに、新国立競技場の出入口(かな?)が見える場所に到着する.私のほかに何人かの通行人が、私と同じように出入口の写真を撮っている.
<新国立競技場出入口>
(つづく)
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(執筆中)
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