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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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春の三浦半島;小松ヶ池公園・油壺周遊(3);三浦大根の田園地帯

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                                <国道134号線沿いの田園風景>

      春の三浦半島;小松ヶ池公園・油壺周遊(3);三浦大根の田園地帯
                (独りウォーキング)
           2020年2月7日(金) 晴・寒い一日
まえの記事
  ↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/680c0d1349c529cbc686d23b68a1dc42

<ルート地図>


←クリック拡大

<国道134号線を南へ>

■三崎口駅から歩き出す
 沓方公園からほぼ京浜急行の線路沿いに歩いた私は、11時23分に三崎口駅に到着する.先ほど訪れた小松ヶ池公園から三崎口駅まではほとんど人に会わずに歩いてきたが、三崎口駅には沢山のバスや観光客が屯している.何だか急に観光地に飛び出たような気分になる.
 駅前広場の先を国道134号線が走っている.自動車が絶えず走っていて、やや喧噪である.ほんの1~2分、駅付近で国道沿いにある飲食店のメニューなどを覗き込みながら、地図を覗き込んで、さてどこを通ろうかと迷う.今まで何となく油壺方面に歩くつもりでいたが、地図を見ているうちに黒崎の鼻方面へも言ってみたくなる.手持ちの地図には、もう何時訪れたのか全く記憶にないが黒崎の鼻に「9:40」とボールペンで書いてある.どうやらこのときは三崎口から黒崎の鼻まで歩き、その後、初声町入江から白畑神社、和田義盛墓、和田城趾などをぐるぐると回ったようである.
 地図を眺めながら、私は、
 ”う~ん…、これもなかなか良いコースだなぁ~、いっそのこと、こちらのコースをまた歩こうかな”
と思うが、今からではもう時間がない.今回はこのコースを諦めるしかないので、当初から何となく思い描いていた油壺までのコースを歩くことにする.
 地すを眺めながら、どこか裏道はないかなと探すが、私にはこの辺りの土地勘があまりないので、これと言ったコースを頭に描くことができない.そこで、喧噪を覚悟で国道134号線を歩くことにする.ただ幸いなことに国道134号線には歩きやすい歩道が付いているので、危険を感じることは全くないのが有り難い.

<喧噪の国道134号線>

■小網代の森1.3km
 11時27分、「1.3km 小網代の森」という案内杭が立っている場所を通過する.私の手許の地図には「小網代の森」の記述はない.いったいどんなと所なんだろうと、少々気になる.もし私がスマホを使っているんなら、すぐに調べられるが、何せまだ折りたたみ式である.
 ”まあ、いいや…どうせもうすぐ分かるだろう”
 ※小網代の森;末尾の注参照

<小網代の森1.3kmの道標>

■長閑な田園地帯
 11時30分、ファミリーマートの前を通過する.
 何時の間にか、道路沿いの建物が疎らになり、広大な大根畑が広がっている.先ほどから緩やかな上り勾配の道が続いているので、この辺りはどうやら高台のようである.すぐ隣の車道からは自動車の騒音が絶えず聞こえてくるが、長閑な田園風景を眺めながら歩いていると、騒音もあまり気にならなくなる.

<三浦大根の田園地帯が広がる>

<小網代の森交差点とシマナヨウスギ>

■小網代の森交差点に到着
 11時34分、「820m 小網代の森」の案内杭の脇を通過する.先ほど11時27分に「1.3km」の案内杭を通過したので、7分間に480メートル歩いた琴になる.従って、
   480m÷7分=68.6m/分(=4.12km/h)
 つまり歩行速度は、毎時4キロメートル余りということになる.つまり標準的な歩行速度である.
 ”まあ、イイカ…!”
 11時42分、小網代の森交差点に到着する.
 交差点の一角に「小網代の森駐車場」と大書した看板が取り付けられた駐車場がある.今日は平日のためか駐車している車は1台もない.
 ”ははぁ…この辺りに小網代の森があるんだな…”
 帰宅してから、インターネットで小網代の森の概要が分かったが、この時点ではせいぜいちょっとした神社の森ぐらいにしか思っていなかった、そのつもりで辺りを見回してもそれらしき森は見当たらない.駐車場の近くには、私の手持ちの地図にはない大きな建物が建っている.どうやら公共の建物らしい.その先には、Beisieとかいうスーパーマーケッ(フードセンター?)トのような建物がある.そちらの方には数台の自家用車が停車していて、人影がちらちらと見えている.そこまで行って、小網代の森はどこですかと聞くのも億劫である.
 ”小網代の森は、今回のはパス…どうせ大したことはないだろう”
と早合点して、小網代の森交差点を通過する.
(帰宅後、インターネットで調べると、小網代の森はとても良いとこのようである.そちらへ行かなくて残念だった.) 


<小網代の森駐車場とBsisia>

■シマナヨウスギ
 11時58分、歩道の一角に大きなシマナヨウスギが2本植えられている場所に到着する.大きな木である.木の根元に案内板が置いてある.この案内板によると、三浦市はオーストラリアのウォーナンプール市と姉妹都市になっていて、両市の友好と発展を祈念してこの木が植えられたとのこと.


<シマナヨウスギ>

<観音像と石塔群>

■三浦霊場満願所
 11時59分、「ここじゃ標高81.9メートル」の標識の脇を通過する.緩やかながら上り坂がいつまでも続くなと思っていたが、まさか標高がこんなにあるとは思ってもいなかった.道路はこの辺りで大きなカーブで右に少しだけ曲がる.その曲線沿いにある三浦霊場満願所に到着する.ここには観世音菩薩立像と和み地蔵の2体の堰斑と.「三浦霊場満願所建立の趣旨」という立派な石造りの案内板が立っている.
 この霊場設立の趣旨をここに投稿するのも冗長なので写真を記録しておくことにする.


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■石塔2基
 ここに大きな石塔が2基、設置されている.
 下の写真左の石塔には「三浦霊場満願所」、右の写真の石塔には「秩父壱回 板東四回百八十八回観音霊場」と刻字されている.


<歴史が刻まれた沿道>

■引橋
 12時04分、引橋に到着する.
 ここは小さな空き地になっていて、真ん中に合掌姿の地蔵(?)立像が安置されている.その左脇に古びたベンチがある.地蔵増の右側には引橋の由来を説明した案内板が立っている.
 案内板の記事によると後北条の攻撃を護るために三浦義同がこの谷に架け橋を作ったとのこと.
 ”なるほど! 此所か…”
 私は鎌倉在住.多少は鎌倉の歴史に興味がある.何気なくこの街道を歩いていて三浦一族の遺構などに出会うとついつい興奮する.


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■北原白秋の足跡
 12時06分、道路を挟んで反対側に少し派手な只住まいの家屋が建っている場所に到着する.この家屋の垣根に何か案内板のようなものが取り付けられている.
 ”何だろう! 一体…”
 私はこの案内板が気になって、道路を横断したくなるが、自動車の往来が激しくなかなか反対側まで渡れない.また、この近所に横断歩道もなさそうなので、写真を撮るだけで満足ということにする.
 デジカメで案内板を拡大してみると、どうやら北原白秋の「きざはし」縁の詩が紹介されているようである.


←クリック拡大

■路傍の六地蔵
 12時15分、道路の反対側の土手に小さな祠があるのを見つける.自動車の往来が多いので、道を渡って確かめるのはやめるが、祠の中に六地蔵らしい石像が建ち並んでいる.その右手に石像群より少し大きめの石柱が立っている.
 ”この六地蔵には、一体、どんな謂われのあるんだろう…”
 少々気になるが、残念ながら確かめるすべがない.

<路傍の六地蔵>

<水仙と梅の街道>

■美しい花壇
 12時17分頃、美しい花壇を眺めながらの楽しい道草道になる.こんな所をのんびり気楽に歩くのも独り歩きの醍醐味である.自然に心が弾んでくる.

<花壇を楽しみながらの散策だ>

■梅の警察署
 12時09分、梅が見事な三浦警察署に到着する.どうやらこの辺りが三浦市の中心街のようである.歩き進むにつれて、道路の両側の建物が軒を連ねるようになってくる.

<三浦警察署>

■油壺入口交差点
 12時30分、100メートルばかり前方に油壺入口交差点が見えている.あの交差点を鋭角に右折すると油壺へ向かう街道になる.道順に従って鋭角に曲がるのも良いが、もっと近道がないかと地図を覗き込む.するとガソリンスタンド近くで右折して路地に入ると幾分近くなるようである.私は迷わず路地に入り込む.

<油壺交差点>  
                                                 (つづく)
つづきの記事
  ↓
(執筆中)
    ********************************
注;小網代の森
引橋開放
(引用):ihttps://www.pref.kanagawa.jp/docs/d2t/kankyo/p820028.html
    *****************************************
お断り;
 これらの記事は,私のボケ防止と趣味仲間を読者対象としたものであり,一般の読者を対象としていません,したがって,まったく個人的なものです.また十分に時間を掛けて編集していませんので,記事は正確とは言えないし,誤字脱字転換ミスも多々あると思います.このことを前提にしてご覧下さい.
  また,当ブログ記事を読んで,
 不快になられた方は,以後,当ブログへのアクセスはご遠慮下さい.
 なお,古い記事には顔写真が掲載されていますが,すべてご本人の了承を得た上で掲載したものです. 



   


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