<台峯の展望台から六国見山を望む>
師走の鎌倉;常磐緑地・源氏山公園・台峯緑地を一回り(3);台峯緑地の展望
(独り散策)
2019年12月20日(金) 晴 (つづき)
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<ルート地図>
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※再掲
<山ノ内からの展望>
■山ノ内の尾根道
山ノ内配水池手前で右折して道幅が狭い道に入る。広い尾根沿いの水平道である。少し先へ進むと舗装が途絶えて砂利道になる。
<山ノ内配水池の隣にある建物>
■畑跡から六国見山を望む
進行方向右手の眺望が開ける。数年前まではこの辺り一帯が畑だったが今はもう自然な荒れ地に戻ってしまった。
ここからの右手前方に鎌倉の秀峰六国見山が見えている。ちょっとの間、展望を楽しんでから先へ進むとY字の分岐に到着する。この分岐を右に進むと、やや急な石段を下ると北鎌倉である。私はもう少し山道を歩きたいなと思ったので、左の道を選ぶ。
それにしても、今日は実に良く晴れ渡っている。
前方に六国見山の稜線が見えている。
<山ノ内の展望台から六国検算を望む>
<台峯緑地に入る>
■鬱蒼とした木立の散策路
Y字型の三叉路を左に入ると、急に山道になる。ここは鬱蒼とした木立の中を通る心地よい散策路である。この写真に写っている小高い場所のすぐ先にある三叉路を左折すると矢戸池のある谷に入れるが、多分、まだ工事中で通行止めになっているだろうと思う。
わざわざ確かめに行って、通せんぼなことを確認するのもシンキ臭いので、今日の所はこの三叉路を見送って直進することにしよう。
<鬱蒼とした木立に囲まれた散策路>
■まだまだ見事な紅葉
切り通しのような所を抜けると左手が谷になっている場所に出る。これまでの鬱蒼とした森の中から、一気に明るいところに出るので、目が覚めたような気分になる。前方には一面が紅葉した樹木が見えている。
”こりゃあ…いいな、素晴らしいな!”
思わず、私は心の中で歓声を上げる。
紅葉した木立を通して、柔らかな冬の日光が差し込んでいる。
木立の向こうに見えている尾根は、これから通り抜けるつもりの台峯緑地の尾根である。
<冬の日差しに輝く紅葉>
<展望を楽しむ>
■台峯の展望台
右手の土手を”ヒョイッ”と登る。そこは台峯の展望台(正式な名称は知らない)である。ここは鎌倉でも一、二を争う展望絶佳の場所だと私は思っている。
今日も展望台には誰も居ない。
<台峯の展望台に到着>
■展望台からの眺望
まずは展望を眺めながら、暫時休憩を取る。前方には、今日も相変わらず六国見山が聳えている(冒頭の写真)。その右手には、明月谷を挟んで、建長寺の裏山、勝上嶽が見えている(「嶽」は当て字、本字はATOKには収録されていない)。
<六国見山(左)と勝上嶽(右)>
■北鎌倉女子学園グラウンド上からの展望
つづいて、北鎌倉女子学園グラウンド上で立ち止まる。晴れていればここから富士山と丹沢の山々が見えるはずだが、残念ながら今日は薄い雲(霞かな?)が邪魔している。まあ、見えないななら、見えたつもりになろう…ということで、写真を撮る。
<北鎌倉女子学園グラウンド上から富士山・丹沢方面を望む>
<静かな尾根道の散策>
■穏やかで広々とした尾根道
北鎌倉女子学園グラウンド沿いに左折して、再び山道に入る。この辺りは台峯緑地の核心部。このあたりの尾根は幅が広い。尾根沿いのに山道をゆっくり歩く。全体として緩やかな下り坂である。
この尾根道は私のお気に入り。私にとって、鎌倉で有名などのハイキングコースよりも、ここが一番のお気に入りである。だから、のんびり歩きが相応しい。
<穏やかな尾根道が連続する>
■昼食で思い出の場所
広々とした大地に到着する。つい先日、某グループの方々を案内したときに、この辺りで昼食を摂った所である。
”やっぱり、ここはピクニックに最高な場所だよ…”
…ということで、立ちどまって、辺りの風景を見回す。
<ピクニックに最高な場所>
<山崎切通付近に下山>
■台峯緑地から外へ
ここから先は、なだらかな下り坂が連続する。なぜか私は、漠然と何か訳のわからないことを考えながら、足許だけを見つめて歩き続ける。
突然、
「今日は…」
と誰かが私に挨拶する。
私はびっくりして目線をあげる。中年の男性である。私はこの男性に衝突しそうになりながら、
「今日は…」
としどろもどろの挨拶を交わす。
ここで人に会って、本当にびっくり。源氏山公園を除いて、今日の山コースで初めて会った人である。
まもなく、前方に住宅地が見え出す。
ここで台峯の山道は終わりだ。
ここから先は、左手に住宅地、右手にさくら青少年広場を見下ろす下り坂の道になる。もちろん舗装道路。
<台峯緑地の終点>
■さくら青少年広場
この舗装道路は、さくら青少年広場の角で、山崎切通しに突き当たって終わりになる。突き当たりを右折すれば台の神明神社へ、左折すれば山崎小学校方面だ。
例によって、私はどっちへ行こうかと迷いに迷う…が、結局、
”せっかくだから、神明神社まで下って、水道山を縦走しよう”
ということで落ち着く。
<さくら青少年広場>
(つづく)
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(執筆中)
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