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Channel: 中高年の山旅三昧(その2)
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名湯湯之川温泉とお手軽ロマンチック函館2日間;第2日目(7);函館から羽田へ;第2日目の纏め

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                       <函館空港>

名湯湯之川温泉とお手軽ロマンチック函館2日間;第2日目(7);函館から羽田へ;第2日目の纏め
              (神奈川美術協会会員親睦旅行:阪急交通社)
            2019年10月31日(木)~11月1日(金)
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https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/85aa06bd367724cb07c08706faa19310

 第2日目;2019年11月1日(金) 晴  (つづき)

 <ルート地図>


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<函館空港へ>

■専用バスで函館空港へ
 専用バスに乗車した私たちは「はこだて明治館前」を14時27分に発車する.
 ”これで2日間の函館の旅も終わりだなぁ…”
と思うと一抹の寂しさと,無事に終わりそうなうなので,”ホッ”とした気分とが錯綜する.大半の皆さんは2日間の旅で疲れたのか,それとも安堵したからか,車内は至って静かである.
 14時47分,専用バスは函館空港ターミナル前に到着する. 

<専用バスが無事に函館空港に到着する>

■空港ターミナルへ向かう
 専用バスを降りた私たちは,金魚のうんこのように添乗員の後についてセカセカと歩調で空港ターミナルへ向かう.
 ”まだ時間がたっぷりあるのに,なんでそんなに急ぐんだろう…”


<セカセカと空港ターミナルへ>

<長い待ち時間>

■手間取る搭乗手続き
 添乗員がなぜか搭乗手続きで四苦八苦している.すぐに四苦八苦している理由が私にも分かる.これから登場する飛行機はANAとエアDOのコードシェアー便とのこと.たまたまエアDOに割り当てられた人たちの席は一つグループとして座席数が確保されているだけで,個人別になっていないようである.しかも確保された席の位置がバラバラのようである.たとえば私たち絵の部ループの参加者は9人.そうするとバラバラに確保されている座席の中からなるべく近い位置にある席を私たちのために割り当てなければならない.なるほどこれは大変な作業である.
 ちなみに往路に登場した飛行機はコードシェアー便ながら,このツアー参加者全員がANAの席に個人別に割り当てられていた.
 下の写真が搭乗手続に必要な私の書類一式である(プライバシーのこともあるので,付箋で座席番号は伏せてある).これを見ても分かるように氏名の欄にはHOK-GRP様になっていて、個人名はない.

<搭乗手続きの書類>


■暇を持て余す
 搭乗開始予定時間は16時30分である.待ち時間が随分と長い.こんなに待ち時間が長いんなら,もう少しゆっくり観光したかったのに…
 空港内の売店を3回,4回と回るが,今更,何を買うわけでもないし,檻の中の熊のようにぐるぐる同じところを回り続けるのも馬鹿馬鹿しい.でも,大半の皆さんはおとなしくベンチに座り込んでいる.私も真似をしてベンチに座るが,ものの10分と持たない.これも自分が持って生まれたセッカチ癖の為せるところだろう.
 私はたまりかねて,ロビーの一隅にあるコーヒーショップに入り込み,コーヒーを所望する.大船辺りのコーヒー店と比較すると結構良い値段だが,窓際の席に座ると滑走路まで見渡せて気分転換になる.地方の空港なので,広々とした空間がのんびりと広がっている.慌ただしい羽田空港に比較すると実に良い眺めである.ただ,コーヒーの器が紙コップなのが少々いただけない.
 ”コーヒーは,やっぱり,ちゃんとした陶磁器の器で飲むもの”
というのが私の頑固な心情だからである.ただ,
 ”何で…紙じゃダメ! 味は同じじゃないか?”
と聞かれると返答に窮する.単なる個人的な好みの問題だからである.
 ”…だって,・・・器の口当たりの良さも味の内だろう.それに,コーヒーカップの取っ手を持って顔に近づけると,器からコーヒーの香りがほのかに立ち上ってくるだろう…紙カップには取っ手がないよ.”
と自分に返答する.仮にかみカップに折りたたんだ取っ手があっても,指触りが良くない.
 私の席から少し離れたところでキャリアーレディらしい方が,頻りにPCを操作している.その凜とした仕草に思わず見とれてしまう.何かを一生懸命にしている人の姿は実に美しいなと思う.
 適当に時間をつぶしてから,セキュリティチェックを受けて搭乗待合室に入る.一昔前と違って,すべての手続きがQRコード化しているのに感心する…が,一昔前のような厚紙の搭乗券ではなく,いかにも頼りな気のペラペラ紙である.

<ホットコーヒーでしばし慰む>

<羽田空港へ>

■やっと搭乗開始
 16時30分,やっと搭乗開始である.エアDO関連の座席は機内後方のようである.どうやら該当者全員がグループ1で早々に登場する.機内に入る.
 ”ありゃぁ~っ! 近くの席の○○さん(男性)が乗ってこないぞ…先ほどまで一緒に居たのに…”
と心配になる.
 しばらくすると我々のグループのとりまとめ役がやってきて,
 ”○○さん,QRコードが付いた紙をどこかにしまい忘れたとのことです.QRコードの紙がなくても一番最後に登場できるそうです”
とのこと.
 他人事ではない.年を取るとどうしてもうっかりミスが多くなるものだ.”以て他山の石とすべし”
 結局,○○さんは,一番最後に登場した.これでOK.

<羽田行の機内>

■不気味に静かな機内
 16時43分,私たちが登場した羽田行の飛行機は,搭乗口から静かに動き出す.滑走路までゆっくりと移動する.セキュリティの話などを,ぼんやりと聞いている内に,飛行機は滑走路に入ったようである.いきなりエンジンの轟音とともにガタガタと機体を揺らしながら離陸体制に入る.私が一番緊張し,アドネラリンが噴出する瞬間である.
 14時53分,私たちの飛行機は,無事に函館空港から離陸する.これで良いのだ!
 正直なところホッと胸をなで下ろす. 
 私は国内旅行では滅多に飛行機などには乗らない.やむを得す飛行機に乗るのは海外旅行の時だけである.海外旅行で乗る飛行機の機内は,いろいろな人が乗っていて,常にうるさくて落ち着かない.それに周囲は体臭が強くて,体がやたにでかい人ばかり.飛行機の旅ってそんなものだと思っていたが,国内の乗客が日本人ばかりだと,機内は騒ぐ人は皆無で人が居るのかいないのか分からないくらいである.皆,おとなしくしているので,まるでロボットが並んで乗っているかのように静寂そのものである.ただ,たさ,飛行機のエンジン音だけが連続的に聞こえてくるだけ.私は改めて日本の乗客はマナーが良いなと実感する.
 機内がけだるい雰囲気になる頃,飲み物のサービスが始まる.
 エアーDOのようなLCCでは,てっきり無料サービスなどないと思っていたが,ANAと同じようにサーブスを受ける.これにはちょっとした驚きである.先ほど函館空港でコーヒーを飲んだばかりなので,機内ではオレンジジュースを頂戴することにしよう.
 オレンジジュースを飲みながら,明日以降のスケジュールをぼんやりと考え続ける.
 昨年から趣味で受講し始めた通信教育の秋学期のレポート提出期限が迫っている.できれば秋学期に10単位分ぐらいは合格しておきたい.飛行機のエンジン音をバックグラウンドに聞くような聞かないような状態で,あれやこれやと瞑想しながら時間を過ごす.

<エアDOの機内サービス>

■羽田空港に到着
 18時03分,羽田空港にランディング.
 18寺08分,ディセンバーグ.そのままターミナルビルの長い長い廊下を歩いて,18時15分,私たちのグループは到着ロビーの片隅に集まる.グループリーダから締めくくりの挨拶があって,無事解散.
 ここからは自由行動である.一人になった私は,リムジンバスで大船まで戻ろうと思う.
 時間も時間なので,さて夕食は…どうしよう?
 空港内のレストランで済ませちゃうかな,空港より大船の方が安くてボリュームのある食事がとれるからとにかく大船まで戻ろう!

<羽田空港第2ターミナルリムジンバス乗り場>

<大船駅経由で帰宅>

■リムジンバスの乗車券
 乗車券売場で大船行のチケットを購入する.18時50分発が指定のバスである.消費税が10パーセントになってから,これまでの運賃が30円高くなったようである.
 発車時間までちょっと間があるが,どこかへ寄り道するほどの時間はないので,乗り場へ直行する.

<大船行き乗車券>

■大船へ
 今日は平日.でも,バス乗り場は結構混雑している.各方面に向かうバスを2台見送って,やっと大船行バスが到着する.係員が手慣れた様子で乗客を誘導する.
 せっかく購入した乗車券は,乗車口で運転手に召し上げられる.乗車券の写真を事前に撮っておいて良かった!
 定刻18時50分に羽田第2ターミナルを発車する.
 バスは空いている.乗り心地も上々.
 途中でバスの運転手が,
 「高速道路の××付近が渋滞していますので,○○から一般道路を走りますのでご了承ください…」
というアナウンスがある.土地勘のない私は,××や○○の地名など聞いてもどこか良くわからないし,すぐに地名は忘れてしまう.私にとっては,どんな経路でもかまわない.とにかく早く安全の大船に到着するなら,経路などどうでも良い.
 途中で,例により眠くなり,ウトウトとしだす.乗り物の中で眠くなるのも私の癖なので致し方ない.
 19時48分,無事に大船駅バスターミナルに到着する.

■無事帰宅
 ここまで来たらまっすぐ家に帰ろう.夕食ぐらい家で何とかなるだろう.
 …ということで,自宅の近場を通るバスの時刻表を調べる.
 次のバスは,20時02分発である.ちょっと間があるが,大したことはない.
 バス停で列に並ぶ.前から4~5人目.確実に座れる.別に座りたくもないが…
 定刻通りバスが到着する.そして,20時15分頃,無事帰宅する.
 まずは遅めの夕食を済ませる.
 そして,ゆっくりと風呂に浸かる.
 こうして2日間にわたる函館の旅は無事終わった.

<2日目のラップタイム>

  9:55  湯の浜ホテル発(専用バスで移動;以下同じ)
10:07  函館朝市(10:49まで)
11:05  五稜郭タワー・五稜郭公園(12:05まで)
12:21  函館ベイエリア(昼食・赤レンガ倉庫見物;14:27まで)
14:47  函館空港着
--------------------------------------
16:43  函館空港発(エアDO)
18:08  羽田空港着(解散)
                                              (2日目終わり)
                                              (エピローグへ続く)
続き(エピローグ)の記事
  ↓
(整理中)

目次
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「北海道・東北・北陸」の次回の記事
(なし)

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