温故知新;旧職場の仲間とドイツビールで乾杯
2019年6月21日(金)
<今日は旧職場の懇親会>
▇懐かしい旧職場
私がこの職場を退職したのは平成元年.定年1年前の早期退職である.そのおなじ年の4月に某大学で第二の人生をスタートさせた.従って,当該職場を退職してから,早,30年の歳月が過ぎ去っている.その間,私の上司であった方々の大半はすでに旅立ってしまった.
「君! サラリーマンたる者,『近代5種』を嗜まなければ,まともな付き合いができないぞ・・・」
と私を脅した上司も,ずっと以前にあの川を渡ってしまった.
以前,当ブログでも記述したことがあるが,サラリーマン近代5種とは,
①「酒」
②「たばこ」
③「麻雀」
④「カラオケ」
⑤「ゴルフ」
のことである.
残念ながら,私は酒は殆どダメ(でもビールをコップ半杯ぐらいは飲める),たばこは吸ったことがない,麻雀はややこしくて覚えられない,カラオケは音痴(かどうかは歌ったことがないので分からないが・・・),そしてゴルフは一寸だけ習おうとしたが,焦れったくてダメ.つまり私は生涯にわたり劣等社員だった.でも辛抱に辛抱を重ねて定年間際まで勤務した.
ここから先の文章は余計なことだが・・・
この会社では昭和30年代末期から退職するまでずっとコンピュータ関係の仕事をやっていた.そんなこともあって,横浜にある大学から実務を知っているコンピュータ関係の人間を教員に迎えたいという話があり,定年まで後1年と言うところだった私が応募,その結果,私がトラバーユした次第である.
さて,本題に戻す.
歳月の過ぎ去る速度は早いものである.あれから30年も経つのに,同じ職場で奉職中苦楽を共にしたごく内輪の仲間4人が,半年に一回,大船の某ドイツ料理店に集まって懇親会を開いている.
今日は,その懇親会の当日である.
17時大船駅改札口に集合し,揃ってドイツ料理店に向かう予定である.
残念ながら今は梅雨時,今にも降り出しそうな,どんよりとした天気である.それに梅雨寒で鬱陶しいが,気分は最高.私は時間に余裕を持って,ブラリブラリと徒歩で大船に向かう.何時ものように,鎌倉中央公園を抜け,約2.5キロメートルの道のりを,デジカメ片手にノンビリと歩く.
やがて大船駅に到着.湘南モノレール脇の屋上広場で,まずは大船観音を仰ぎ見ながら時間を調節する.その私の近くに,数羽のハトが近寄ってくる.私から何か餌が貰えるんだと勘違いしているようである.近づいてくるハトが何とも可愛いが,
”(食べ物は)なにもないよ!”
<モノレール大船駅脇の広場から大船観音を望む>
▇懇親会場の某ドイツ料理店へ
どこかで事故が有ったらしく,東海道線が少し遅延しているようである.でも集合時間の17時換えには4人の顔ぶれが揃う.
「・・・(前回から)もう半年過ぎたんですねぇ~・・・」
正に”光陰矢の如し”である.
まだ少し時間が早いが,西友の手前のビルの地下1階にある某ドイツビール店に向かう.
ものの5分ほどで,当該お店に到着する.毎度,ここを利用しているので,この店の主人とも顔馴染みである.まだ開店時間前だが,私達を愛想良く出迎える.座る座席も毎度ほぼ同じ場所である.
<楽しい懇親会>
▇まずはドイツビールで乾杯
まずは独ビールで乾杯である.
デジカメを急いで取り出してグラスビールの写真を撮るが,霊によってピンぼけで,方向音痴の写真しか撮れていない.
”念のため,もう一枚撮っておけば良かったナ!”
私はアルコールに弱いが,飲み始めの半分ぐらいは実に旨いなと思う.だから決して嫌いではないが,沢山は飲めない.
<まずはビールで乾杯>
▇ドイツ料理の数々を楽しむ
料理の注文役は,いつもOKさん.手際よく,いろいろな料理を注文する.私はただ食べるだけ.
記録のために,食事の合間に撮った写真を数枚投稿することにしよう.
<さまざまなドイツ料理>
▇食事を楽しみながらの雑談
食事をしながらの雑談が楽しい.
懐かしい職場の思い出や先輩,同僚の噂話,今だから話せる職場の出来事,老人らしく戦争直後の世相譚,趣味の絵の話(絵は,たまたまOKさんと私が一致する趣味)など実に色々.とりとめもないと言ってしまえば,それまでだが,たまにはこんな他愛のない一時があっても良いなと思う.
▇無事お開き
瞬く間に2時間ほどの楽しい時間が過ぎ去る.
19時半頃,半年後の再会を約してお開きになる.
地下のお店から外へ出る.今は夏至間近で一番日が長い時期である.もう19時を過ぎてているのに外は薄明るい.
<再会を約して帰宅>
▇大船駅までブラブラ歩き
私はグラスビール1杯だけで,船酔い気分.少々足許がおぼつかない.
4人揃って大船駅へ.
暗くなってから外に居るのが余り好きでない私は,大船のネオンなどほとんど見たことがないが,昼間見馴れた街が,夜になっても結構賑やかなことを再認識させられる.
大船駅でお三方とお別れする.
▇満ち足りた気分で帰宅する
皆さんとお別れして一人になる.
気分は良いし,少々歩き足りない感じがするので,家まで歩いて帰ろうかなと思う・・・が,自分がほろ酔いなのが気になる.ここは大事を取って,路線バスを利用しようと思う.
バス停には先客が7~8人居る.私が乗車するバスは小さいバスだが,この位置なら完全に座れる.べつに座れなくても良いのだが・・・
バスが到着する.
もちろん席に座れるが,座った途端に溜まらなく眠くなる.毎度のことながら,この眠気との格闘が実は大変.わずか10分ほどの乗車時間だが,何回も何回も眠ったり起きたりを繰り返し,寝過ごすこともなく何とか目的のバス停で下車する.
バス停から数分歩いて無事帰宅.
こうして今日一日も何とか無事に終わった.
(おわり)
「閑話休題;日々雑感」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/1e1f599b2f2e1718fbfcbebfe16036d2
「閑話休題;日々雑感」の次回の記事
(なし)
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