<山下公園近くのオリンピックマスコット>
第42回神奈美公募展;展覧会6日目(最終日);閉会式と会場の撤収
2019年5月12日(日) 晴
<いよいよ最終日;名残惜しい横浜>
▇横浜市役所前の花壇
いよいよ神奈美公募展の最終日.
今,展示中の絵を描き始めてから,展覧会が開催されるまでの四苦八苦の時間と比較すると,展覧会が開催されてから最終日を迎えるまでの時間がやけに短く感じる.毎日のように会場へ詰めていたが,その間に多方面にわたる知人の方にご来場頂いた.この場で厚く御礼申し上げる次第である.
さて最終日となると,関内駅から展覧会場の神奈川県民ホールまでのお散歩道を楽しむのも今日が終わり.つぎは来年の春までお別れと言うことになる.私のように高齢なると,果たして無事に来年を迎えられるかも,正直,気がかりである.
‥まあ,そんなわけで道すがらしげしげと周囲を眺めながらの散策を楽しむ.
<市役所前の花壇>
▇横浜公園の噴水
日曜日の朝の横浜公園.
散策を楽しんでいる家族連れが多い.何となく和んだ雰囲気が嬉しい.
<横浜公園の噴水>
▇歩行者天国
日本大通りを山下公園方面へ向かう.
2ブロック眼の角にあるデリカテッセンで,昼食用のオニギリ2個を購入.人によって好みが違うかも知れないが,私にはこの店のオニギリは,どこのコンビニのオニギリよりも美味しいなと感じる.
山下公園近くは歩行者天国になっている.
”美しい街並みだなぁ~”
と感心しながらノンビリと歩く.
<歩行者天国>
▇神奈川県庁の建物
神奈川県庁の建物は,キングタワーだかクイーンズタワーか知らないが,とにかく素晴らしい.均整の取れた各庁ある建物は,私ごとき素人にも素晴らしいなと感じさせる.
建築の専門化でもない素人の私にも素晴らしいなと感じさせる.そこに美術としての価値があるんだと私は思う.
翻って,私の絵はどうだろう?
私は山の絵を良く画くが,山登りの経験があるかたには,作者としての自分の意がある程度伝わるが,山登りの無縁の人には,どうも自分の意図が伝わりにくい.この辺りに私の絵の問題点や課題があるな・・・なんて考えながら,県庁前を通過する.
<市役所の建物>
<午後から慌ただしい会場>
▇会場をグルグル何回も回る
会場に展示されている作品を改めてシゲシゲと見て回る.
神奈美展の特徴を一言で表せば,「多様性と躍動感」と表現することができる.悪口で表現すれば「テンデンバラバラ」.
言い換えれば,焦点が定まらない多様性とダイナにズムこそが神奈美の最大の特徴であり魅力ではないかと私は思う.私は作品一点ずつ前に立って,その作品から受ける印象を自分に眼に焼き付ける.そして,もし自分がこの絵を描いたとしたら,何を訴えたかったかを想像してみる.ちょっときざな言い方をすればムゾルフスキーの『展覧会の絵』みたいな情感を頭の中に画こうとする.
絵にはストーリーがなければダメと良く言われる.それぞれの作品を眺めながら,それぞれの絵に内在するストーリーは何かを想像する.すると同じ絵を何回見ても何時間見ても次々と色々なことが連想され興味が尽きない.そんなことから,当番でもないのに,連日のように展覧会場に来て,繰り返し,繰り返し絵を眺めている.そんな珠玉のような毎日も,いよいよ今日でオシマイである.
▇閉会式
16時00分,展覧会が無事終わる.
会長から閉会の辞がある.次回の公募展は来春である.また来年を目指して精進しなければ・・・
<閉会式>
▇撤収作業
搬入業者のお手伝いを受けながら,展示品の撤去,吊り具などの取り外し,テーブルや椅子の後片付け,パネルの撤収など一連の作業を実施する.
男性,女性それぞれ数名で撤収作業を続ける.ちょっとしたムスケルアルバイト.1時間余りで撤収作業を終える.毎年,同じような作業を繰り返しているが,それでも毎回シンドイ感がある.
<無事帰宅>
▇同じ方向の仲間と一緒に・・・
17時過ぎに撤収作業を終える.
同じ方向に向かう仲間と一緒に,雑談しながら関内駅へ.今日は日曜簿.大した混雑もなく,山手駅で座席に座る.その後は疲労感が頭をもたげて,ついつい居眠り.
でも乗り越すこともなく,無事,大船駅で下車する.
そこまでは良かったが,本数が直ぐ内路線バスで20分近くも待たされる.
▇次女とすれ違って帰宅
18時過ぎに漸く帰宅する.
午後から我が家に来ていた次女が帰ったところ.どづやら自宅の直ぐ近くで次女とすれ違ったようである.でも互いに分からなかったようである.
こうして私の今年度神奈美公募展は無事終わった.
(おわり)
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(おわり)
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