<葛原岡神社の桜>
ゆっくり歩こう鎌倉(2);北鎌倉から台峯緑地を経由して葛原ヶ岡へ
(K美術協会鎌倉散策)
2019年4月3日(水) 晴
まえの記事
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https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/a32a7e0b65d82f02a220a5fcf3426a18
<ルート地図>
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<北鎌倉駅から台峯の展望台へ>
▇北鎌倉駅から歩き出す
私は塔ノ岳常連のYMさんと二人で,大船駅から湘南モノレールで富士見町駅まで移動し,同駅から歩き出した.そして,山崎の集落を抜けて,魯山人窯跡,山崎小学校,山崎切通を経由して,台峯緑地に入った.その後,北鎌倉女子学園グラウンド上,台の稲荷神社,光照寺を経て北鎌倉駅に到着した.北鎌倉駅ではK美術協会の皆様と合流して源氏山公園方面を散策する予定である.
ところが,どこかで事故があったらしく横須賀線の電車が大幅に遅延している.その結果,残念ながら出発予定時間の10時00分を20分余り遅らせた.結局,参加者は9名(男3名,女6名)である.
10時21分,北鎌倉駅から歩き出す.
歩き出しの時間が20分ほど遅くなったので,最初,私の頭の中に抱いていたコースより
も20分短いコースを頭の中で想定しながら,まずは目の前の鎌倉街道を横切って,交番脇の路地に入る.私が先頭になって,路地を歩きながら,頭の中では,さてどこを端折って,どんなコースにしようかなと頻りに考える.とはいえ大筋のコースは事前に連絡している案に沿ったものでなければ気が済まない.この辺りが結構シンドイ.
▇稲荷神社
10時25分,狭い路地の突き当たりにある稲荷神社前を通過する.狭い路地なので一列になって歩くように一同にお願いする.ときどき地元の方とすれ違うが,そんなときは閑静な住宅地内をぞろぞろ歩くのに多少の罪悪感を感じてしまうのも,自分が同じ鎌倉市民だからかもしれない.とはいえここも天下の公道である.
「住宅地の中を歩くときは1列になり粛々と歩きましょう…」
と事前に皆様にお願いしてある.
<閑静な住宅地内にある稲荷神社>
▇瓜ヶ谷沿いの尾根を登る
住宅地内の狭い路地を抜けて,北鎌倉から山ノ内方面に向かう自動車道に出る.道幅が狭いにもかかわらず結構自動車の往来が多い道なので要注意である.路地から左折してこの道を暫く歩く.緩やかな登り坂で,道路の中央付近に桜の老木が数本立ち並んでいる.道路の両側は閑静な住宅地である.
暫く進むと右手に分岐する三叉路がある.右折してこの枝道に入る.この枝道を少し登ると,さらに左手に枝道がある.そこで左折する.道なりに進むと道幅はますます狭くなりやがて階段道になる.結構長い階段道である.
「ゆっくり,ゆっくり歩きましょう・・・」
と皆さんを抑える.
直ぐに民家は途絶え,尾根の直下をトラバースする道に変わる.進行方向右手は崖,左手は瓜ヶ谷である.谷沿いに民家が続く.民家の先には裏大仏ハイキングコースがある尾根が見えている
極めてゆっくりペースで登っているにもかかわらず,汗だらけになる方も居られる.この辺りは塔ノ岳グループの皆さんとは大分違うなと密かに思っている.
▇台峯の展望台
やがて尾根の三叉路に突き当たる.これで今回の難儀な登り坂は終わりである.三叉路を右折して北鎌倉女子学園グラウンド方面へ少し歩いて,10時49分,漸く台峯の展望台に到着する.
一同異口同音に,
「わあ~,凄い! すばらしい景色ですね」
と絶賛する.
先ほどYMさんと一緒にここを通過したが,そのときに比較して太陽の位置が高くなったためか,六国見山の山桜が一層鮮やかに見えている.
<台峯の展望台>
<山ノ内を経由して銭洗弁天参道入口へ>
▇山ノ内の展望台
台峯の展望台での展望休憩を終えて,11時丁度にまた歩き出す.往路を少し戻って先ほどの三叉路を通過して山ノ内配水池方面に向かう.この辺りは展望の良い平坦な道である.
11時04分,山ノ内の展望台(正式な名称不明)に到着する.ここは数年前までは畑だったところ.いまは草地に変わっている.
”ここでゴザでも敷いて昼寝をしたら最高だな…”
などと余計なことをついつい思いついてしまう.
前方には,相変わらず六国見山や建長寺の裏山などが見えている.
<山ノ内の展望台>
▇緑の回廊
11時13分,山ノ内配水池を通過,自動車道に突き当たる.突き当たりを左折して自動車道に入る.この道は先ほど北鎌倉駅付近で歩いた自動車道に繋がっている.
この道はちょっとした切通になっているが,もともとは鎌倉をぐるっと取り囲む緑の回廊の一部である.地元の方の話によると,この緑の回廊が動物や鳥たちが行き交う通路になっているとのことである.
周囲の緑を眺めながら,ほぼ平らな道を北鎌倉方面へ向けて歩く.
<緑の回廊>
▇銭洗弁天参道
自動車道は尾根に突き当たって左に大きくカーブし下り坂になる.
この突き当たりで,尾根沿いの小径を分岐する.分岐点に「銭洗弁天」の案内板が露岩に取り付けられている.銭洗弁天の参道入口ということだろうか.とにかく,この道幅が狭い露地に入る.
<銭洗弁天参道に入る>
<葛原ヶ岡の桜>
▇尾根沿いの道から富士山が見える
狭い露地は尾根の直ぐ下をトラバースするほぼ水平の道である.進行方向左手は崖.右手は深い谷.何れも急傾斜である.崖側,谷側ともに住宅が建ち並ぶ.谷側の住宅地の切れ目から展望が開ける.
富士山が見える.その手前は藤沢の市街地,ここで展望の立ち休憩である.
<富士山が見える>
▇葛原ヶ岡の桜
11時30分,葛原ヶ岡公園に到着する.これまで殆ど人に会わなかったが,公園に到着すると突然沢山の観光客に遭遇する.
ここは鎌倉でも有名な桜の名所である.沢山の観光客が車座になって桜見物をしている.
<葛原ヶ岡に到着>
▇葛原岡神社
11時33分,葛原岡神社の参拝を済ませる.
境内の桜がとても綺麗で華やいだ風景を醸し出している.
<葛原岡神社>
▇葛原岡神社前の桜
葛原岡神社前の桜が丁度見頃を迎えている.
桜の木の下で,暫くの間,立ち止まって桜の枝をうっとりと見上げる.
<葛原岡神社前の桜>
▇日野俊基の墓
参加者の中に日野俊基に興味を持っている方が居られるので,葛原岡神社の直ぐ近くにある日野俊基墓を詣でる(11時52分).
”さて,これからどうしよう・・・?”
私は鎌倉駅前に13時30分頃到着するには,これからどんな経路を辿ったら良いのかを,皆さんの歩行速度と疲労具合を勘案しながら一人密かに頭の中でシミュレーションし続ける.
”まあ,とりあえずは「あじさい小径」を経由して源頼朝座像でも見に行こうかな?”
<日野俊基の墓>
(つづく)
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